なんか相場の雰囲気変わったよね？そう思うのワイだけ？
バケーションシーズンだからなのかセオリーに沿わない動きをしてるような・・・
最近利益出せ無さすぎてちょっと上手くいってると懐疑的に・・・
2025年8月のマーケットは、静かに、しかし確実に「不穏な兆候」を見せ始めています。
株価こそ一見堅調に見える中、実は債券市場と為替市場が“異常”な動きを見せており、投資家たちに強烈な警告サインを送っているのです。
この「債券とドルが教える不吉なシグナル」に気づけるかどうかが、これからの投資戦略の明暗を分けるかもしれません。
株高の裏で進行する“静かな崩壊”
7月末時点で、S&P500やナスダック総合指数といった米国の主要株価指数は、史上最高値に迫る勢いを見せていました。企業業績も好調で、インフレもトランプ政権による新たな関税措置の影響が思ったほどではないという安心感が広がっていました。
しかし、その“安定ムード”を打ち砕いたのが、8月2日に発表された雇用統計です。
- 7月の非農業部門雇用者数はわずか73,000人増加
- 5月・6月の雇用者数も大幅に下方修正
これにより、「実はアメリカの労働市場はかなり弱っていたのでは？」という疑念が広がり、株式市場は一気に動揺。
アメリカ３指数は久々に強烈な日足陰線を残し、ドルもかなり強めに売られる展開となりました。
2025年7月分アメリカ雇用統計についてはこちらの記事も是非読んでみてください。
真の主役は“債券市場”
株価の下落以上に、今回注目すべきは債券市場の異変です。
- 米2年債利回りが25bp（0.25％）も急落
- これは2024年8月以来最大の1日下げ幅
- 7月の上昇分をたった1日ですべて帳消しに
債券利回りは「将来の金利見通し」や「景気の強さ」に敏感に反応します。
つまり、この急落は「景気後退が本格化する」と債券市場が見ていることを示しています。
加えて、米ドルも急落。ドルインデックスは約1％下落し、月末には2022年以来の好調だった月間上昇を帳消しにしました。
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株と債券、どちらが正しい？
株式アナリストたちは「テクニカル的には上昇トレンドは崩れていない」と述べていますが、債券市場やマクロ経済データを見れば話は別です。
Pivotus Partnersのチーフストラテジスト、リチャード・ファー氏はこう語っています。
“株式は経済成長と企業業績の楽観を織り込んでいるが、実際のデータは悪化している。これは乖離であり、いずれ帳尻が合う時が来る。”
この「乖離」を象徴するのが、S&P500のCAPEレシオ（景気調整後PER）。7月末時点で38倍を超え、2021年以来の高水準となっています。
これは、今の株価が“非常に割高”であることを意味します。
今後どうなる？ヒントは“金利と季節性”
リチャード・ファー氏は「10年債利回りは3.5％まで低下する可能性がある」と予測しており、これは金利低下が続く＝経済が弱い＝株にとってマイナス、という構図につながります。
さらに厄介なのは「季節性」です。
- 8月〜9月は歴史的に株式市場が弱い時期
- 過去のデータからも“売られやすい時期”として警戒が必要
一部の投資家は、「ここでFRB（米連邦準備制度）が利下げに動くのでは」と期待しています。実際、昨年の9月には50bpの大幅利下げが行われました。
しかし、今年はどうでしょうか？
Bairdのストラテジストロス・メイフィールド氏は「今年は去年より景気の弱さが深刻で、FRBが動く可能性はある」としながらも、「データ次第では利下げが間に合わない可能性もある」と警鐘を鳴らしています。
今回のまとめ
では今回のまとめです。
- ✅ アメリカ経済の“異変”を示す雇用統計結果で不安が増加！
- ✅ 債券市場とドルの動きが警戒シグナルを発信中！
- ✅ 株価は楽観に包まれているが、実態経済は悪化の兆し！
- ✅ 債券利回りの急落は景気後退を織り込み始めた可能性も！？
- ✅ 8月・9月は要注意！季節性＋景気悪化でダブルパンチ！？
今は一見「買い場」のように見えて、実は“地雷原”かもしれません…。
市場の本音を知りたいなら、債券市場の動きを見逃すな！
債券市場のプレイヤーが景気後退を見据えてるのはかなり重要な指標だぞ！
めちゃくちゃでかい市場だから、影響も大きい！頭に入れておこう！
債券が買われているってことはみんな安全資産に逃げてるってのと似た意味を持つからね
「リスク回避的な動きを強めているサイン」ってことは覚えておきましょう
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