おいおい、生産者側にトランプ関税の影響がめちゃくちゃ出てるじゃん!
これは・・・ここからヤバいんじゃないの!?!?
PPIはCPIの先行指標と言われているので、近い将来CPIにも影響するといわれてるけど・・・
これがマジなら雇用は悪いのに物価は上がるというスタグフレーションになりかねない!?
詳しく見ていきましょう。
7月のアメリカ生産者物価指数(PPI)がサプライズの強さでした。Xでも「ついに関税の影響が数字に出た」と話題に。
一方、消費者物価指数(CPI)はまだ“落ち着きめ”。このPPIが上昇に対してCPIが横ばいのズレは、「生産者はコスト増で苦しいけど、消費者価格へはまだ全部は転嫁していない」状態を示唆します。
つまり、トランプ関税が影響するコスト圧力は始まったばかり。次の数カ月、CPIへ波及する可能性は十分あります。
いま起きていることを一回分解

一度整理しておきましょう。
まず消費者物価指数(CPI)は、消費する側のインフレ具合を測るものです。
次に生産者物価指数(PPI)は、生産する側のインフレ具合を測るものです。
今回、PPIが上昇した大きな理由の一つにトランプ関税があるとされています。シンプルに考えれば、アメリカ生産者側のコストが上昇しているって事ですね。
ここで「関税→コスト増→価格転嫁」という流れを、できるだけシンプルに分解します。
どの段階で歯止めが効くのか/どこで広がるのかを押さえておくと、後段のシナリオ分岐が読みやすくなります。
- 関税の直撃は“原材料・中間財”:
鉄鋼や電子部品、化学製品などの仕入れコストがまず上がる→PPIに先に効く。 - 企業は値上げを“段階的”に:
需要減速を怖がって、急な値上げは避けがち。まずは販促やマージン調整で耐える→CPIには時間差で現れる。 - サービス価格&流通マージンも戻り気味:
ここが上がると“広がりを持つ”インフレ感に発展しやすい。
要するに、「PPIが先、CPIは後」の形。
CPIがほんとに動くかどうかは、秋口のデータで判定していくことになりそうです。
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今後の先行きを“3つのシナリオ”で考える
市場が気にしているのはFRBが利下げに踏み込めるかどうか。その前提としてインフレと雇用の組み合わせで分岐します。
① 物価は落ち着き、雇用も回復が弱い(“利下げOK”シナリオ)
このケースは金融緩和に動きやすい組み合わせです。
物価の上押しが落ち着いていれば、雇用が弱めでも政策は支えに回りやすく、リスク資産には追い風が吹きやすくなります。
- FRBは利下げに踏み込みやすい。
- 株式:プラス(金融環境の緩和は追い風)。
- 為替:ドルは弱め(金利低下観測でドル売りが入りやすい)。
- ポイント:CPIが上がらず、雇用(非農業部門雇用者数や賃金)が元気ない、という確認が必要。
② 物価は上がるのに、雇用は弱る(=スタグフレーション懸念)
もっとも扱いが難しい組み合わせ。
インフレは嫌だけど景気は冷えるという板挟みで、金融政策の自由度が低下します。市場は“成長も物価も中途半端に悪い”状態を嫌います。
- 最も嫌な組み合わせ。FRBは簡単に利下げできず、でも景気は冷える、という板挟み。
- 株式:重くなりがち(景気敏感株は特に)。
- 為替:読みが難しい(インフレで“金利は高止まり”の思惑と、“リスクオフのドル買い”が交錯)。
- ポイント:関税発インフレが消費を冷やし、雇用にも悪影響が出ると、このシナリオに近づく。
③ 物価は上がり、雇用も強い(=“利下げ見送り”シナリオ)
この場合は「高金利の長期化」が意識されます。
関税コストの転嫁がCPIに波及しながら、雇用も堅調なら、FRBは利下げを先送りする可能性が高まります。
- FRBは利下げ見送りへ傾きやすい。
- 株式:選別色が強まる(金利敏感株には逆風)。
- 為替:ドルは強め(金利高止まり観測)。
じゃあ、今の“主役イベント”はなに?
直近で相場の方向性を決めに行くのは、9月発表の8月分データです。
雇用(成長の体温)とCPI(物価の体温)の“温度差”をどう読むかで、前述の3つのシナリオのどれに近づくかが見えてきます。
特に平均時給とコアCPIの粘りは要注目です。
- 米雇用統計(NFP)…雇用者数、失業率、賃金(平均時給)が鍵。賃金上昇はサービス価格に効きやすい。
- 米CPI…コアCPI(住居・サービス)が落ちるか、むしろ粘るのか。関税由来のコア財にも注目。
この2本立てがFRBの9月判断(利下げの有無・ペース)を左右し、株とドルの“向き”を決めにいくでしょう。
マーケット目線の“ざっくり地図”
マクロの分岐をポジションや銘柄選択に落とすとどうなるかを整理します。
完璧な正解はありませんが、金利の方向・価格決定力・為替の効きを押さえると迷いにくくなります。
- 株式:
利下げが見えてくると全体には追い風。ただしCPIが上振れ続きなら、金利高止まりを嫌って選別が強まる。価格決定力(ブランド力・構造的優位)や為替・コスト管理が上手い企業は相対的に耐性。 - 為替(ドル円):
利下げ観測強 → ドル安/見送りムード → ドル高。関税ヘッドラインや物価の“粘り”で、振れも大きくなりやすい。 - セクター感:
輸入比率が高い製造・小売はコスト圧迫に要注意。一方、付加価値が高く値上げ許容度のある企業は相対優位。素材・エネルギーは原材料の動き方で明暗分かれる。
いまのうちに“チェックリスト”
日々のニュースを全部追うのは大変なので、見るべき指標を絞るのがコツです。
以下をウォッチしておけば、シナリオのどれに近づいているかが見えやすくなります。
- CPIに波及の兆し:コア財に上振れの芽が出るか、サービス(住居以外)の粘着度は?
- 賃金インフレ:平均時給の伸びが加速するなら、サービスインフレが長引くリスク。
- 企業マージン:決算のガイダンスで値上げの通り具合と数量の維持を確認。
- 政策ヘッドライン:関税の追加・延長があれば、また金利・株・為替が“一斉に”揺れます。
まとめ:関税は“川上”から、CPIは“これから”
関税のコスト増はまずPPIに出る、CPIはこれから波及する可能性がある——この時間差が現在地です。
FRBはインフレ×雇用の組み合わせで利下げの是非を判断。9月に出る8月分・雇用統計&CPIが、その最初の“答え合わせ”になります。
- PPI急騰=関税コストが数字に反映。
- CPIへ波及するかが次の山場。
- 利下げOK/スタグ懸念/見送りの3箱で整理。
- 鍵は8月分の雇用&CPI(9月発表)。
バケーションシーズンで薄商いが続く8月なので、無理なトレードをせず9月の発表を待つのが良いのかもしれませんね。
要するに9月発表の雇用統計と米CPIはマジで重要だよ!ってこと!
日銀の植ちゃんも利上げに動けば円高の秋来る!?!?来て!!!!
アメリカ経済が悪いって話になってくると株が売られるのがちょっと懸念されるよね・・・
有事の際のドル買いが機能するとなると、もし経済悪くて利下げでもドルは売られないかもよ?
どちらにせよ、ちょっと雲行きが怪しくなってきたね。警戒しておきましょう
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