株が過去最大に暴落しました

大暴落FX YouTuber JINです。

アメリカ株が大暴落しました。

NYダウの日足チャート。2000ドルの下げ
目次

米国株の下げ連続記録、過去最大を更新

NYダウが2日続けて1000ドル前後の暴落をしまして、2日でまさかの2000ドルの下げ…

この下げ連続記録は過去最大とのことで、米国株の株価指数や先物で投資をしている僕は大ダメージを食らいました。

やらかした、くそ…

その要因なんですけれども、もうニュースやテレビで散々やっていると思うので詳しくは説明しませんが、中国のコロナウイルスが暴れまくっているせいです。

アメリカも感染拡大は免れられないだろうという懸念から株が売られているようです。

米国株、ダウ879ドル安 2日間の下げ幅は1911ドルで過去最大

25日の米ダウ工業株30種平均は連日で大幅に下落し、前日比879ドル44セント(3.1%)安の2万7081ドル36セントで終えた。米景気と企業業績への悪影響が警戒され、銀行や資本財など景気敏感株を中心に幅広い銘柄が売られた。

ダウ平均は24日にも1031ドル61セント下げており、2日間の下げ幅は1911ドル05セントとなった。連続する2営業日の下げ幅では2018年2月2日と5日の1840ドル96セントを抜いて過去最大となった。

日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXLASB7IAA05_W0A220C2000000/

アメリカ国債、10年債券利回りが過去最低に

アメリカ国債の10年債券利回りが過去最低に転じてしまいました。

国債はアメリカが発行している債券で「10年間利回りを保証しますよ」という最も安全なものなんですが、世界経済がやばいかもしれないからめっちゃ買われていて利回りが減っているわけです。

なのでそれを懸念して株の大暴落が起きました。

アメリカ国債の10年債権利回りチャート。過去最低に転じてしまった

最悪を想定して苦渋の損切へ

まぁ、流石に2日連続でこれだけ落ちていますからもう底は近いというか、多分底なんだろうとは思うんですが…

最悪のケースを想定して今回は損切りをかなりしました。

いつもでしたら損切りはあまりしないんですけれども、今回の下げは流石にやばいので、いくらなんでもこんなに下がったらここで止まるだろうという感じは凄くするんですが、苦渋の決断をしました。

やっぱりルールを守っていかないといけない…

僕は平行チャネルラインを引いて、トレンドチャネルを作って、そこの範囲内で売買するというルールを作っていたので、今回NYダウの暴落がトレンドラインを大きく下回って割ってしまったのもあり損切りしたんですが、多分底でだったんじゃないかという気がします。

一応ポジション的には持っているポジションの20%を切りまして、トータルで約3~400万円の損切りをしたと思います。

そして今現在の含み損なんですが…

いや~ちょっと待ってよ、先週末の株の含み損が-250万円だったのに、この2日で

一気に-1500万円だよ…

現在の残りのポジション

この速度で落っこちてくるのを見ると、ここで損切りをしておかないと全部持っていかれる可能性もあったので、いつもだったら本当は全力で耐えるということをやるんですが、今回はすみません、一部損切りをしました。

