6月3日週の注目経済指標!重要指標が多すぎて大荒れ必至!!!

ちょっとだけ踏みとどまってる感じもするけどさ・・・
ジワジワ破産に向かっている感じがしてしんどいよ・・・もう勘弁してくれ・・・

月初めは雇用統計にISMと注目指標が多い週です
予め大荒れすると思っておいたほうが気持ちは楽かもしれませんね

目次

注目経済指標

2024年6月3日~6月7日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。

特に重要な経済指標は赤背景にしてありますので参考にしてみてくださいね。

2024年6月3日(月曜日)

◆ニュージーランド市場は休場です。

◆中国で購買担当者景気指数(PMI)が発表されます。

購買担当者景気指数(PMI)は企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、アンケート調査した結果を指数化したものです。景気の動向を測るのに使用されます。

  • 10:45:🇨🇳 中国
    5月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)
    予想:51.6、前回:51.4

動くかもしれない金融商品:中国元関連通貨ペア

◆トルコで消費者物価指数(CPI)が発表されます。

消費者物価指数はインフレ具合を測る指標で、消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。

  • 16:00:🇹🇷 トルコ
    5月消費者物価指数(CPI)(前月比)
    予想:3.00%、前回:3.18%
  • 16:00:🇹🇷 トルコ
    5月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
    予想:74.80%、前回:69.80%

毎回思いますがトルコのCPIは数値が異常ですね・・・

日本円がトルコリラと同じレベルで安いみたいに揶揄されていたりしますので、日本経済が同じようにならない事を祈りたいですね。まぁ無いでしょうけど・・・。

動くかもしれない金融商品:トルコリラ関連通貨ペア

◆アメリカでISM製造業景況指数が発表されます。

  • 23:00:🇺🇸 アメリカ
    5月ISM製造業景況指数
    予想:49.6、前回:49.2

アメリカの製造業の景気動向を測る経済指標です。

前回から少し改善はしているものの、50を下回ると景気が良くないとされる指標であることから、予想通りに出たとしても製造業は悪化していると捉えるのが自然かと思います。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2024年6月4日(火曜日)

◆スイスで消費者物価指数(CPI)が発表されます。

消費者物価指数はインフレ具合を測る指標で、消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。

  • 15:30:🇨🇭 スイス
    5月消費者物価指数(CPI)(前月比)
    予想:0.4%、前回:0.3%

いち早く利下げを行ったスイスのCPI、大きな変化は見られず良い傾向にあると思います。

引き続き利下げを行っていくものと思われますので、フラン売りは継続される可能性が高いです。

ドルが未だに強いことから、僕のドル買いフラン売りの戦略は続けていけそうな気もしていますが、CPIの結果次第では戦略を練り直したほうがよいかもしれません。

動くかもしれない金融商品:スイスフラン関連通貨ペア

◆ドイツで失業者数が発表されます。

  • 16:55:🇩🇪 ドイツ
    5月失業者数(前月比)
    予想:0.80万人、前回:1.00万人
  • 16:55:🇩🇪 ドイツ
    5月失業率
    予想:5.9%、前回:5.9%

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆南アフリカで国内総生産(GDP)の発表があります。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 18:30:🇿🇦 南アフリカ
    1-3月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
    予想:0.2%、前回:0.1%
  • 18:30:🇿🇦 南アフリカ
    1-3月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
    予想:0.7%、前回:1.2%

動くかもしれない金融商品:南アフリカランド関連通貨ペア

◆アメリカでJOLTS求人が発表されます。

  • 23:00:🇺🇸 アメリカ
    4月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
    予想:837.7万件、前回:848.8万件

アメリカの求人状況を測ることができる経済指標、JOLTSです。

雇用統計の前哨戦はこちらになる印象ですが、今回は前回よりも悪化しているとの予想です。

前回の雇用統計が悪化していたことを考えると、求人状況も悪化していると考えるのが自然でしょう。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆アメリカで製造業新規受注が発表されます。

