今週は9月末・10月頭だし、アメリカ政府閉鎖もあるし、雇用統計もあるし、日本の自民党総裁選もあるし・・・やばくね?相場触らんほうが良いまであるぞ・・・
とにかく重要イベントが目白押しな週だね。何に気をつけるべきかしっかり押さえておこう
2025年9月29日~10月3日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。
9月29日(月曜日)
この日に重要な経済指標発表は特にありません。
9月30日(火曜日)
◆オーストラリアの政策金利が発表されます。
- 13:30: 🇦🇺 オーストラリア
重要度:★★★ 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
予想:3.60%、前回:3.60%
この指標で動くかも知れない金融商品:オーストラリアドル関連通貨ペア
◆アメリカのJOLTS求人が発表されます。
- 23:00: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 8月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
予想:710.0万件、前回:718.1万件
この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
アメリカ労働市場がどうなっているかは今後の金利に大きく関わる!
求人状況もしっかり結果を見ておきましょう!
10月1日(水曜日)
◆日本の日銀短観・四半期大企業製造業業況判断が発表されます。
- 08:50: 🇯🇵 日本
重要度:★★★ 7-9月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
予想:14、前回:13 - 08:50: 🇯🇵 日本
重要度:★★ 7-9月期日銀短観・四半期大企業製造業先行き
予想:13、前回:12 - 08:50: 🇯🇵 日本
重要度:★★ 7-9月期日銀短観・四半期大企業非製造業業況判断
予想:33、前回:34 - 08:50: 🇯🇵 日本
重要度:★★ 7-9月期日銀短観・四半期大企業非製造業先行き
予想:28、前回:27 - 08:50: 🇯🇵 日本
重要度:★★ 7-9月期日銀短観・四半期大企業全産業設備投資(前年度比)
予想:11.3%、前回:11.5%
この指標で動くかも知れない金融商品:ドル円、クロス円、日経平均株価
日銀短観は、簡単に言うと、日本企業に対して「いま景気どんな感じ?」って聞いて数値化したものだよ!なので良ければ景気が良い、悪ければ景気悪化してるって捉えてOK!
だいたいコンセンサス(予想)通りにになるんだけど、意外と日本は調子良いのか!?
◆欧州の消費者物価指数(HICP)が発表されます。
- 18:00: 🇪🇺 欧州
重要度:★★★ 9月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
予想:2.2%、前回:2.0% - 18:00: 🇪🇺 欧州
重要度:★★★ 9月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
予想:2.3%、前回:2.3%
この指標で動くかも知れない金融商品:ユーロ関連通貨ペア
◆アメリカのADP雇用統計が発表されます。
- 21:15: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 9月ADP雇用統計(前月比)
予想:5.0万人、前回:5.4万人
この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
本チャンの雇用統計とは別の、民間雇用に関する数値だね!
非農業部門雇用者数(NFP)とは全然違う結果が出たりするので、参考程度に見る指標です!
◆アメリカでISM製造業景況指数が発表されます。
- 23:00: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 9月ISM製造業景況指数
予想:49.2、前回:48.7
この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
過去の動向とドル円の動き

ISM製造業は75%でドル円下落!予想から下振れしたらほぼほぼドル売りだよ!
10月2日(木曜日)
この日に重要な経済指標発表は特にありません。
一応失業保険申請件数が発表されますが、前回からどの程度変化したか次第ではドルが大きく動く可能性はあります。注意しましょう。
10月3日(金曜日)
◆アメリカの雇用統計が発表されます。
- 21:30: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 9月非農業部門雇用者数変化(前月比)
予想:5.0万人、前回:2.2万人 - 21:30: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 9月失業率
予想:4.3%、前回:4.3% - 21:30: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 9月平均時給(前月比)
予想:0.3%、前回:0.3% - 21:30: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 9月平均時給(前年同月比)
予想:3.6%、前回:3.7%
この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
失業率が改善して無くて、時給も悪化している場合は雇用者数が良かったとしてもドル売りになるはず!あとは米政府が閉鎖してると発表が延期される可能性があるよ!
◆アメリカのISM非製造業指数が発表されます。
- 23:00: 🇺🇸 アメリカ
重要度:★★★ 9月ISM非製造業景況指数(総合)
予想:52.0、前回:52.0
この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株
過去の動向とドル円の動き

