明らかにドル高円安傾向になりつつあるな・・・流石に行き過ぎなんじゃないか?
アメリカ経済そこまで良くないと思うんだけど・・・
確かに雇用統計の中で失業率がわずかながらも上昇し続けている点については景気後退の兆候でもあるとされてるよね・・・そのあたりも含めてまとめてみました。是非読んでみてください。
2025年6月9日~6月13日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。
6月9日(月曜日)
◆オーストラリア・スイス市場はお休みです。
日本のGDP(国内総生産)の改定値発表がありますが、数値にズレが無ければ基本はそこまで気にしなくてOKです。
◆米中2回目の閣僚級協議が行われます
トランプちゃんがレアアース輸出一部再開だ!みたいなことを自分のSNSで言ったみたいだけど、これがマジなら米中関係の改善につながるかも!?リスクオンで株とドルが上昇する展開か!?
6月10日(火曜日)
この日は特に重要な指標はありません。
6月11日(水曜日)
◆アメリカで消費者物価指数(CPI)が発表されます。
- 21:30: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 5月消費者物価指数(CPI)(前月比)
予想:0.2%、前回:0.2% - 21:30: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 5月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
予想:2.5%、前回:2.3% - 21:30: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
予想:0.3%、前回:0.2% - 21:30: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
予想:2.9%、前回:2.8%
過去の動向とドル円の動き

直近の米CPI発表では75%の確率で下落してるよ!
ただ今回は予想が総合指数・コア指数共に前回よりも良いのと、最近ドル高円安傾向にあるから、上に吹っ飛ぶ可能性も頭に入れておきたいね!!
6月12日(木曜日)
◆アメリカで卸売物価指数(PPI)が発表されます。
- 21:30: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 5月卸売物価指数(PPI)(前月比)
予想:0.2%、前回:-0.5% - 21:30: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 5月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
予想:2.6%、前回:2.4% - 21:30: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 5月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
予想:0.3%、前回:-0.4% - 21:30: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 5月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
予想:3.0%、前回:3.1%
概ね改善傾向だね!アメリカ経済が強ければ株とドルは買われる傾向にあるから、もし予想よりも悪かったら逆に走ることだけは覚えておこう!
6月13日(金曜日)
この日は特に重要な指標はありません。
強いて言えばアメリカのミシガン大学消費者態度指数ですが、ヘッドライン相場なのでそこまで気にしなくても良さそうです。
今週のメインはアメリカCPIと月曜日から早速行われる米中協議!!
これで今週の傾向が全て決まると言っても過言ではないかもしれない!!
ちなみに経済指標はGMO外貨さんのウェブサイトが見やすいよ!
FX口座としても使いやすくて初心者向け!かなり優秀なので是非口座開設してみてね!
いまならキャッシュバック額もかなり大きいよ!

