1月13日週の注目経済指標!アメリカCPIが上振れ予想でドル買い警報!!

なんか国債金利が急上昇したせいで逆にドル売られてるって話を見たんだけど・・・ドル円天井ってことでいいの?株が落ちてて日本円が買われるっていう状況になっちゃってるみたいだけど?

まだまだ金利差は高いし、なんなら今年金利上げるかもって噂も出てきてるから、ドル円はここでレンジかも?
とにかく今週の指標でまた色々判断してみたいところだね

2025年1月13日~1月17日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。

目次

日本市場

◆1月13日(月曜日)、日本市場は成人の日でお休みです。

その他、今週の日本市場に特にめぼしい指標はありません。

アジア・オセアニア市場

◆オーストラリアで雇用統計が発表されます。

  • 1/16(木)09:30:🇦🇺 オーストラリア
    12月新規雇用者数
    予想:1.50万人、前回:3.56万人
  • 1/16(木)09:30:🇦🇺 オーストラリア
    12月失業率
    予想:4.0%、前回:3.9%

◆中国で四半期国内総生産(GDP)が発表されます。

  • 1/17(金)11:00:🇨🇳 中国
    10-12月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
    予想:1.6%、前回:0.9%
  • 1/17(金)11:00:🇨🇳 中国
    10-12月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
    予想:5.0%、前回:4.6%

◆中国で小売売上高と鉱工業生産が発表されます。

  • 1/17(金)11:00:🇨🇳 中国
    12月小売売上高(前年同月比)
    予想:3.5%、前回:3.0%
  • 1/17(金)11:00:🇨🇳 中国
    12月鉱工業生産(前年同月比)
    予想:5.4%、前回:5.4%

欧州市場

◆イギリスで消費者物価指数(CPI)が発表されます。

  • 1/15(水)16:00:🇬🇧 イギリス
    12月消費者物価指数(CPI)(前月比)
    予想:0.4%、前回:0.1%
  • 1/15(水)16:00:🇬🇧 イギリス
    12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
    予想:2.6%、前回:2.6%
  • 1/15(水)16:00:🇬🇧 イギリス
    12月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
    予想:3.4%、前回:3.5%

◆ドイツで消費者物価指数(CPI)(改定値)が発表されます。

  • 1/16(木)16:00:🇩🇪 ドイツ
    12月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比)
    予想:0.4%、前回:0.4%
  • 1/16(木)16:00:🇩🇪 ドイツ
    12月消費者物価指数(CPI、改定値)(前年同月比)
    予想:2.6%、前回:2.6%

◆イギリスで国内総生産(GDP)が発表されます。

  • 1/16(木)16:00:🇬🇧 イギリス
    11月月次国内総生産(GDP)(前月比)
    予想:0.2%、前回:-0.1%

◆欧州中央銀行(ECB)の理事会議事要旨が公表されます。

  • 1/16(木)21:30:🇪🇺 ヨーロッパ
    欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨

◆イギリスで小売売上高が発表されます。

  • 1/17(金)16:00:🇬🇧 イギリス
    12月小売売上高(前月比)
    予想:0.4%、前回:0.2%
  • 1/17(金)16:00:🇬🇧 イギリス
    12月小売売上高(前年同月比)
    予想:4.5%、前回:0.5%
  • 1/17(金)16:00:🇬🇧 イギリス
    12月小売売上高(除自動車)(前月比)
    予想:0.3%、前回:0.3%
  • 1/17(金)16:00:🇬🇧 イギリス
    12月小売売上高(除自動車)(前年同月比)
    予想:3.5%、前回:0.1%

なんか急にスーパー改善してない?

◆欧州で消費者物価指数(HICP)が発表されます。

  • 1/17(金)21:30:🇪🇺 ヨーロッパ
    12月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
    予想:2.4%、前回:2.4%
  • 1/17(金)21:30:🇪🇺 ヨーロッパ
    12月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
    予想:2.7%、前回:2.7%

アメリカ市場

◆アメリカで卸売物価指数(PPI)が発表されます。

  • 1/14(火)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月卸売物価指数(PPI)(前月比)
    予想:0.4%、前回:0.4%
  • 1/14(火)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
    前回:0.3%
  • 1/14(火)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
    予想:0.3%、前回:0.2%
  • 1/14(火)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
    前回:3.4%

◆アメリカで消費者物価指数(CPI)が発表されます。

  • 1/15(水)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月消費者物価指数(CPI)(前月比)
    予想:0.3%、前回:0.3%
  • 1/15(水)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
    予想:2.9%、前回:2.7%
  • 1/15(水)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
    予想:0.2%、前回:0.3%
  • 1/15(水)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
    予想:3.3%、前回:3.3%

うへぇ、予想通りならインフレ再加速懸念高まっちゃう・・・

◆アメリカで小売売上高が発表されます。

  • 1/16(木)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月小売売上高(前月比)
    予想:0.5%、前回:0.7%
  • 1/16(木)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月小売売上高(除自動車)(前月比)
    予想:0.5%、前回:0.2%

◆アメリカで失業保険申請件数が発表されます。

  • 1/16(木)22:30:🇺🇸 アメリカ
    前週分新規失業保険申請件数
    前回:20.1万件
  • 1/16(木)22:30:🇺🇸 アメリカ
    前週分失業保険継続受給者数
    前回:186.7万件

◆アメリカで住宅・建設関連指標が発表されます。

  • 1/17(金)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月住宅着工件数(年率換算件数)
    予想:131.5万件、前回:128.9万件
  • 1/17(金)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月住宅着工件数(前月比)
    予想:2.0%、前回:-1.8%
  • 1/17(金)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月建設許可件数(年率換算件数)
    予想:145.8万件、前回:149.3万件
  • 1/17(金)22:30:🇺🇸 アメリカ
    12月建設許可件数(前月比)
    予想:-2.4%、前回:5.2%

ちょっと形式を変えて市場ごとの指標を書き出してみたよ!
こうしてみると今週はアメリカのCPIやイギリスGDP、欧州CPIなどが重要だね!
逆に日本市場は何にもないから要人発言だけは気をつけよう!

