えええ!?機関投資家はもう逃げ始めてるの!?
夏枯れで暴落はやっぱり起こっちゃうの!?
そこまで簡単な話ではないと思いますが、とある指数がそれを示しているようです
6月25日、米国市場においてひとつの不穏なサインが現れました。
NAAIM指数が前回6月18日の「94」という高水準から、「81台」まで大幅に低下したのです。
この動き、実は機関投資家が一時のピークを境に「売り」に傾き始めている可能性を示唆しています。そして今の株価の上昇は、もはや個人投資家の勢いだけで支えられているのかもしれません。
今回はNAAIM指数とは何か?、そしてこの指数が低下することで何が起こるのか?をわかりやすく解説した上で、これから私たちが気を付けるべきポイントをお伝えします。
NAAIM指数とは?
NAAIM指数(正式名:NAAIM Exposure Index)は、アメリカのプロ投資家・機関投資家の株式への投資姿勢を数値化したものです。
この指数は、NAAIM(National Association of Active Investment Managers:全米アクティブ投資運用者協会)に加盟する投資運用者が「自分の運用するファンドをどの程度、株式市場に投資させているか」を週ごとに回答し、それを平均して算出しています。
具体的には:
- 100超なら「借金してでも株に突っ込んでいる(強気)」
- 100前後なら「全力で株を持っている(強気)」
- 50程度なら「株も持つけど慎重(中立〜弱気)」
- 0以下なら「株は持たないか、逆に空売りしている(弱気・超弱気)」
といった具合です。
つまり、この指数が高ければ高いほど「プロが株に前向き」であり、逆に低くなれば「プロが慎重、またはリスクオフに入った」というサインとなります。

NAAIM指数の急落は「プロの逃げ始め」を意味するのか?
ここで注目したいのが、6月18日の94という高水準から、わずか1週間で81台まで低下した事実です。

これは機関投資家の間で「そろそろ上昇のピークでは?」という空気が広がり、リスク資産である株から少しずつ資金を引き上げ始めていることを示唆している可能性があります。
2024年も7月頭からNAAIM指数はじわじわと低下していき、その後S&P500は大きな調整局面に入りました。
2025年も、まさに同じパターンが繰り返されようとしているのではないでしょうか。
過去を振り返ると、NAAIM指数が高水準から低下に転じた後、S&P500は高値を付けてから調整に入ることが多いです。
特にこのように指数が急低下した直後には、株価のボラティリティが高まり、個人投資家が高値掴みをしてしまうリスクが増大します。
さらに今、CNNのFear and Greed Index(恐怖と欲望指数)も「Greed(欲望)」寄りに振れています。

市場が楽観に傾き過ぎたときこそ、逆張りの「売り時」が近いというのは歴史が示すところです。
「みんなが強気のときこそ用心せよ」、投資の世界では鉄則です。
夏枯れ相場の下落に備えろ!!!
機関投資家が売りに転じ始め、個人投資家だけで相場が支えられている…この状況はかなり危ういものです。
7月以降、「夏枯れ相場」の下落が来る可能性は十分にあります。
今こそ、欲望に飲み込まれず冷静に、そして計画的に利益確定やリスク管理を進めるタイミングかもしれません。
プロが買い控えてるんだったら個人が立ち向かえるような状況じゃないだろ!
これは下落や急落の時は近いかもしれん!!
割と信用できそうな指数なので、用心しておくに越したことはなさそうです
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