  • 23:00:🇺🇸 アメリカ
    4月製造業新規受注(前月比)
    予想:0.6%、前回:1.6%

ISM製造業景況指数と合わせてみておきたいこちらの製造業新規受注。予想は悪化となっています。

徐々に指標が悪くなってきているアメリカですが、これだけの高金利政策を維持しているからには当然の予想かなとも考えられます。むしろ今までが強すぎましたね。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2024年6月5日(水曜日)

◆オーストラリアで国内総生産(GDP)が発表されます。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 10:30:🇦🇺 オーストラリア
    1-3月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
    予想:0.2%、前回:0.2%
  • 10:30:🇦🇺 オーストラリア
    1-3月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
    予想:1.2%、前回:1.5%

動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア

◆中国で購買担当者景気指数(PMI)が発表されます。

購買担当者景気指数(PMI)は企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、アンケート調査した結果を指数化したものです。景気の動向を測るのに使用されます。

  • 10:45:🇨🇳 中国
    5月Caixinサービス業購買担当者景気指数(PMI)
    予想:52.6、前回:52.5

動くかもしれない金融商品:中国元関連通貨ペア

◆欧州で卸売物価指数(PPI)が発表されます。

別名「生産者物価指数」と言われており、消費者物価指数(CPI)と対をなす経済指標です。

文字通り生産者側からのインフレ具合を測るもので、CPIと似たように扱われます。どちらかというと注目度は消費者物価指数(CPI)の方が高いです。

  • 18:00:🇪🇺 ユーロ
    4月卸売物価指数(PPI)(前月比)
    予想:-0.6%、前回:-0.4%
  • 18:00:🇪🇺 ユーロ
    4月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
    予想:-5.3%、前回:-7.8%

卸売物価指数がマイナス状態の欧州、依然としてマイナス予想となっています。

こんな状況なのに上がり続けるユーロ・・・一体どうして・・・。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆アメリカでADP雇用統計が発表されます。

  • 21:15:🇺🇸 アメリカ
    5月ADP雇用統計(前月比)
    予想:17.5万人、前回:19.2万人

民間の雇用統計と呼ばれるADP雇用統計、予想は悪化となっています。

個人的には納得の予想となっていますので、JOLTSの結果と合わせて参照することで週末の雇用統計の予測がある程度立てられるんじゃないかなと思います。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆カナダで政策金利が発表されます。

  • 22:45:🇨🇦 カナダ
    カナダ銀行 政策金利
    予想:4.75%、前回:5.00%

6月利下げ予想とされていたカナダ、予告通り利下げするのかどうかに注目です。

カナダが利下げを実行するということは北米圏での利下げは既定路線とも言えると思います。

アメリカも早く利下げしてくれ・・・ワイのドル円を助けて・・・

動くかもしれない金融商品:カナダドル関連通貨ペア

◆アメリカでISM被製造業景況指数が発表されます。

  • 23:00:🇺🇸 アメリカ
    5月ISM非製造業景況指数(総合)
    予想:50.9、前回:49.4

こちらは非製造業の指数となっています。予想が50を超えてきていますが、果たしてどうなるのか。

この指標だけ強くても他が弱ければ総合的には弱いと判断できますので、さほど気にしなくても良さそうです。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2024年6月6日(木曜日)

◆ドイツで製造業新規受注が発表されます。

  • 15:00:🇩🇪 ドイツ
    4月製造業新規受注(前月比)
    予想:0.6%、前回:-0.4%
  • 15:00:🇩🇪 ドイツ
    4月製造業新規受注(前年同月比)
    予想:0.3%、前回:-1.9%

ドイツの製造業関連が改善してきている予想となっています。

さすがドイツ経済は底堅いですね。欧州が未だに強いのはドイツのおかげと言っても過言ではないかもしれません。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆イギリスで購買担当者景気指数(PMI)が発表されます。

購買担当者景気指数(PMI)は企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、アンケート調査した結果を指数化したものです。景気の動向を測るのに使用されます。

