8月アノマリー、続いては貴金属のメジャーな2つ、金と銀!
みんな時期的にどういう需要があるか知ってる?
そんなところからの買い需要があったなんて・・・みんな知ってた?
「8月は株が動かない」と言われる季節。
ですが、そんな中で注目すべき資産があります。
それは金(ゴールド)と銀(シルバー)です!
今回は、貴金属相場における「8月のアノマリー(季節性)」をテーマに、過去30年間のデータをもとに金と銀のクセを紐解いていきます。
さらに、インドの季節的な需要や、リスクオフ需要といったファンダメンタル要因もあわせてチェックしていきましょう!
◆ まずはデータで見る!金と銀の8月の動き
以下のチャートをご覧ください👇
金(ゴールド)は8月にやや上昇しやすい傾向が見られます。
7月後半から9月中旬にかけて上昇トレンドを描くのが、過去30年間のシーズナリティです。

一方こちら👇

銀(シルバー)は8月にかけて軟調な展開が目立ちます。
5月から急落したあと、8月は安値圏でヨコヨコ~ジリ下げの展開になる傾向が強いですね。
このように、金と銀は8月で明確に“分かれる”動きを見せているのが興味深いポイントです。
◆ なぜ8月に金が上がりやすいのか?
実はこれには明確なファンダメンタルズの背景があります。
▶ インドの金需要が高まる時期
インドでは毎年秋にかけて「結婚シーズン」や「祭礼シーズン(ディワリなど)」が訪れます。
これに備えて8月〜9月にかけて金の輸入・買い付けが増える傾向があるんです。
世界最大の金消費国の一つであるインドが買いに動けば、当然価格は下支えされやすくなります。
✅ 実需の裏付けがあるため、金価格は8月に底堅くなりやすいと覚えておこう!
8月はインドの実需があってゴールドは上がりやすいとされているよ!覚えておこう!
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◆ リスクオフの受け皿としての金
また、夏場は「株式市場が不安定になりやすい時期」です。
- 決算発表の材料出尽くし
- 米国のFOMCや雇用統計が警戒材料に
- 地政学リスク(中東・台湾など)が燻る
- 為替・債券市場の不安定化 など…
こういった背景から、リスクオフ時の逃避先として「金」が買われやすいというのもポイント。
株が下がりそうな雰囲気になれば、資金が安全資産である金へ向かうのは自然な流れですね。
◆ シルバーはなぜ弱いのか?
一方で、銀(シルバー)はやや特殊な動きをします。
銀は「貴金属」であると同時に、「工業用金属」としての側面も持っています。
つまり、景気減速懸念が強まる夏場は“売られやすい”というわけです。
特に今年(2025年)のように、米国経済がインフレ退治の影響でややスローダウンしている局面では、シルバーは軟調になりやすいと考えられます。
また、金と違ってシルバーはインドなどの伝統的な実需が少ないため、需給面での支えが弱いという点もネガティブ材料になりがちです。
◆ 今から買うなら“金”?それとも“様子見”?
現時点(8月上旬)では、金価格は3350ドル前後で安定しており、上にも下にも抜けきらない展開が続いています。
- ✅ シーズナリティ的には「買い目線」
- ✅ インド需要の先回りもアリ
- ✅ 株が崩れた時の逃避先としても有望
ということから、「押し目買い」は有効な戦略と言えるでしょう。
一方で銀は…
- ⚠ 景気後退懸念がある限り上がりづらい
- ⚠ 弱含みが続く可能性も
という理由から、トレードで狙うなら下がったところを拾って短期回転、もしくは無理に触らないのもアリです。
◆ 今回のまとめ
- ✅ 金は8月に上がりやすいアノマリー!インドの需要が背景に
- ✅ リスクオフ時の“逃避資産”としても注目!
- ✅ 銀は逆に下がりやすい!景気減速懸念の影響を受けやすい
- ✅ 夏場は「金買い・銀見送り」が堅実な戦略かも!?
近い内に「メジャーな為替ペア(ユーロドル・豪ドル円など)」の8月アノマリーを分析予定です。
通貨ごとのクセを知れば、もっと勝率の高い戦略が立てられるはず!
お楽しみに!
というわけでゴールドはインド需要が高まって8月は買われる傾向にある!
逆にシルバーはあんまり!狙うなら金だね!
1時間足以上で見て、しっかり下で買って上で利確みたいなことを繰り返せるといいね
多分トレンドが出るほどじゃないだろうから、細かく利確していくのを意識しましょう
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