うわああああああ!アメリカが大手格付け会社に格下げされたああああ!ずっとAAAだったのにここに来てついに!!!かなり不安視されてるぞ!景気後退くるううううう!?
第一次世界大戦頃から格付けをしてる会社が、ずっと最高ランクとして判定していたアメリカを格下げしました。この意味は非常に大きいと思いますが、どの程度の影響があるのかを見ていきましょう。
なんと、アメリカの信用格付けが、ムーディーズによって史上初めて引き下げられるという前代未聞の事態が発生しました。
過去にS&Pやフィッチが格下げを行ったことはありますが、ムーディーズはこれまで米国に対して最上位の「AAA1」評価を維持してきました。そのムーディーズまでもが動いたということは、単なる一時的な問題ではなく、アメリカ経済に“本格的な危機サイン”が灯ったと言えるでしょう。
そもそもムーディーズとは?
ムーディーズ(Moody’s)は、アメリカに本拠を置く世界三大格付け機関の一つです。企業や国の信用力を評価し、投資家に向けて「この国や企業はどれくらい借金を返せる能力があるのか?」という“信用度”を示す重要な役割を担っています。
格付けが高いほど、その国や企業は「安心して投資できる」と判断され、低くなると「リスクが高い」と見なされます。
特にムーディーズの評価は、世界中の金融機関や投資家が参考にする重要な指標となっており、今回の引き下げは市場に与えるインパクトも非常に大きいのです。
ムーディーズが史上初の「Aaa」から「Aa1」へ格下げ、その理由は?

ムーディーズは今回、アメリカの信用格付けを「AAA」から「AA1」へ引き下げると発表しました。これは同社の歴史上、初めての出来事です。格下げの理由は主に以下の2点です。
- 米国債務の急増
- 将来的な利払い負担の急拡大
ムーディーズは、このまま借金が増え続ければ、2035年までにアメリカの債務利息だけで歳入の30%に達すると警告しています。これは、国が稼いだお金の約3分の1を借金の利払いだけに使うという異常事態です。
It's official:
— The Kobeissi Letter (@KobeissiLetter) May 17, 2025
For the first time in history, Moody's has downgraded the United States' credit rating.
Moody's cites concerns over soaring US debt levels with interest on US debt set to hit 30% of REVENUE by 2035.
What does it all mean? Let us explain.
(a thread) pic.twitter.com/5ICrXQRDCa
これはマジでやばいんちゃうんか・・・ドルと株はどうなっちゃうの?
過去にどうなったかを見ていきましょう
過去の格下げが市場に与えた衝撃
今回の格下げは過去の事例と比較しても非常に危険なサインです。
- 2011年:S&Pが格下げ
→ S&P500はその後約8%下落。
→ 10年国債利回りは35%低下。 - 2023年:フィッチが格下げ
→ S&P500は3か月で10%下落。
→ 小型株指数ラッセル2000は17%下落。
→ 10年国債利回りは23%上昇。
過去のデータを見ると、格下げは株式市場に大きな打撃を与え、国債利回りの急変動を引き起こしています。今回も同様の流れになる可能性が高いと言えるでしょう。
ちなみにドル円は金利に沿った動きをしています。今回も金利上昇ならドル買い、金利低下ならドル売りという捉え方で良いでしょう。
あれ?でも2023年のフィッチ格下げ時は国債利回り上昇してるんだ。国債売られてたってこと?
ある程度織り込まれてると、どっちかというと金利上昇につながっちゃうのかもね。
今回はどうなのかなぁ
とはいえ、どのみち株は下がっちゃうってことだよね・・・週明けヤバそうだなあ
ムーディーズが米国を格下げ。2023年にフィッチが格下げ(2023年)したときのドル円とS&P500の反応は――
— 高城泰|FXコレクティブ (@takagifx) May 17, 2025
✅ドル円 直後⇒40分で60銭下落|中期⇒米金利上昇とともに152円手前まで上昇
✅S&P500 3か月で10%の大幅な調整へ
チャートも貼っておきます。 pic.twitter.com/Ts0oQXsI6r
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ムーディーズは「もはや手遅れ」と見ている?
ムーディーズはさらに、米国の財政赤字が2035年までにGDPの9%に達すると予測しています。これは2024年の6.4%からさらに悪化する見通しです。
また、米国の債務対GDP比は2035年までに134%に達し、第二次世界大戦時の120%を超える水準になると警告。まさに「借金漬け国家」と言われても仕方のない状況です。
市場の反応は?
今回の発表は、異例ともいえる金曜日の午後4時45分(ET)(日本時間は土曜日の午前5時45分)、マーケットがほぼ閉まる直前に行われました。
市場の大混乱を避けたかったのかもしれませんが、逆に不安心理をあおる形となり、株価は下落、国債利回りは急上昇する結果に。
投資家たちは「これはいよいよヤバいのでは?」と動揺しているのが現状です。
トランプ大統領の予算案否決、さらなる財政赤字も懸念
さらに、トランプ大統領が提出した予算案が共和党内の一部反対で否決。2.5兆ドル以上の赤字拡大が懸念されています。財政改善どころか、逆に火に油を注ぐような状況です。
トランプは公約である歳出削減と減税を進めるThe One Big Beautiful Bill Act(要するに予算案)を提出したが予算委員会で共和党強硬派の反対で否決。債務の積み増しが気に入らなかったらしい。トランプ政権、いよいよ議会対策が必要になってきたが、ちゃんと出来るのか?https://t.co/Qyo3d2nblb
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) May 17, 2025
失業保険申請も急増、景気後退の足音
2025年初頭には、失業保険申請件数が2024年平均の3倍に急増しています。すでにリセッション(景気後退)の足音はすぐそこまで迫っていると言えます。
さらに、政府支出は2024年にGDPの34%を占めるまでに膨張。平時では過去最高の水準です。このままでは経済が自力で立ち直ることは難しくなりそうです。
まとめ:投資家はどう動くべきか?
こうした不安定な状況では、「守り」の投資戦略が欠かせません。
- リスク資産(株式)は一部利益確定を検討
- ゴールドなど安全資産への分散投資
- 高配当株やディフェンシブ銘柄へのシフト
過去の格下げ局面では金(ゴールド)が大きく上昇しています。今回も安全資産への資金流入が強まる可能性が高いため、しっかりとリスク管理をしていきましょう。
おまけだけど、こんな話もあるよ!
ムーディーズが米国債格付けを引き下げた件。財政赤字を背景にしているみたいだが、財政赤字自体今に始まった話ではない、という指摘はごもっとも。ただ、こういう根深いテーマって常にそれをやってるわけではなく、マーケットが意識するかどうかが問題であり、今回の件、財政赤字を改めて意識するには…
— 93-26+ (@Market_Letter_) May 18, 2025
つまり財政赤字については前から言われてたし、今に始まったことじゃないよ、って事だよね。
ただある程度の水準を超えてくるとどうなるのか、ってのが心配だよね
週明けの反応次第で色々考え直さないといけないかもしれませんなあ
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