12月23日週の注目経済指標！薄商いの乱高下に気をつけろ！！

2024年12月23日

うぉぉぉ！円安止まらないぃぃぃぃ！
もうダメかもしれない・・・

植田総裁は本当に利上げする気あるのか？
国民はインフレに苦しんでるよ・・・

注目経済指標

2024年12月23日～12月27日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。

特に重要な経済指標は赤背景にしてありますので参考にしてみてくださいね。

2024年12月23日(月曜日)

◆イギリスで国内総生産(GDP)が発表されます。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

改定値と速報値の違いは？

経済指標の中には「速報値」と「改定値」が存在する場合があります。

これは発表時にまず短期的に速報値を発表して景気判断を行います。次に正確なデータを蓄積してデータの精度を高めた後に発表されるのが改定値です。というわけでどちらかと言うと改定値の方が重要です。

16:00：🇬🇧　イギリス
7-9月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
予想：0.1%、前回：0.1%
16:00：🇬🇧　イギリス
7-9月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
予想：1.0%、前回：1.0%

動くかもしれない金融商品：英ポンド関連通貨ペア

◆アメリカで耐久財受注の発表があります。

22:30：🇺🇸　アメリカ
11月耐久財受注(前月比)
予想：-0.3%、前回：0.2%
22:30：🇺🇸　アメリカ
11月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
予想：0.3%、前回：0.1%

動くかもしれない金融商品：米ドル関連通貨ペア（ドル円、ドルストレート）、米国株

◆カナダで国内総生産(GDP)が発表されます。

22:30：🇨🇦　カナダ
10月月次国内総生産(GDP)(前月比)
予想：0.2%、前回：0.1%
22:30：🇨🇦　カナダ
10月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)
予想：1.6%、前回：1.6%

動くかもしれない金融商品：カナダドル関連通貨ペア

◆アメリカで消費者信頼感指数の発表があります。

24:00：🇺🇸　アメリカ
11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
予想：113.0、前回：111.7

動くかもしれない金融商品：米ドル関連通貨ペア（ドル円、ドルストレート）、米国株

◆アメリカで新築住宅販売件数の発表があります。

アメリカの国民が家を建てているかどうかは経済が順調かどうかを示す指標になります。前回より増えている場合には経済が順調で、インフレ加速懸念が増加するおそれがあります。
減っている場合はその逆でインフレ鈍化傾向ということですね。

24:00：🇺🇸　アメリカ
11月新築住宅販売件数(年率換算件数)
予想：66.5万件、前回：61.0万件
24:00：🇺🇸　アメリカ
11月新築住宅販売件数(前月比)
予想：9.0%、前回：-17.3%

なんでこんなに住宅強いんだよ・・・アメリカ経済まじでどうなってんの！？

動くかもしれない金融商品：米ドル関連通貨ペア（ドル円、ドルストレート）、米国株

2024年12月24日(火曜日)

◆日本で金融政策決定会合議事要旨が公開されます。

08:50：🇯🇵　日本
日銀・金融政策決定会合議事要旨

動くかもしれない金融商品：米ドル円、クロス円通貨ペア全般、日経平均株価

◆オーストラリアで金融政策会合議事要旨が発表されます。

09:30：🇦🇺　オーストラリア
豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表

動くかもしれない金融商品：豪ドル関連通貨ペア

◆アメリカでリッチモンド連銀製造業指数の発表があります。

24:00：🇺🇸　アメリカ
12月リッチモンド連銀製造業指数
予想：-10、前回：-14

動くかもしれない金融商品：米ドル関連通貨ペア（ドル円、ドルストレート）、米国株

2024年12月25日(水曜日)

◆アメリカ・欧州市場はクリスマスで休場です。

◆日本で植田和男日銀総裁の発言があります。

–:–：🇯🇵　日本
植田和男日銀総裁、発言

ここでタカな発言が出るのは期待できないだろうなぁ・・・またずるずる円安になってしまうんだろうか・・・

動くかもしれない金融商品：米ドル円、クロス円通貨ペア全般、日経平均株価

2024年12月26日(木曜日)