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気にしておくべきこと

先週発表されたアメリカ雇用統計の数値は予想を大きく上回る数値でした。

米12月雇用統計 就業者25万6000人増加 市場予想大きく上回る

円相場や株価に影響を及ぼすアメリカの12月の雇用統計が発表され、農業分野以外の就業者は前の月より25万6000人増加し、市場予想を大きく上回りました。失業率も低下し、労働市場の底堅さが示された形です。

アメリカ労働省が10日に発表した12月の雇用統計によりますと、農業分野以外の就業者は前の月より25万6000人増加し、市場が予想していた16万人程度の増加を大きく上回りました。

また、失業率は前の月から0.1ポイント低下して4.1%でした。

NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250110/k10014690611000.html

直後にアメリカ国債金利が上昇、ドル円は買われる展開になり、一時158.8円を付けました。

しかし直後、急激な円買いおよびドル売りが観測されましたが、これには何か1つが起因したわけではなく、いくつかの要因が絡み合っていると思われます。

まずは日本円が急激に買われた要因として、日銀が物価見通しを上方修正した事が挙げられます。

日銀が物価見通しを上方修正の公算大、コメ価格上昇と円安

日本銀行が今月開く金融政策決定会合では、変動が大きい生鮮食品とエネルギーを除いた消費者物価(コアコアCPI)について、2024年度と25年度の見通しが上方修正となる公算が大きい。利上げの是非は直前まで見極める方針だ。事情に詳しい複数の関係者への取材で分かった。

Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-10/SPUUBDT1UM0W00

ここからは憶測の域を出ませんが、通貨強弱を見ているとアメリカ時間が始まった23時30分ごろから日本円が急激に買われ始めていることから、アメリカ市場の大口が日本の報道を見た後に円買いをしたのかなと考えています。

次にアメリカに対する不安が多少広がった感も否めません。

ウォール街のエコノミスト達はFRBの利下げがそもそも行われない、更には追加利上げの可能性もあるという指摘をし始める事態になっています。

ウォール街のエコノミスト、米利下げ予想を後退-雇用統計受け

米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)、シティグループ、ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストは、米連邦公開市場委員会(FOMC)による追加利下げの予想を後退させた。昨年12月の米雇用統計が予想より強い内容となったことを受けて予想を修正した。

Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-10/SPVRNKT1UM0W00?utm_content=japan&cmpid%3D=socialflow-twitter-japan&utm_campaign=socialflow-organic&utm_source=twitter&utm_medium=social

利下げが行われないということはすなわちインフレが再燃してしまうことを恐れているという事に他なりません。そうなってしまうとアメリカ経済が崩れてくる可能性もあり、一気に不安視され始めました。そしてそれが起因して株売り:債券買いが発生しています。

アメリカ経済の見通しが悪くなるということは米ドルの価値が落ちるかも知れないという観測が強まるため、米ドル売にもつながります。これらが理由となってドル円は1円超の下落をしたものと思われます。

さらに言えばリスクオフの傾向になってきている今、資金の逃避先は日本円になっているという指摘もあります。

このことから、日本円にもある程度の買い圧力が戻ってくる可能性を考える必要があり、ドル円の上昇トレンド継続という線はほんの僅かですが薄くなったと見ています。

ただ、依然として金利差が大きいためにドル買い円売りの構造は継続するでしょう。もしこれが崩れてくるとしたら日銀が何らかのアクションを起こした時だけだと思っています。

1月の日銀金融政策決定会合では何もしないとは思いますが、3月の利上げに関して匂わせをしてくることも十分考えられます。もし何もせず相変わらずのボヤッとした会合になるならば、2月も円安継続という判断で良いと思います。

というわけでドル円は1月末まで継続して買われつつ、会合後から動きが鈍くなるでしょう。あとは変にドル買いが発生しなければ急激に上に行ったりはしないと見ています。

今週から本格的に相場がスタートする感がありますので、気を引き締めてトレードしていきましょうね。

では今回のまとめです。

  • アメリカCPIは再加速予想!?ドル円どうなっちゃうの!?
  • 日銀の物価見通しを上方修正!このまま日本円が買われる流れになるか!?
  • ユーロは今年も売りトレンド継続かも!?

こ、これは助かる道筋が見えてきたか!?米ドルは強すぎるけどクロス円はいい感じに助かる可能性が出てきた!
何気にユーロ円の含み損がヤバいからユーロ激落ちしてくれたら嬉しいな!

とはいえドル円が140円台まで下落するような展開も想像しにくいからどこかで損切りor両建てした方が良いと思いますよ・・・

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