8月5日週の注目経済指標!円高・ドル安・株安と、夏枯れ相場に引き続き警戒せよ!!

日銀利上げなんて聞いてないよぉぉぉぉ!(泣)
絶対に日銀は動かないって思ってたのに・・・!!!

まさか日銀が利上げするとは・・・
裏切られた人も多かったんじゃなかろうか・・・

目次

注目経済指標

2024年8月5日~8月9日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。
特に重要な経済指標は赤背景にしてありますので参考にしてみてくださいね。

2024年8月5日(月曜日)

◆日本で金融政策決定会合議事要旨の発表があります。

  • 08:50:🇯🇵 日本
    日銀・金融政策決定会合議事要旨

ついに利上げを決行した日銀。この日は会合で語られた詳細が発表される日となります。

あまりにもタカ派の姿勢へと転向してしまった植田総裁の細かな展望がこの日明らかになりますが、内容次第では更に日経とドル円は下落してしまうかもしれません。

週の頭から警戒が必要ですね。。。

動くかもしれない金融商品:クロス円通貨ペア全般

◆中国でサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が発表されます。

  • 10:45:🇨🇳 中国
    7月Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
    予想:51.5、前回:51.2

動くかもしれない金融商品:人民元関連通貨ペア

◆トルコで消費者物価指数(CPI)が発表されます。

消費者物価指数はインフレ具合を測る指標で、消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。

  • 16:00:🇹🇷 トルコ
    7月消費者物価指数(CPI)(前月比)
    予想:3.45%、前回:1.64%
  • 16:00:🇹🇷 トルコ
    7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
    予想:62.10%、前回:71.60%

動くかもしれない金融商品:トルコリラ関連通貨ペア

◆欧州諸国でサービス部門担当者景気指数(PMI)の改定値が発表されます。

サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、アンケート調査した結果を指数化したものです。景気の動向を測るのに使用されます。

  • 16:50:🇫🇷 フランス
    7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
    予想:50.7、前回:50.7
  • 16:55:🇩🇪 ドイツ
    7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
    予想:52.0、前回:52.0
  • 17:00:🇪🇺 ユーロ
    7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
    予想:51.9、前回:51.9
  • 17:30:🇬🇧 イギリス
    7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
    予想:52.4、前回:52.4
改定値と速報値の違いは?
経済指標の中には「速報値」と「改定値」が存在する場合があります。

これは発表時にまず短期的に速報値を発表して景気判断を行います。 次に正確なデータを蓄積してデータの精度を高めた後に発表されるのが改定値です。というわけでどちらかと言うと改定値の方が重要です。

◆欧州で卸売物価指数(PPI)が発表されます。

別名「生産者物価指数」と言われており、消費者物価指数(CPI)と対をなす経済指標です。

文字通り生産者側からのインフレ具合を測るもので、CPIと似たように扱われます。どちらかというと注目度は消費者物価指数(CPI)の方が高いです。

  • 18:00:🇪🇺 ユーロ
    6月卸売物価指数(PPI)(前月比)
    予想:0.4%、前回:-0.2%
  • 18:00:🇪🇺 ユーロ
    6月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
    予想:-3.3%、前回:-4.2%

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆アメリカで購買担当者景気指数(PMI)の発表があります。

  • 22:45:🇺🇸 アメリカ
    7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
    予想:56.0、前回:56.0
  • 22:45:🇺🇸 アメリカ
    7月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
    前回:55.0

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆アメリカでISM非製造業景況指数(総合)の発表があります。

  • 23:00:🇺🇸 アメリカ
    7月ISM非製造業景況指数(総合)
    予想:51.0、前回:48.8

こちらは非製造業の指数となっています。予想が50を超えてきていますが、果たしてどうなるのか。

この指標だけ強くても他が弱ければ総合的には弱いと判断できますのでさほど気にしなくても良さそうですが、予想とあまりにも乖離してしまうと大きく動く可能性があります。

今週の注目指標の中でも特に注目されているのは間違いありませんので警戒しておきましょう。

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2024年8月6日(火曜日)

◆オーストラリアで政策金利が発表されます。

  • 13:30:🇦🇺 オーストラリア
    豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
    予想:4.35%、前回:4.35%

動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア

◆ドイツで製造業新規受注が発表されます。

  • 15:00:🇩🇪 ドイツ
    6月製造業新規受注(前月比)
    予想:0.5%、前回:-1.6%
  • 15:00:🇩🇪 ドイツ
    6月製造業新規受注(前年同月比)
    予想:-14.0%、前回:-8.6%

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆イギリスで建設業購買担当者景気指数(PMI)が発表されます。

  • 17:30:🇬🇧 イギリス
    7月建設業購買担当者景気指数(PMI)
    予想:52.5、前回:52.2

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

◆欧州で小売売上高が発表されます。

小売売上高とは小売業とサービス業の売上高を集計したもので、経済が順調かどうかを示す指標になります。

  • 18:00:🇪🇺 ユーロ
    6月小売売上高(前月比)
    予想:-0.1%、前回:0.1%
  • 18:00:🇪🇺 ユーロ
    6月小売売上高(前年同月比)
    予想:0.1%、前回:0.3%

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

2024年8月7日(水曜日)

◆ニュージーランドで四半期失業率が発表されます。

  • 07:45:🇳🇿 ニュージーランド
    4-6月期四半期就業者数増減(前期比)
    予想:-0.2%、前回:-0.2%
  • 07:45:🇳🇿 ニュージーランド
    4-6月期四半期就業者数増減(前年同期比)
    予想:0.0%、前回:1.2%
  • 07:45:🇳🇿 ニュージーランド
    4-6月期四半期失業率
    予想:4.7%、前回:4.3%