◆欧州市場は休場です。

◆トルコで政策金利が発表されます。

20:00：🇹🇷　トルコ
トルコ中銀、政策金利
予想：48.50%、前回：50.00%

実質金利がプラスになってきたトルコ、ついにゆっくり利下げ開始か！？
利下げ早まって大丈夫なのか！？

動くかもしれない金融商品：トルコリラ関連通貨ペア

◆アメリカで新規失業保険申請件数の発表があります。

失業保険の新規受給者が増える、継続受給者が減らない、ということであれば経済は悪いという判断になります。逆に新規が減り、継続が減れば経済が回復してきているという捉え方で良いかと思います。

22:30：🇺🇸　アメリカ
前週分新規失業保険申請件数
前回：22.0万件
22:30：🇺🇸　アメリカ
前週分失業保険継続受給者数
前回：187.4万人

動くかもしれない金融商品：米ドル関連通貨ペア（ドル円、ドルストレート）、米国株

2024年12月27日(金曜日)

◆日本で失業率の発表があります。

08:30：🇯🇵　日本
11月失業率
予想：2.5%、前回：2.5%
08:30：🇯🇵　日本
11月有効求人倍率
予想：1.25、前回：1.25

動くかもしれない金融商品：米ドル円、クロス円通貨ペア全般、日経平均株価

◆日本で東京都の消費者物価指数(CPI)の発表があります。

消費者物価指数はインフレ具合を測る指標で、消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格の動向を示す指標のことです。

08:30：🇯🇵　日本
12月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
予想：2.5%、前回：2.2%

東京のCPIも全国CPIも順調にインフレ加速を示しているなぁ・・・これは利上げ材料になると思うんだけど・・・

動くかもしれない金融商品：米ドル円、クロス円通貨ペア全般、日経平均株価

◆日本で鉱工業生産の発表があります。

08:50：🇯🇵　日本
11月鉱工業生産・速報値(前月比)
予想：-3.5%、前回：2.8%
08:50：🇯🇵　日本
11月鉱工業生産・速報値(前月比)
予想：-3.1%、前回：1.4%

動くかもしれない金融商品：米ドル円、クロス円通貨ペア全般、日経平均株価

今週はクリスマス休暇で薄商いになるよ！そういう時は市場参加者が少なくて急な変動があるから安易なポジションはおすすめしないぜ！年末に向けて締めのトレード頑張ろうず！！

ちなみに経済指標はGMO外貨さんのウェブサイトが見やすいよ！
FX口座としてもかなり優秀なので是非口座開設してみてね！
いまならキャッシュバック額もかなり大きいよ！

気にしておくべきこと

先週の為替相場は、米FOMCの来年の利下げ回数の減少見通しと、日銀の金利据え置きで、ドル円は再び158円付近まで上昇するという円安相場が再来しました。

ＦＯＭＣ、金利引き下げ－追加利下げにはインフレ進展必要と議長

米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）は12月17－18両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定した。これで３会合連続の利下げとなる。
Bloomberg　https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-18/SOPE68T1UM0X00

12 月会合で米FOMCは0.25%の利下げをしたものの、インフレ高止まりを巡る懸念からタカ派の姿勢を示しました。

現時点での市場のメインシナリオは、「25年は5月の利下げ1回のみ」と、当面の利下げペースの停止を示唆しています。

そして我らが日銀は政策金利の現状維持を決め、日米金利差の縮小から再び円安が加速しています。

日本も物価高や昨今では米価格の上昇で生活が苦しくなっている人も増えている中、果たして日本の経済はどうなってしまうのか。

日銀が金融政策の維持決定、植田総裁のハト派的発言受けて円安加速

日本銀行は19日の金融政策決定会合で、現行政策の維持を賛成多数で決めた。植田和男総裁の記者会見でのハト派的な発言を受けて、市場では早期の追加利上げ観測が後退し、円安が加速している。
Bloomberg　https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-19/SOO0PFT0AFB400?srnd=cojp-v2

今週はクリスマス休暇や年末年始が近いこともあり、市場参加者は急激に減っていき、荒い値動きやスプレッドの拡大も予想されます。

25日はクリスマス休暇で取引時間は15:30までのFX会社が多いので、取引時間に注意しましょうね。

では今回のまとめです。