5月に入っても自粛延長でマッサージに行けなくて肩こりが酷いよ系FX YouTuber JINです。
いや、ちょっと自粛延長は勘弁してほしいな。
いつまで続くねん、と…
行きつけの近くのマッサージ屋が休業しててやってないんですよ。
マッサージに行きたいよ…勘弁してくれ…
先に行っておきますけど、いやらしいやつじゃないですよ?
健全なマッサージ屋の話ですよ?
自粛延長であらゆるお店がお休みになってしまうのはしょうがないんですけれど、
マジで自粛疲れでやばいよ…
そんな中、5月の相場がちょっと荒れ始めています。
ゴールデンウィークは終わったんですけれども、連休中に暴落急落がくるんじゃないかということで警戒されていたんですが、ほどほどの円高とほどほどの株の急落がありました。
米ADP民間雇用者数、4月は過去最大桁外れの2020万人減
その要因なんですけれども、まずADP雇用統計が桁外れに落ち込んでいます。
米ADP民間雇用者数、4月は桁外れの2020万人減-過去最大
ADPリサーチ・インスティテュートが6日発表した4月の米民間雇用者数は、2002年の統計開始後で最大の落ち込みを記録した。
Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-06/Q9WSSZT0AFB901
今回のADP統計は、米労働省が8日発表する4月雇用統計の大幅な悪化を示唆しており、経済に広範囲に打撃を及ぼしていることをあらためて示した。
4月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比で過去最多の2100万人減少し、失業率は16%に達すると予想されている。
4月 ADP雇用統計 [前月比]:
前回(修正)
-2.7万人(-14.9万人)
予想
-2100.0万人
結果
-2023.6万人
やばいとしか言いようがない。
リーマンショックのときでさえ失業率って10%ちょっとだったんですよ。
16%を予想しているので、間違いなく過去最大の大ピンチ…
とはいうものの、このところ指標の結果が悪いからといって必ずしも株や為替が暴落するという状況ではないので一概には良くないとも言えないんですよ。
3月、新型コロナウイルスショックであまりにも株為替が暴落してしまったので、4月は指標結果が悪くても金融緩和しまくったおかげもあって株が上がるというぶっ壊れ相場になりました。
なので、3月4月は正直指標結果はあてにならんぞ、という状態でした。
指標結果が悪いから下がるというものでもない、むしろ逆に悪ければ上がるぞ、みたいな状態にここ最近はなっていました。
こればかりはもう織り込み済みなのかな…?
どう考えてもロックダウンだなんだ、新型コロナウイルスのせいで経済が麻痺っていましたから、本来であれば悪い方向に行くとは思うんですけどね。
最近はむしろ結果が悪ければ金融緩和が期待されて株が買われるのもあって、あまりアテになりません。
基本的に株式相場というのは半年先を織り込むと言われています。
半年後には新型コロナウイルスも一服しているだろうという期待から金融緩和を行ったので、結果が悪くても株が上がっていくという逆相関の話になるっていう話なんです。
ただし、今後未来が悪化していくようなニュースがあれば、当然株・為替は下がっていきます。
トランプちゃん、中国との貿易協定の破棄を示唆
さて、ここにきてNYダウが結構急落してきまして、嫌なニュースが出てきました。
トランプ、中国との貿易協定の破棄を示唆…“貿易戦争”に
11月の大統領選挙のために今まで1段階の貿易合意の維持に力を注いできたドナルド・トランプ米国大統領は、1段階の貿易合意破棄の可能性まで口にし始めた。
ロイター通信によると、トランプ大統領は6日(現地時間)ホワイトハウスで記者たちに「中国が貿易協定を守るかもしれないしそうでないかもしれない」と語った。つづけて「中国が約束を守るかどうかこの1、2週間見守ってみる」と付け加えた。
ニフティニュース https://news.nifty.com/article/world/korea/12211-653253/
貿易戦争が新型コロナウイルスのせいでうやむやになってしまいましたけれども、ここにきてトランプ大統領が中国に圧力をかけはじめたそうです。
