日本の超有名投資家が証券口座乗っ取り被害！原因はアレとの噂が・・・【注意喚起/対策】

日本を代表する個人投資家の一人、テスタ氏が突如として証券口座の乗っ取り被害に遭ったとの報告を行い、衝撃的なニュースが投資界を震撼させています。

きっかけは、テスタ氏自身によるX（旧Twitter）での投稿。「乗っ取られました。証券会社は楽天証券です」といったコメントとともに、被害を受けた事実を明かしました。

乗っ取られました
証券会社は楽天証券です

— テスタ (@tesuta001) May 1, 2025

本記事では噂の原因と、個人投資家が今一度見直すべきセキュリティ対策についてお話したいと思います。

原因はあのツール？

SNS上では早くも原因に関する様々な憶測が飛び交っています。

その中でも注目されているのが、「楽天証券の旧型PC取引ツールの脆弱性を突かれた可能性がある」との噂。

実際に、X上の投稿では以下のような声も。

楽天証券は「マーケットスピード」というPC版アプリが
二段階認証なしのIDとパスワードだけで
ログインできる脆弱性があり

⬇️が申し込みされてるともうゲームオーバーで
口座ロックして楽天側が対策するまで放置するしかないんだって🤪

私は申し込みしてないから助かった😅 pic.twitter.com/9Uhoc0rrdw

— つるつる投資 (@turuturukai) May 1, 2025

ただし、記事公開時点ではテスタ氏がどんな形で被害を受けたかについては正確に明言はされておらず、楽天証券側もこの件に対して公式な発表をしていない状況です。したがって、真相はまだ不明であり、現時点では憶測の域を出ません。

楽天株が急落！投資家の不安が直撃

この一連の事件を受けてなのか、楽天グループ（4755）の株価は大きく下落しました。

実際に、事件が拡散された直後の株価チャートでは急激な売りが発生。市場は「セキュリティリスクのある証券会社」への懸念から、楽天株に対する警戒感を強めた形でしょうか。実際のところは不明です。

テスタさんの楽天証券口座の乗っ取りのニュースで楽天Gの株価下落中 pic.twitter.com/93KrziGzZG

— 損切り抜刀斎【株式投資】 (@songiribattosai) May 1, 2025

一方で、根拠が明確でない状態での売りが過熱しているとも言われており、短期的なセンチメントが先行している可能性もあります。

こういう時はむしろ買い場な時がありますが、判断は慎重に行いましょう。

大手証券10社、被害補償の方針を明言！

今回の件を受け、大手証券会社10社が、万が一不正アクセスによる被害があった場合には補償する方針を表明しました。

日本経済新聞

証券口座乗っ取り、大手10社が被害補償の方針表明へ – 日本経済新聞 大手証券10社と日本証券業協会は証券口座乗っ取りの問題を巡り、損失を被った顧客に対して被害額の一部を補償する方針を共同で表明する。不正アクセスに対しては補償しない…

これは利用者の不安を和らげるための対応であり、具体的には以下のような内容が報じられています。

• 損失を被った顧客に対して被害額の一部を補償する方針を共同で表明
• 被害の拡大を受けて「約款の定めに関わらず一定の被害補償を行う」
• 合意したのはSBI、楽天、マネックス、松井、三菱UFJeスマート、野村、大和、SMBC日興、みずほ、三菱UFJモルガン・スタンレーの各証券会社

これにより、今後類似の被害があった場合でも、ある程度の安心材料となる可能性があります。

まとめ：今考えるべきこと

今回の件は、「自分は大丈夫」と思っていた人たちに大きな警鐘を鳴らした出来事でした。テスタ氏のような投資のプロですら標的になる以上、一般の個人投資家こそ、常に危機意識を持つべきです。

本件はテスタ氏という著名な人物が被害者であることから、投資家の間でも大きな話題となりました。しかし重要なのは「自分が被害者にならないためにどうするか」です。

以下の点は最低限見直しておきたいところです。

• 古い取引ソフトは今すぐ削除、最新版に更新を
• 二段階認証の導入を徹底
• 不審なログイン履歴がないか定期的に確認
• パスワードの使い回しをやめる

そして何よりも、「どこの証券会社であっても100%安全とは言えない」という現実を忘れずに、自分の資産は“自分で守る時代”に入ったと考えるべきかもしれません。

一方で、証券会社各社が補償対応を強化している今、あわてて口座を解約する必要はありません。それよりも、「何が起きてもすぐに対処できる体制づくり」が、今後の投資ライフにおいて最も重要なのかもしれません。

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