  • 17:30:🇬🇧 イギリス
    5月建設業購買担当者景気指数(PMI)
    予想:52.5、前回:53.0

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

◆欧州で小売売上高が発表されます。

  • 18:00:🇪🇺 ユーロ
     4月小売売上高(前月比)
    予想:-0.2%、前回:0.8%
  • 18:00:🇪🇺 ユーロ
     4月小売売上高(前年同月比)
    予想:0.3%、前回:0.7%

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆欧州の政策金利が発表されます。

  • 21:15:🇪🇺 ユーロ
    欧州中央銀行(ECB)政策金利
    予想:4.25%、前回:4.50%

カナダに続き、予定通り欧州も6月に利下げを実行する予想となっています。

これがユーロ円のトレンド転換のきっかけになってくれればいいのですが・・・。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆アメリカで失業保険関連指標が発表されます。

  • 21:30:🇺🇸 アメリカ
    前週分新規失業保険申請件数
    予想:21.6万件、前回:21.9万件
  • 21:30:🇺🇸 アメリカ
    前週分失業保険継続受給者数
    予想:179.4万人、前回:179.1万人

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆欧州中央銀行ラガルド総裁の定例記者会見があります。

  • 21:45:🇪🇺 ユーロ
    ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

政策金利発表後にどのような見通しと立てているかについて話をするかと思われます。

年にあと何回利下げをするつもりなのか、それともしないのか。ユーロトレーダーはしっかりチェックしておきましょう。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

2024年6月7日(金曜日)

◆欧州で国内総生産(GDP)が発表されます。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 18:00:🇪🇺 ユーロ
    1-3月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前期比)
    予想:0.3%、前回:0.3%
  • 18:00:🇪🇺 ユーロ
    1-3月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比)
    予想:0.4%、前回:0.4%

今回は速報値ではなく確定値なので、ブレが無いのであればスルーしても良い指標です。

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆メキシコで消費者物価指数(CPI)が発表されます。

消費者物価指数はインフレ具合を測る指標で、消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。

  • 21:00:🇲🇽 メキシコ
    5月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
    予想:4.83%、前回:4.65%

動くかもしれない金融商品:メキシコペソ関連通貨ペア

◆アメリカで雇用統計が発表されます。

  • 21:30:🇺🇸 アメリカ
    5月非農業部門雇用者数変化(前月比)
    予想:19.0万人、前回:17.5万人
  • 21:30:🇺🇸 アメリカ
    5月失業率
    予想:3.9%、前回:3.9%
  • 21:30:🇺🇸 アメリカ
    5月平均時給(前月比)
    予想:0.3%、前回:0.2%
  • 21:30:🇺🇸 アメリカ
    5月平均時給(前年同月比)
    予想:3.9%、前回:3.9%

アメリカの経済状況を測るうえで重要な指標のひとつ、雇用統計。

今回は若干改善予想となっていますが、失業率や前年同月比の平均時給が予想通りということであれば引き続き悪化していると捉えることもできますので、強弱入り混じる結果になる可能性があります。

雇用数については前回から修正されることも多く、発表時の瞬間的な数値は水増し的な感じになっている事も否めませんので、しっかり中身をチェックすることが大事になりそうです。

その分相場が荒れてしまうのが気がかりなので、防御力高めに立ち回りましょう。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆カナダで雇用統計が発表されます。

  • 21:30:🇨🇦 カナダ
    5月新規雇用者数
    予想:2.50万人、前回:9.04万人
  • 21:30:🇨🇦 カナダ
    5月失業率
    予想:6.2%、前回:6.1%

カナダの雇用状況は悪化予想となっています。

これ以上放置しておくとさらなる経済の悪化は逃れられないでしょうから、利下げのタイミングはバッチリだったのかもしれませんね。

動くかもしれない金融商品:カナダドル関連通貨ペア

月初は雇用統計ウィーク!おまけにISMもあるからブンブンに荒れそうな気配だ!!!
そしてカナダと欧州の利下げが実施されるのかどうかについても注目しておこう!!!