「新型コロナウイルスは中国のせいだ賠償しろ」とか、「関税をかけるぞこの野郎」みたいな圧力もあって、かなり雲行きが怪しくなってきました。
本来であれば米中合意をして大統領選に向けて株価爆上げでトランプが「どんなもんじゃい!」と言いながら大統領再選するというシナリオだったんでしょうけれども、今年の2月から始まった新型コロナウイルスショックによりすべてのシナリオがぶち壊れてしまいました。
この件が影響して株が大暴落、失業率が大幅に増えて大変なことになっているわけなんですけれども、ここにきてトランプは中国に追い打ちをかけて支持率を上げようとしています。
「関税を武器にするな」、中国が米を批判
ですが、中国も一筋縄ではいかないようです。
「関税を武器にするな」、中国が米を批判 コロナ起源説は否定
中国外務省の華春瑩報道官は6日の定例会見で、関税を武器として使用すべきでないと述べ、米国の姿勢を批判した。トランプ大統領はこのところ中国への圧力を強め、対中関税の発動も辞さない姿勢をみせている。
華報道官は、関税は概して関係当事者全てにマイナスとなると指摘。「他国を威圧するための武器として関税が使えるなどという考えはやめるべきだ」と語り、中国への報復として関税引き上げは「確実に選択肢の一つ」と表明したトランプ氏をけん制した。
ロイター https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-usa-china-idJPKBN22I1ED
めちゃめちゃギスギスしてきた~!
せっかく新型コロナウイルスショックが落ち着いて…
いや落ち着いてるのかどうかはわからないですけれど、経済が再開へ向けて頑張っている中、米中がギスギスしてきました。
おかげさまで株・為替が急落しています。
改めて「セルインメイ」のおさらい
5月はセルインメイということで、株を売っておけよみたいな格言があるんですが、改めてこの格言の本当の意味をおさらいしたいと思います。
過去にも何度も言っているので知っている人は知っているかもしれないんですけれど、セルインメイの本当の意味は、
「株が5月に暴落するから売っておけ」
ではありません。
「Sell in May, and go away; don't come back until St Leger day.」 (5月に売れ、そしてどっかに行け。セントレジャーデイ(9月の第2土曜日)まで戻ってくるなよ)
「夏場はバケーションシーズンで薄商いとなり、軟調になり易いので、その前の5月に株を売って夏場は株を持たずに9月の中頃に再び株の投資を始めなさい」
という意味で、これが投資の格言セルインメイの本当の意味です。
「5月に株が暴落するから売っておけ」ではないんです。
だから僕はNYダウを買いで入りました。
ただし、今回のギスギスモードで株が急落してしまい、絶賛含み損を掴んでいます。
なんで俺が買うと株が急落するんだよ!?
腹立つなぁもう…
たいした枚数じゃないんですけれども、絶賛含み損を食らっています。
有名投資家の投資カレンダーからみる5月の相場
ここで、以前にも紹介したラリー・ウィリアムズの投資カレンダーを参考に見ていきましょう。
これによると、5月の相場は米国市場S&P500は7勝4敗ということで、勝率63%なんですよ。
なので基本的に5月に買ったところで問題ないんです。
ただし、5月に上がったところで上手く逃げておかないと意味がありません。
つかまっちゃうと天井を掴んでしまう可能性があるので、なるべくならNYダウが上がったら逃げたいなと思っています。
もう1つあります。
為替において5月は円高になる確率が過去20年の統計では6割円高になります。
ドル安円高になります。
日本市場、日経平均は基本的に円高になると下がる傾向にありますので、日経平均においては5月は下がりやすく、勝率は5勝6敗です。
勝率45%ということで、日経平均は下がりやすいんです。
アメリカ株は勝ちやすいんですけれど、日経平均は下がりやすい…
アノマリーがそう示しているんですけれど、トランプちゃんが中国と喧嘩し始めそうで、これが重しになっています。
去年も似たようなことやったよね…
去年も5月に「中国に貿易関税かけたるわい、上乗せじゃい!」みたいなことを言い始めたので5月に大暴落しました。
セルインメイとは関係なしにトランプちゃんが暴落させました。
お前は5月になると喧嘩したい病でも始まるのかい!?