気にしておくべきこと
先週の市場は、ECBによる利下げや、日銀の国債買い入れ方針の報道、さらには米中間の資源取引に関する動きなど、金融政策と地政学的ニュースが交錯した一週間となりました。
為替や株式市場では材料出尽くし感が出始めたものの、一部のニュースは中長期の相場に影響を与える可能性があり、相場の方向感がつかみにくい状況が続くと考えてます。
米雇用統計の結果は予想よりも上だが・・・
アメリカ雇用統計の結果が6日金曜日に発表されました。結果は以下のとおりです。
発表時刻 | 指標名称 | 予想 | 結果 | 前回(改定後) |
---|---|---|---|---|
21:30 | 5月非農業部門雇用者数変化(前月比) | 13.0万人 | 13.9万人 | 17.7万人 (14.7万人) |
21:30 | 5月失業率 | 4.2% | 4.2% | 4.2% |
21:30 | 5月平均時給(前月比) | 0.3% | 0.4% | 0.2% |
21:30 | 5月平均時給(前年同月比) | 3.7% | 3.9% | 3.8% (3.9%) |
見た感じは良さそうな結果ですが、失業率に注目しておきましょう。
この結果は小数点第一位まで繰り上げされていますので横ばいに見えますが、実際の失業者数を労働力数で割った場合には以下の通りになります。
- 3月雇用者数170,591K、失業者7,083K、失業率:4.15203%
- 4月雇用者数171,135K、失業者7,166K、失業率:4.18733%
- 5月雇用者数170,510K、失業者7,237K、失業率:4.24432%
データはこちら→https://www.bls.gov/news.release/empsit.a.htm
これが4.2%横ばいのカラクリですが、この調子で行けば次の発表では4.3%を超えてくる可能性は十分あるでしょう。
徐々に悪化してんじゃん・・・こりゃリセッションも秒読みなのか?
でも時給は上がってるし、物価もそこまで下がりきってない・・・
これはスタグフレーション(物価高と景気悪化が同時に来る事)待ったなしかも・・・
欧州中央銀行が利下げ、でもユーロ爆上げ
ヨーロッパの中央銀行(ECB)は、インフレがようやく落ち着いたことを受けて、予想通り0.25%の利下げを実施しました。
ただし、ラガルド総裁は「今は良好な位置にある」と発言しており、市場ではこれを「いったん利下げは休止するサイン」と受け止めています。これによりユーロ買いが大きく進みました。
今後は次の行動を慎重に見極める姿勢に入ったと考えられますが、今後の利下げ可能性が薄くなったことを考えるとしばらくはユーロ買いのトレンドが続くかもしれません。
日銀、引き締めのペースをやや緩める方向か
日銀は、来年4月以降の国債買い入れ計画について、これまでのような減額ペースを見直す方向で検討に入っているようです。
現行では四半期ごとに4000億円ずつ減らしていますが、それを2000億円に縮める案なども議論されており、結果的に引き締めのスピードが緩やかになる可能性が出てきました。
正直わかりにくい表現をしていますが、これはつまり円安要因です。国債の買い入れを減らすつもりが、トランプ関税問題で先行き不透明だから減らしすぎないようにしようと決めた、ということですね。
米中関係に光? レアアースの輸出合意
トランプ大統領は、中国の習近平国家主席が、アメリカへのレアアース輸出を再開することで合意したと発表しました。
レアアースはEVやハイテク製品に欠かせない資源であり、この動きは米中関係の改善を感じさせる一歩とも受け取れます。
市場では、半導体や電気自動車関連銘柄へのプラス材料として意識されそうですが、中国側の公式発表がまだ出ていないため、過信は禁物です。
この話が今週の肝です!月曜の協議内容に注目が集まる!
ここまできて争うようなことはしなさそうだけど、どうかなー?
トランプ氏とイーロンマスク氏、亀裂が決定的に
アメリカのトランプ大統領と実業家イーロン・マスク氏の関係が急激に悪化しています。
減税政策をめぐる意見の食い違いからSNS上での応酬に発展し、マスク氏はついに「新党を作る必要がある」とまで発言しました。
これまで両者は政策面で協力してきた経緯もあるため、今回の対立は市場にも少なからず影響を与える可能性があります。特にテスラなど、マスク氏が関係する企業の株価動向には注目が集まりそうです。
では今回のまとめです。
- ECBが利下げ停止匂わせ!“いったん様子見モード”突入でユーロ爆買い続く!?
- 日銀の国債買い入れ、減らしすぎ注意で“緩めの引き締め”が円安を呼ぶ!?
- 中国がアメリカにレアアース再輸出を許可!?米中関係が急展開しそうな雰囲気!
- トランプvsマスクの全面戦争勃発!?市場への影響はいまいち測りかねる・・・
トランプちゃんとイーロン・マスクのケンカはテスラの株価動向に影響するぐらいなんじゃない?そんな小せえコトで喧嘩すんなよ!仲良くやれって!
ただトランプ減税法案はテスラにとってかなりの打撃だからね・・・
自分の会社がめちゃくちゃ損する事を黙ってみてられる経営者は中々居ないと思うわ・・・
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
中長期トレーダー向きな高スワップ金利の「みんなのFX」
サーバーが強い安定のFX業者「GMOクリック証券FXネオ」
外貨注文情報がありがたい「外為どっとコム」
初心者も使いやすい「GMO外貨」

CFD取引なら「GMOクリック証券」

画期的なシステム「ノックアウト・オプション」が使える「IG証券」
自動売買のトラリピが魅力的な「マネースクエア」
JINも使っている個別株の取引にオススメな「SBI証券」
今週はドル円上がると思う?下がると思う?