アメリカが借金を増やしすぎると利息が払えなくなるんじゃないの?
なんで毎回上限撤廃して借金しまくるん?個人だけで考えたら無理ゲーよね普通。
当然の疑問だよな・・・その辺りを今回は調べてみましたので是非読んでみてください。
米国の借金が37兆ドルに到達!「もう終わりだ」論が再燃
アメリカの国家債務がついに37兆ドル(約5,500兆円)を突破しました。

日本円にすると桁が大きすぎてイメージが追いつきませんね。ニュースを見た人の中には「さすがにアメリカも破綻するんじゃないの?」と感じた人も多いと思います。
しかも、この債務額は議会予算局(CBO)の予測よりも数年早く到達。
市場関係者の間でも「ドルの信用に影響が出るのでは?」という声が強まっています。
では、本当にアメリカは借金地獄で破綻してしまうのでしょうか?
過去を振り返ると「破綻論」は毎回外れてきた
実は「アメリカ破綻論」は今回が初めてではありません。
1980年代:レーガン政権の財政赤字拡大
- 事実:レーガン政権(1981–1989)は減税と軍事費拡大により財政赤字が急拡大しました。
- 当時の議論:「双子の赤字(財政赤字と経常赤字)」が強く問題視され、ドル暴落論もたびたび出ました。
- 補足:実際にはドルは一時的に高騰(プラザ合意前後)し、その後下落しましたが、米国の「破綻」には至らず。
2008年:リーマンショック後の景気対策で大赤字
- 事実:2008年の金融危機後、オバマ政権は大型の景気刺激策(ARRAなど)を実施し、財政赤字は対GDP比10%を超える規模に拡大しました。
- 当時の議論:「米国債は暴落する」「ドルは基軸通貨を失う」といった破綻論が広がりました。
- 補足:実際には米国債は安全資産として買われ、金利はむしろ低下。ドルも基軸通貨の地位を維持しました。
2020年:コロナ対策で巨額の財政出動
- 事実:トランプ政権・バイデン政権下で数兆ドル規模の財政出動(現金給付・失業給付増額・企業支援)が行われ、財政赤字は戦後最大級に膨張。
- 当時の議論:「ハイパーインフレが来る」「米国債は暴落する」といった論調が強まりました。
- 補足:実際には2021~22年にインフレは急上昇しましたが、米国債の暴落=破綻は起こらず、FRBの金融引き締めで金利上昇によりドルはむしろ強含みました。
そのたびに「アメリカ経済は終わりだ!」「ドルは暴落する!」と騒がれました。
しかし、実際にはアメリカは破綻せずに乗り越えてきたのです。
この歴史を考えると、「米国の借金が増えすぎて破綻する」という見方は過去も繰り返し外れてきたことになります。
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破綻の定義を考える:何が起きたらアウトなのか?
国家が破綻すると言われるとき、一般的には以下の2つが考えられます。
- 利払いが不可能になる(デフォルト)
- 通貨の信用が崩壊し、価値が暴落する(ハイパーインフレ)
ここで重要なのは、米国の借金はすべてドル建てだということです。
つまり、理屈上は「印刷すれば払える」立場にあります。アルゼンチンやギリシャのように外貨不足で返済できなくなる状況は想定しにくいのです。
つまり「借金があるから即破綻」という話にはなりません。
ずるー!やりたい放題じゃん!お金剃れば解決かよ!
現在の利払い負担と将来的な危険ライン
では現実的に、どのくらい借りたら危険なのでしょうか?
- 現在の米国債務:37兆ドル
- 平均金利:約3%
👉 年間の利払いは 約1.1兆ドル
これはGDP(約28兆ドル)の4%、歳入(約5兆ドル)の20%以上に相当します。すでに無視できない規模です。
経済学的に「危険水準」とされるのは:
- 債務残高 / GDP が150〜200%超
- 利払い費 / 歳入 が30〜40%超
とされています。
もし債務が50兆ドル超、金利が5%に達すれば、利払いは2.5兆ドル/年に膨れ上がり、歳入の40%以上を利払いに使う状況になります。
このレベルになると「事実上の財政破綻」に近い状態と言えるでしょう。
そして単純計算ですが、今のペースを維持すると、2032〜2035年頃に危険水準到達の可能性が高そうです。あと7~10年後にはもしかするともしかするかもしれません。
それでも「破綻しない」理由
それでも「アメリカは破綻しない」と言われる理由は3つあります。
- ドルの基軸通貨特権
世界中がドルを使う限り、米国債には常に買い手が現れる。 - FRBと財務省の連携
政府が国債を発行すれば、FRBが買い支えることも可能。 - インフレによる債務軽減
インフレを容認すれば、借金の実質価値は勝手に減っていく。
要するに「払えない」状況に陥る前に、インフレやドル安で調整してしまうのです。
投資家にとっての本当のリスク
結論として、米国が「利払い不能で破綻」する可能性は現実的には低いと考えられます。
むしろ投資家が意識すべきなのは、ドル安・インフレによる資産価値の目減りです。
- 米国債は額面通り返ってくるが、実質的な価値が下がる
- ドル建て資産は目減りする可能性がある
- 株式市場はインフレに強い部分もあるが、金利上昇には弱い
したがって投資家としては:
- 短期的な市場の揺れに備える
- 長期では米国株を外さない(過去も回避してきた歴史があるため)
- 分散投資で金や不動産、新興国資産を取り入れる
こうした戦略が現実的でしょう。
では今回のまとめです。
- 米国債務は37兆ドル突破で過去最大!
- しかし「破綻論」は過去も繰り返し外れ、アメリカは乗り越えてきた
- 本当の危険ラインは債務50兆ドル+金利5%超で、利払いが歳入の40%以上に達する水準
- それでも米国は「ドル基軸通貨」「FRBの支援」「インフレ戦略」で回避してきた歴史がある
- 投資家にとっての真のリスクは破綻ではなくドル安・インフレ
結局、どう転んでもアメリカは破綻しないってこと?ならS&P500に投資しとけばええやん・・・
本記事に書いてある通りの理由から、利払い不能の可能性は低い。
だけど、ドル安やインフレという形で“ツケ”を払うことは十分ありえる。
投資家は“破綻そのもの”より“通貨の価値”に目を向けるべきかもしれないね
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