きっと何かの戦略、多分戦うなら5月しかないということなんでしょう。
11月は大統領選ですので、今株が下がっても9月くらいには持ち直す自信があるというか、そういう戦略でやっているのかなという気もします。
トランプちゃん、対イラン軍事行動制限に拒否権発動
トランプちゃんは中国に限らず、イランに対しても強気に出ています。
トランプ氏、対イラン軍事行動制限に拒否権発動
トランプ米大統領は6日、イランに対する大統領の軍事行動の権限を制限する決議案に拒否権を発動した。声明で「決議案は米軍や同盟国などをイランの脅威から守る大統領の職務を妨げる可能性がある」と理由を説明した。トランプ氏は1月にイラン革命防衛隊の司令官殺害を突然決断しており、今後も米国とイランの突発的な軍事衝突のリスクが残る。
議会上下両院は3月までにイランに対する軍事行動に議会承認を求める決議案を超党派の賛成多数でそれぞれ可決した。トランプ氏は声明で「イランや親イラン武装勢力は米国や同盟国を長らく攻撃してきた」と指摘。決議案に関し「イランの次の一手を予想して迅速に対策を講じ、敵軍に対抗する大統領の権限をそいでしまう」と懸念を示した。
日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58797250X00C20A5000000/
ということでイランにも強気に出てきているんですよ。
やっぱり5月になると暴れ始めるトランプ大統領、何かあるんでしょうね。
6月以降はバケーションシーズンに入ってしまうので、多分やるなら今しかないという考え方なのかな。
3月4月は新型コロナウイルスショックでそれどころじゃなかったので、トランプも自粛したのかなと。
なので、ちょっと風向きがかなり危うい。
NYダウを買っちゃって含み損を食らっているので、できれば逃げたいです。
むしろ売りを入れたいって感じになっているんですが、時すでに遅しお寿司…
トランプのやることなんてタイミングよく読めるわけがないので、こればかりはしょうがないんですけれどね。
もしも株がもう1回くらい上がるのであれば、5月は一応株が上がりやすいということですので、上がったところで逃げたいと思います。
ただかなり雲行きがやばくなっているのは確かです。
トランプちゃん、米大統領選で対立候補と接戦に
あとは選挙の話なんですが…
今年のアメリカ大統領選において民主党のバイデン候補という方が支持率を上げてきまして、共和党のトランプ大統領VS民主党のバイデン候補という戦いが今年の大統領選になるらしいんですが、支持率的にも接戦になってきてしまいました。
本来アメリカの大統領2期目というのは現職の大統領がかなり有利で、トランプ圧勝かと思いきや、今のところまさかの接戦となっています。
その理由は結局新型コロナウイルスのせいなんですけれど雇用が大幅に悪化しており、株が暴落したりだとか、新型コロナウイルスの対応が遅かった、などという事からだそうです。
アメリカの感染者が100万人超えしちゃっていますから、遅かったなどの理由から接戦になりつつあるそうです。
米大統領選、バイデン氏のリード縮小 雇用などでトランプ氏優位
ロイター/イプソスが4─5日に行った世論調査によると、11月の米大統領選に向け民主党の候補指名が確実となったバイデン前副大統領は、ここ数週間で現職のトランプ大統領(共和党)に対するリードが縮小した。
調査では、登録有権者の43%が11月の大統領選でバイデン氏を支持すると回答したのに対し、41%がトランプ氏を支持すると回答し、事実上ほぼ互角となった。
バイデン氏は先週の調査で6ポイント、4月15日と21日の調査では8ポイントリードしていた。
ロイター https://jp.reuters.com/article/usa-election-poll-idJPKBN22I0JZ
まさかのトランプが負けてる!