「おまえ、去年-6000万円とかいっても普通に耐えてたじゃん?」、「なんで今回に限ってあっさりと損切りしているんだよ?」と思う人もいるかもしれません。

たしかに入金して全力で耐えるという手法…手法と呼べるのかどうかも怪しいですけれど、これをやると8割9割は生き残れるんです。

ただし、万が一その残りの1割2割の確率で更に暴落がきた時に、ほぼ全部を失うんですよ。

過去の経験からそんなことは何回もやったし、またフラッシュクラッシュの時みたいに3000万円ぶっ飛ばすと取り返すのに1年2年かかっちゃうので…

だったら自分で作ったトレンドチャネルのルールに従って、そのトレンドを割ったって事でルールを守って一部損切りということをさせていただきました。

あとはあまり言い訳はしたくないんですけれども、

投資資金にあまり余裕がありません…

一部は確定申告の関係で税金の支払いをしなきゃいけないことです。

あとは…あまりこれを言いたくはないんですけれど…

これを言い訳にする気もないんですが、自分の親が入院しちゃいまして、その入院費を払わなきゃいけないとかが色々とあって、結構お金が必要なんですよ。

同情を引こうとかそういうことをしているわけじゃあないんです。

「あくまでもお金がない理由はちゃんとあるんだよ」ということを言いたかったんです。

ここであまり無茶なトレードをしてカツカツになって最悪のケースになった場合、税金が払えないとか病院の費用が払えないとかになったら、アカンでしょう。

そればかりはどうしてもしたくなかったので、今回は損切りしました。

含み損に耐える爆損系FX YouTuberを期待している方には本当に申し訳ございませんでした。

トレンドから見る今後のNYダウ

というわけで、トレンド確認に戻りましょう。

チャネルラインを引いたチャートなんですけれども、自分の予想を若干割っていて、NYダウにおいては27000ドル付近で一旦はね返っているんです。

さすがに落ちすぎたので、ここは一旦戻るんじゃないかと思っています。

ただし、万が一ここから割れて下がってしまうと非常に危険なので、今は含み損に耐えている分のみになっています。

なので凄く買いたいけど、買えないので今回は諦めます。

正直手法でもなんでもないんですけれど、今持っているポジションが救われるまで耐えるという手法にします。

流石にこれ以上の暴落はしないんじゃないかなと思っていますが、どうしても市場というのは最悪のケースをおり込むので「コロナウイルスのせいで世界景気が後退するかもしれない」、「どうなるかわからない」という状態が現状だと思うんです。

米大統領選挙間近で市場が警戒モードに突入

アメリカも大統領選挙が間もなく本格化してきます。

民主党のサンダース議員がちょっと勝ち上がってきそうなことから、またトランプと接戦するんじゃないかという懸念もあり、市場が警戒モードに入っています。

民主党のサンダース議員は78歳くらいのおじいちゃんなので、ほぼほぼトランプだとは思うんです。

ただ、前回はほぼほぼヒラリーだと言われたのにトランプが勝っちゃったということもありますので「万が一の可能性でトランプが負けるかもしれない」、「何があるかわからない」ということから、やっぱり市場は最悪のシナリオを織り込んでいってるのかなと思います。

サンダース氏、有力候補の地位固める ネヴァダ州で大勝

11月の米大統領選でドナルド・トランプ大統領と対決する民主党の候補者選びで、バーニー・サンダース上院議員が最有力候補の地位を固めた。ネヴァダ州で22日にあった党員集会での大勝を確実にした。

長期にわたる候補者選びの第3戦となったネヴァダ州では、集計率60%の時点で、左派のサンダース氏が得票率46%で、他の候補者たちを大差でリードしている。

サンダース氏は22日夕、テキサス州で勝利宣言し、「多様な世代、人種の団結」による支持組織を称賛。「うそばかりついている大統領にアメリカ国民はうんざりしている」と、トランプ氏を攻撃した。

BBCニュース https://www.bbc.com/japanese/51609660

なので今はちょっと戦えないんですが、現物の株を少しちびちび買ってみようかなと思います。

欲しかったアメリカの現物株(例えばウーバーテクノロジーズ)とかがあるので、それらが落ちてきたらNISA枠がまだ残ってますのでその枠で買ってみようかなと思っています。

というわけでしばらくは耐える時期になります。

今年に入ってから凄く調子が良くて連勝に連勝を重ねていたんですが、ここにきてやっぱりしくじってしまいました…

100%勝てる手法はありません

勝てる手法があってもいつかそれが崩れることもあります。

投資というのは、下手なギャンブルをしてリスク全開でとってしまうのは取り返しがつかないことになる可能性がありますので、ここは苦渋の決断の損切りをして耐える方向に、生き残ることにシフトしようと思います。

為替への影響

米/ドル円

幸いなことに、為替はそんなに落ちていないです。

米ドル/円が奇妙な動きをしていて、112円に行ったと思ったら109円台に突入で落っこちてきて、また110.5円くらいまで上がってきて、というふうに乱高下しています。

ここ最近の米ドルってそんなに動かなかったはずなのに、急に動き始めました。

米ドル/円の4時間足チャート

豪ドル

そしてまたしても豪ドルが急落しています。

中国と貿易していて中国依存がかなり強いのでしょうがないんですけれどね。

英ポンド

他の通貨は意外と堅調です。

英ポンドなんかは意外と強くて、思ったほど市場が完全にネガティブになっているわけではないのかなと思います。

株は売られているんですが、もの凄く上がっていたので、利益確定の売りも入り、かつヘッジファンドみたいな大口も売りを結構ぶち込んでいるんじゃないかなと思います。

今後の見通し

というわけでそれも買い戻しが入りますから、今は耐えている含み損を極力減らす方向にシフトして、余力を回復させて次の手を考えたいと思っています。

どうしてもナンピンしたくなりますけれど、あまり無茶な計画性の無いまま「ポジションサイズを間違えたナンピン」をすると痛い目を見ますから、そこだけは気をつけてくださいね。

※ナンピン(難平)とは、 買った後に価格が下がったらさらに買い増しをすること。難を平らにすることからこういう漢字とされている。

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