動くかもしれない金融商品:NZドル関連通貨ペア

◆ドイツで鉱工業生産が発表されます。

  • 15:00:🇩🇪 ドイツ
    6月鉱工業生産(前月比)
    予想:1.0%、前回:-2.5%
  • 15:00:🇩🇪 ドイツ
    6月鉱工業生産(前年同月比)
    予想:-4.2%、前回:-6.7%

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

2024年8月8日(木曜日)

◆日本で貿易収支の発表があります。

  • 08:50:🇯🇵 日本
    6月国際収支・貿易収支
    予想:3580億円、前回:-1兆1089億円

前回はかなりのマイナスを叩き出していた日本の貿易収支ですが、今回は黒字に落ち着く予想となっています。

経済が安定してきているのであれば利上げ理由にもなりますので、これがきっかけで更に円が買われる可能性もあるでしょう。

動くかもしれない金融商品:クロス円通貨ペア全般

◆メキシコで消費者物価指数(CPI)が発表されます。

  • 21:00:🇲🇽 メキシコ
    7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
    前回:4.98%

動くかもしれない金融商品:メキシコペソ関連通貨ペア

◆アメリカで新規失業保険申請の発表があります。

失業保険の新規受給者が増える、継続受給者が減らない、ということであれば経済は悪いという判断になります。逆に新規が減り、継続が減れば経済が回復してきているという捉え方で良いかと思います。

  • 21:30:🇺🇸 アメリカ
    前週分新規失業保険申請件数
    予想:24.2万件、前回:24.9万件
  • 21:30:🇺🇸 アメリカ
    前週分失業保険継続受給者数
    前回:187.7万人

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆メキシコで政策金利が発表されます。

  • 28:00:🇲🇽 メキシコ
    メキシコ中銀、政策金利
    予想:10.75%、前回:11.00%

動くかもしれない金融商品:メキシコペソ関連通貨ペア

2024年8月9日(金曜日)

◆中国で生産者物価指数(PPI)および消費者物価指数(CPI)が発表されます。

  • 10:30:🇨🇳 中国
    7月生産者物価指数(PPI)(前年同月比)
    予想:-0.9%、前回:-0.8%
  • 10:30:🇨🇳 中国
    7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
    予想:0.3%、前回:0.2%

動くかもしれない金融商品:人民元関連通貨ペア

◆ドイツで消費者物価指数(CPI)が発表されます。

  • 15:00:🇩🇪 ドイツ
    7月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比)
    予想:0.3%、前回:0.3%
  • 15:00:🇩🇪 ドイツ
    7月消費者物価指数(CPI、改定値)(前年同月比)
    予想:2.3%、前回:2.3%

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆カナダで雇用統計が発表されます。

  • 21:30:🇨🇦 カナダ
    7月新規雇用者数
    予想:2.87万人、前回:-0.14万人
  • 21:30:🇨🇦 カナダ
    7月失業率
    予想:6.5%、前回:6.4%

動くかもしれない金融商品:カナダドル関連通貨ペア

今週は日銀会合議事要旨と米ISM発表の月曜日がピークの週かも!?
先週の激ヤバウィークを乗り越えた今週はその流れを踏襲するかどうかに注目です。
円は更に円高へ、ドルは更にドル安へ、株は更に下落へ・・・?

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気にしておくべきこと

ついに我らが日銀が政策金利の利上げを決定して、政策金利を0.25%程度に引き上げること決めました。

日銀 追加利上げ決定 政策金利0.25%程度に

日銀は、31日まで開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度に引き上げる追加の利上げを決めました。
これについて植田総裁は会合のあとの記者会見で「物価が上振れるリスクに注意する必要があり、2%の物価目標の持続的・安定的な実現のために利上げの実施が適切だと判断した」と述べました。

NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240731/k10014530751000.html

今回の利上げ・・・僕も予想してませんでしたし、読み間違えた人多いんじゃないですか?
まさか日銀が利上げに動くとは思いませんでしたね。

そしてさらにアメリカの経済指標は軒並み悪化という結果に終わり、アメリカの景気後退を強く意識させる週となりました。

米雇用、7月11.4万人増で予想下回る 失業率上昇 大幅利下げ観測台頭

米労働省が2日発表した7月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比11万4000人増となり予想を下回った。失業率は2021年9月以来約3年ぶりの高水準となる4.3%に上昇。労働市場の悪化や景気後退への懸念が高まる可能性がある。
7月は平均賃金の前年比での伸びが約3ぶりの低水準となった。米連邦準備理事会(FRB)が9月の次回会合で利下げに動く強い根拠になるとみられる。

ロイター https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/TETOZJDUQVLYNFQ7FWCWKPS3YI-2024-08-02/

これによって米ドル円は150円割れの大暴落で、もう円安は終わったかもしれません。
さらに米雇用統計の結果も悪くアメリカも年内に多くて5回の利下げ観測が浮上しています。

2024年は株も為替も上がり続けていましたが、ここが押し目と見るかトレンド転換と見るかで、命運が分かれるかもしれません。

どちらにしてもこういった急展開の局面では大負けしやすいですから、資金管理だけはしっかりしておきましょうね。

では今回のまとめです。

  • 日銀は今後も利上げに前向きなのか!?
  • 市場は全部売れモード突入!?
  • 夏枯れも含めて激ヤバ相場に要注意!!
  • 景気後退が起きるとどうなるのかを考えながら動こう!!

ぜひ参考にしてくださいね。

8月はバケーションシーズンで薄商いになりがちです・・・
こういう時はセリクラが起きやすいんだ・・・
えっ、ってことは更に落ちるってこと・・・?日経2万台もあるのか・・・?

今週は大きな指標がないけど、先週の日銀の余波もあります
相場の急騰・急落に注意しましょう!

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