トランプちゃんピンチ…
なんですが、多分トランプが勝つよ。
その理由ですが、バイデンちゃんは若干「中国寄り」なんですよ。
トランプはやっぱりやるときはなんだかんだ言ってやってくれるんですよ。
イランを攻撃したり、中国に関税をかけたり、いろんなことをやってくれる大統領、ちょっと無茶苦茶なところもあるんですけれども、頼もしい一面もあるんですよ。
アメリカ国民の心情としては、めちゃくちゃやられたわけですよ。
新型コロナウイルスのせいで経済がめちゃくちゃになって、ボロボロにやられたわけで、皆恨んでる…
口では言えないけれど、相当ムカついてるはずです。
こんなときにバイデンが勝つってちょっと考えられません。
なのでおそらくなんですけれど、トランプが勝つんじゃないでしょうか。
前回の大統領選もトランプが「負けるよ負けるよ」と言われて、「ヒラリー氏リードです!」と言われていたんですが、ふたを開けてみればトランプが勝ちましたよね。
そういうのもあり、僕はトランプが勝つんじゃないかと思います。
まあ、あくまでも僕の予想なので当たるかどうかはわからないですけれど、現職の大統領が有利なのと、今はやっぱり力強い大統領が選ばれるのではないかということから、バイデン有利だと言われていますが、僕はトランプが勝つかなと思っています。
その証拠に、また減税するみたいなことを言っています。
実際有言実行でやってくれる大統領なので支持されるんじゃないでしょうか。
別にどっちが勝とうが正直どうでもいいんですけれど…
今後の見通し&戦略
というわけで、雲行きが怪しくなってきたんですが、この先どうなるかはわからないです。
金融緩和をしまくったので、新型コロナウイルス自体が終息に向かうのであればまた株価も上がってくるんじゃないかと思います。
FX、為替においては、5月は円高アノマリーですので、早速連休中に為替が結構ズルっと下がってきました。
4月は目一杯上がっていたクロス円、主に豪ドルや英ポンドが上がっていたんですけれども、5月に入った途端に売られまくっています。
今現在も売られまくっているので、もしも上がってきたらひたすら売りを入れて、売りで勝負したいと思います。
株においては、ちょっと今は含み損を掴んじゃっているんですが、もしも上がったら上手いこと逃げて様子見しようかなと思っています。
ちなみに先ほど紹介したアノマリーカレンダーによると、6月はアメリカ市場が弱いです。
S&P500が5勝6敗ということで、6月になると株が弱い傾向にあるようです。
一方日経平均株価、日本市場は8勝3敗で勝率が70%なんです。
これはなんでかというと、5月は円高ドル安になるから日経平均も弱く、6月は円安ドル高になるから日経平均が強めなんですよ。
一番下がるのは8月(一番円高になりやすい時期)です。
8月大底をつけたところで買いに行くのが一番いいんじゃないかなと思っています。
8月は株も為替も下がりやすい…
というわけで、5月はバケーションシーズンに向けた準備期間ですので、ここを上手く乗り切っていきたい。
為替は売りでガンガン勝負していますけれど、万が一為替がワーッと上がって売りを入れちゃってつかまっても、8月になったらまた暴落して助かるかもしれないという猶予が実はあるんですよ。
大統領選もありますし、8月に何が起きるかはわからないので、売りでガンガン勝負して、よっぽどド底売りで入らない限りは大丈夫じゃないかと思っているのもあり、上がったところでバンバン売りを入れて稼いでいきたいなと思います。
著名投資家、赤字5兆円超 航空株全て売却
スーパーおまけニュースです。
ウォーレン・バフェットが赤字5兆円です。
バフェット氏の投資会社、赤字5兆円超 航空株全て売却
著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが2日発表した2020年1~3月期決算は、最終損益が497億ドル(約5・3兆円)もの赤字(前年同期は黒字216億ドル)だった。投資先の株価がそろって急落したため。赤字幅は過去最大となる。
同社は米アップルやコカ・コーラといった有名銘柄のほか、デルタ、アメリカン、ユナイテッドなど米主要航空会社の株式も保有していた。しかし、バフェット氏は2日、オンライン中継の株主総会で「世界は変わってしまった」などと述べ、航空会社株を全て売却したと明らかにした。
朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASN535JH9N53UHBI007.html
ついにバフェットまでもが航空会社の株をすべて売却するという事態になりました。
バフェ爺ですら赤字になるという相場だということですね…
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
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