アメリカが格下げされて株が下がる!って言われても意外とハイテク系の株は買われてるらしいね・・・
過去の状況と何が違うんだろう?
そんなすぐに下がるわけじゃなくて、中期的にじわじわ下げるものだとは思うけど・・・
でも確かに過去と違う部分が多くあるから、今回はそこを解説してみますよ
2025年5月16日、信用格付け機関ムーディーズが米国の長期国債の格付けを最上位の「Aaa」から一段階下の「Aa1」へと引き下げました。
これで米国は、主要格付け機関のうち三つすべてで「トリプルA(AAA)」の地位を失うことになりました。「米国がまた格下げされた」と聞くと、投資家の皆さんは不安になるかもしれません。
過去にも同様の出来事があり、2011年にはS&Pが、2023年にはフィッチが同様の格下げを行っています。そして、そのたびに株式市場、とりわけハイテク株が大きく売られてきたという「過去の教訓」があります。
しかし、今回の市場はなぜか落ち着いており、「むしろ買い場では?」という声すら聞こえてきます。
本記事では、過去2回の格下げ時の市場の反応と、今回の状況がなぜ異なるのかをわかりやすく解説し、今後の投資判断に役立てていただけるようまとめました。
参考記事:
Tech stocks took a hit after the last two U.S. credit downgrades. Why this time could be different.
https://www.marketwatch.com/story/tech-stocks-took-a-hit-after-the-last-two-u-s-credit-downgrades-why-this-time-could-be-different-7ea23f12?g=22d9bb8a-ee17-4324-b111-39be61ff8c78&mod=mw_rss_bulletins
2011年・2023年の格下げで起きたこと

まず、過去の格下げで何が起きたかを振り返ってみましょう。
▶ 2011年(S&Pによる格下げ)
当時、米国は債務上限問題をめぐって議会が大混乱。ついにS&Pが「アメリカ政府の財政運営に対する信頼が損なわれた」として、初の格下げを実行しました。
これに市場は敏感に反応し、VIX(恐怖指数)は一時48を超え、S&P500はわずか数日で約17%も下落。特にバリュエーションの高かったハイテク株が急落しました。
▶ 2023年(フィッチによる格下げ)
こちらも要因は政治的な不安定さ。債務上限交渉のたびに政府機関が一部閉鎖されるなどの問題が繰り返され、フィッチが「ガバナンスの悪化」として格下げ。
市場では10年物米国債利回りが急騰し、長期金利上昇に弱いハイテク株がまたしても売られる結果となりました。
これ、どっちも原因が政治的不安があったってのが興味深いね・・・
今もまさにトランプ政権の影響で色々荒れてるから、下落はやっぱり起きる気がするけどな・・・
今回(2025年)の格下げは何が違うのか?
過去2回の格下げと今回との最大の違いは、市場が「格下げ=恐怖材料」と捉えていない点です。
格下げが報じられた直後は、確かに株価は一時的に下落しました。しかし、そこからの動きが明らかに異なっています。S&P500は6日連続で上昇し、むしろ上値を試す展開に。NASDAQも順調に買い戻され、半導体関連なども強い動きを見せています。
これはなぜか?いくつか理由が考えられます。
理由①:市場はすでに格下げを織り込んでいた?
ムーディーズの格下げは突然だったとはいえ、今年に入ってから米政府の財政赤字や政治的対立が再び話題になっていたことから、投資家の間では「そろそろ来るかも」という空気がありました。
つまり、「想定内だった」というわけです。過去のようなパニック売りは起こらず、冷静な対応ができたことが、株価の安定に寄与しています。
理由②:金利上昇の影響が限定的だった
過去の格下げでは、米国債の信頼性低下から「売り」が集中し、長期金利が急上昇しました。しかし今回は10年債利回りが4.5%前後で落ち着いており、「株価バブル崩壊」にはつながっていません。
実際、モルガン・スタンレーのマイク・ウィルソン氏は「このタイミングの株安はむしろ買いのチャンス」と述べています。金利が落ち着いていることが、投資家の安心感を支えているのです。
理由③:テック株の耐性が上がっている
近年のハイテク企業は、単なる成長ストーリーではなく、収益性も伴う「堅実なビジネスモデル」を持つようになってきました。AI・クラウド・半導体分野などは景気に左右されにくい需要があり、資金の逃避先としても評価されています。
格下げによって米国経済の先行きが曇る中、「むしろこういった企業に資金を集めよう」という流れが生まれていると考えられます。
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今後の投資戦略:むしろ“押し目買い”の好機か?
これらを踏まえると、今回の格下げは、株式市場における一時的な“揺れ”でしかない可能性があります。特にハイテク株に関しては、過去のような「格下げ=下落」といった単純な構図では語れなくなってきています。
もちろん、リスクはゼロではありません。今後の米財政問題や11月の大統領選、FRBの政策動向など、警戒すべき材料は多くあります。
しかし、「一部の悲観論に流されて売ってしまう」のではなく、むしろ合理的に判断し、押し目を拾っていくチャンスとして捉える姿勢が重要ではないでしょうか。
情報に踊らされず、軸を持った投資判断を
格下げというニュースは大きなインパクトがあります。しかし、その内容や背景を丁寧に分析することで、「実は買いチャンスだった」ということも少なくありません。
今回のムーディーズ格下げに関しても、過去との違いを理解し、自分なりの投資判断軸を持っておくことが、成功する投資家の第一歩になるはずです。
引き続き株は押したら買いでいいんかな!?トランプちゃんが相場を押し上げる展開来る!?
株を買っとけ!って言ってた意味の答え合わせは1年後!お楽しみに!
アメリカの経済指標も地味に強かったり、でも部分的に弱かったりで、なんか判断難しいよね
結局アメリカ株買ってりゃよかったじゃん、ってなりそうな気もしないでもない・・・
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