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気にしておくべきこと

先週は日銀が介入実績を公表したり、6月の国債買入額を据え置くなど、日本のニュースが目立ちました

政府・日銀の為替介入、過去最大の9.8兆円-29日までの1カ月間

財務省は31日、4月26日-5月29日の為替介入額が9兆7885億円だったと発表した。月次ベースの介入額として過去最大を更新。日本銀行が3月に17年ぶりの利上げに踏み切った後も日米金利差を主因に円安の流れに歯止めがかからず、通貨当局は介入も辞さない構えを示していた。

Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-31/SDXEBWT1UM0W00

しかし介入の結果もむなしく、ドル円は157円台に回帰。引き続きドル買い円売りの構図が続いていきそうな気しかしない相場になっています。

さてここからどうなっていくのかを考えたいと思いますが、ドル円は悲しいですが急速に円高方向に振れるということはしばらく無いでしょう。

必要な条件は「日銀の利上げ」と「米国の利下げ」の2つです。この2つが実際に実行されて市場に影響を及ぼしてこない限り、ドル円が円高に傾くことは期待できないでしょう。

一方で希望も見えてきています。

まずはこちらをごらんください。アメリカ10年国債利回りから2年国債利回りを引いたものになります。

10年国債利回り – 2年国債利回りのチャート。黄色線が0%で、それを下回ると逆イールド状態と言える

アメリカの国債利回りが逆イールドになっている事は以前からお伝えしている通りですが、チャートが徐々に底打ちしてきた感じを見せてきました。

過去に照らし合わせてみると、正イールド(短期利回りが低く、長期利回りが高い状態)に戻る時には景気後退が起きています。

個人的には早くて来年の初め頃にはこれが正イールドに戻るのではないかなと考えています。

ということはそれを見越して今年の年末前ぐらいにはドル円が円高方向にトレンド転換するのが自然な流れなんじゃないかなと考えています。

次にこちらをご覧ください。アメリカ10年国債利回りから日本の10年国債利回りを引いたものになります。

アメリカ10年国債利回りから日本の10年国債利回りを引いたもの

ドル円が超円安上昇トレンドに転換したのが2021年頭頃ですが、この長期国債利回りの差が拡大し始めているのも同時期です。

これを踏まえると、この長期国債利回りの差が縮まっていくことがドル円のトレンド転換につながると考えて良いと思います。

そしてチャートからも見て取れる通り、頭打ち感があります。よってこれ以上の差の拡大は無いのではないかなと考えています。

現に日本国債利回りはジワジワと上昇しており、アメリカ国債は利下げを意識してか5%は超えないように推移していると見受けられます。

長期金利 1.1%に上昇 2011年7月以来の高水準

30日の債券市場では、長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが1.1%をつけ、2011年7月以来の水準まで上昇しました。

国債は、価格が下がると金利が上昇するという関係にあります。

30日の債券市場では、日本国債を売る動きが強まり、午前の取り引きで、長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが一時、1.1%まで上昇しました。

NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240530/k10014465601000.html

つまり何がいいたいかと言うと・・・

ドル円・・・天井じゃね・・・?

では今回のまとめです。

  • アメリカの雇用統計は先週に引き続き悪化するか!?
  • カナダが利下げ開始でアメリカも追随か!?
  • 欧州も利下げで世界的利下げ相場が到来!?

ぜひ参考にしてくださいね。

ついに利下げラッシュが来るぞ!待ちに待ったこの展開にオラワックワクするぞ!
ワイの含み損がどれだけ解消されるか、注目してくれよな!!!

あまりにも行き過ぎた円安相場・・・大きな巻き戻しが来るとしたら、もしかすると今年中にかなりの円高水準に戻す可能性もある・・・かもしれません。※ポジトークです

※記事中のチャートツールはtradingview.comを活用しています

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