ISM非製造業はちょっと読みづらいね!
下振れしたらドル売りになるとは思うけど、ここ半年でちょっとずつ良くなってきてるのが気になる!
てなわけで今週は日銀短観、ISMが2つ、雇用統計に週末は日本の自民党総裁選!
荒れに荒れる週になると思うから、いつもよりも距離を置いて挑もう!
ちなみに経済指標はGMO外貨さんのウェブサイトが見やすいよ!
FX口座としてもかなり優秀なので是非口座開設してみてね!
いまならキャッシュバック額もかなり大きいよ!

気にしておくべきこと
では今週の気にしておくべきことです。
FRBの舵取りはますます難航
米FRBのパウエル議長は、インフレ加速リスクと雇用悪化リスクの板挟みで「難しい局面」にあると強調しました。
利下げのタイミングについて明確なシグナルを出さなかった点は、市場にとって不透明感を強めています。
米金融政策が一段と予測しづらい状況に入っており、次回FOMCに向けて雇用統計やインフレ指標の重みがさらに増すでしょう。

投機筋の円買いは「逆風」に?
9月23日時点でシカゴ通貨先物の円買いポジションが増加しています。

大口投機筋が円高を見込んで仕掛けた動きとみられますが、その後の円相場はむしろ下落基調。彼らは含み損を抱えている可能性が高いです。
個人的には「裏の要因があるのでは」と勘ぐってしまいますが、現状では円売り圧力が強く、流れに逆らう形になっています。
10月は日銀イベントラッシュ
10月は日銀関連の重要日程が目白押しです。
- 日銀短観(1日)
- 内田副総裁(2日)
- 植田総裁の発言(3日)
- 自民党総裁選(4日)
- 日銀支店長会議(6日)
- 金融政策決定会合(29〜30日)
どの場面でも利上げを意識させる発言が出れば、年内利上げ観測が一気に強まる可能性があります。特に総裁選の結果が与える影響は軽視できません。
小泉氏の「ステマ騒動」と総裁選の行方
有力候補と目されていた小泉進次郎氏が「ステマ問題」で謝罪に追い込まれ、当選可能性がやや遠のいたとの見方が出ています。
ただし、依然として誰が勝ち抜くかは読みにくい状況。市場は総裁選の結果を円相場の材料として注視しており、直前には思惑的な円買い・円売りが強まるかもしれません。

米経済は依然として底堅い
先週発表された新築・中古住宅販売、GDP、失業保険申請件数はいずれも好調。米経済の底堅さが再確認されました。

ただし、直近の雇用統計は2カ月連続で鈍化しており、今週の雇用統計は特に注目されます。
もし弱い結果となれば、FRBの政策判断に一段と影響を与えるでしょう。
米政府閉鎖リスクが迫る
米連邦政府の2025会計年度は9月30日に期限を迎えますが、予算案をめぐり与野党の対立が続き、妥協の兆しが見えていません。

市場の混乱要因となりかねず、投資家にとっては「リスクオフの引き金」になり得ます。
リスクオフといえばゴールドですが、米ドルも最近は有事の際に買われることがあるので、ドル買いゴールド買いの相場が到来する可能性もありそうですね。
では今回のまとめです。
- FRBの迷走!?利下げの行方はますます不透明に!
- 投機筋の円買いは失敗か、それとも隠された狙いが!?
- 10月の日銀イベントラッシュで円相場は大荒れ必至!?
- 小泉氏のステマ騒動で総裁選の展開は大混迷へ!
- 米経済は好調だが雇用統計は要警戒!
- 米政府閉鎖リスクで市場に激震が走る可能性も!?
いや今週デカいイベント多すぎるだろ・・・流石に大怪我する確率が高すぎる・・・
無理せずトレードしないという選択を取るのも大事だよ。
米政府閉鎖で株が大きく下落してしまう可能性もあるから、むしろその時に拾うつもりで立ち回りましょう。
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