NVIDIAが株式を分割!買うべき?待つべき?

今話題の半導体企業エヌビディアが株式分割したよ!
安くなったから買っちゃう!?買っちゃう!?

まあ待ちたまえ。必ずしも安いからと言って買って良いわけではないんだよ。
今回はその辺りを解説しようと思うよ。

目次

エヌビディア(NVIDIA)とは?

エヌビディア(NVIDIA、ティッカーシンボル:NVDA)はアメリカの半導体企業で、主にパソコンなどに使われるグラフィックボード(GPU)を設計・共有している会社です。

他にもモバイルや自動車のチップを作ったり、人工知能(AI)関連のハードウェアとソフトウェアを供給しています。

NVIDIAのGPUは様々な分野で多岐にわたって使用されており、今後の技術発展には欠かせない存在となっています。

株価は記事執筆時点(2024年6月8日)で1200ドルほどとなっており、1年前の今頃は約400ドルを推移していたため、1年でなんと3倍にもなってしまったモンスター企業です。

そんな企業が2024年6月7日を現地権利付最終売買日として株式分割を行うと発表し、それが実行されました。

エヌビディア(NVIDIA)の株式分割を解説

まず株式分割とは何か?について簡単に解説すると以下のようになります。

  • 企業が1株を分割して株式を増やす行為
  • 1株を買いやすくして市場の需要と供給を改善し、より投資家に投資してもらいやすくする
  • 既に保有している株の価値は変わらず、代わりに保有株数が増える
    (例:100株持っている200ドルの株式を2分割 → 100株が200株になって200ドルは100ドルになる)

今回NVIDIAは1:10の株式分割を行いました。これはつまり100株が1000株になり、1200ドルの株価は120ドルになります。

しかし、120ドルならちょっと買いやすいですが、本当に今買うタイミングなのでしょうか?

1年前に約400ドル、2年前には約200ドル台で推移していた株は、1200ドルまで上昇しました。

直近ではiPhoneやMacでおなじみ米Appleの時価総額を抜き、世界2位の企業に躍り出ています。

ここから買っていって良いものかどうか、僕なりに考えてみたいと思います。

エヌビディア(NVIDIA)は今買うべき?

結論から申し上げると、僕は今は買うタイミングでは無いと考えています。

理由は2つほど。

  • 株式分割は買いやすくなるが売りやすくもなる
  • アメリカの景気後退リスク

順番に解説します。

株式分割は買いやすくなるが売りやすくもなる

株式分割が行われると株価が安くなり買いやすくなります。

しかしもう一方で、既に保有している人にとっては手放しやすくなる、という側面もある事は理解しておきましょう。

例えばNVIDIA株を100株持っているとしましょう。それを分割で1000株保有することになります。

するとどうでしょうか。そのうちある程度は売って別の企業に分散投資しようという人も出てくるはずです。

比較になるかどうかはわかりませんが、日本のNTT株は分割後に20%以上も値下がりしてしまいました。(2024年1月に190円から2024年6月に150円へ)。

他にも要因はあったかとは思いますが、分割後に伸びなかった例として覚えておいても良いと思います。

おまけに時価総額が世界で2位になったという点も見過ごせません。世界1位はマイクロソフトですが、その企業を抜くだけの勢いがあるのかどうか?この点はしっかり分析したうえで判断したいところです。

アメリカの景気後退リスク

現在、アメリカは利下げをするかしないか、という瀬戸際に来ている状況です。

過去に習うと、アメリカ国債のイールドカーブが逆になった場合(長期国債利回りが短期国債利回りよりも低い状態)、正イールド(長期国債利回りが短期国債利回りよりも高い状態)に戻った時には景気後退が起きてきました。

アメリカの経済指標は強弱入り混じっていてなかなか景気が悪化しない状況にあるようですが、高金利政策を長い間維持する事が何を意味するのかについては少し調べればわかることです。

つまり企業がお金を借りづらい状況下で資金繰りがショートして業績にあまり良い影響を与えない以上、どこかで崩れてしまうのは間違いありません。

思った以上にアメリカの景気は強いですが、僕としてはいつか崩れる時は必ず来ると思っています。

そうなれば米国の株価は総崩れして、NVIDIAも例外なく売られるでしょう。期待されているだけあまり下がらない可能性もありますが、一旦は売られると考えています。

おまけに今は恐怖&貪欲指数が中立に位置しており、市場の心理状態はどちらとも言えないです。

よって、ここから夏枯れ相場が到来することもあり、時期的にはあまり積極的に買いたいとは言えないんじゃないかなと考えています。

もちろんこれはエヌビディアだからというわけではなく、米国株式全体に言えることでしょう。

いつでも買えるように備えておこう!

というわけでNVIDIAを買うタイミングについては「今じゃない」という僕の考えをシェアさせて頂きました。

買うとするならば、アメリカ株が総崩れして下がった時や、恐怖&貪欲指数がEXTREME FEAR(極度の恐怖状態)になっている時がベストかなと考えます。

その時に備えて、働いた分のお給料を少しずつ証券会社に貯めつつ、時期を待つことをオススメします。

ちなみにmoomoo証券ではアメリカ株のプレマーケット時間も取引ができるので、いち早くNVIDIAを買いたいって人はmoomoo証券で口座開設をしておくと良いでしょう。

米国株トレードは米国NASDAQに上場している親会社を持つmoomoo証券が一番やりやすいかなと思います。

ちなみに2024年6月10日の17時からどの証券会社よりもいち早く取引ができるようになるとのことです。

この機会に是非口座開設してみてください。無料で使えるアプリだけでも超優秀なので、過去の記事から有用性を確認してインストールしてみることをオススメします。僕もよく使っています。

https://jinfxblog.com/archives/39256

そんなわけでエヌビディアは待ち!時期が来るまで正座して待とう!
セルインメイの格言にもある通り、ここから9月までは微妙な相場が続くと思うよ!
下手に手を出さず、防御力高めで立ち回ってくれよな!

焦って取引すると良くないよ!じっくり時期を待ってから買うんだ!
JINさんは株式トレードだけは上手だから多分大丈夫!

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