発表時はお祭り騒ぎ?米国雇用統計とは

数ある経済指標の中でも、世界中の投資家が一番注目しているキング・オブ・経済指標米国雇用統計

米国雇用統計は1カ月に1回、その時のマーケットはお祭り状態になるとも⁉︎

米国雇用統計が、なぜそんなに注目度が高いのか見て行こう!


今回の記事は、オレ的重要指標ランキングで⭐️5の指標の詳細です。


目次

米国雇用統計ってどんな経済指標?

米国雇用統計とは、米労働省労働統計局(BLS)が、米国の労働者の雇用状況を調査し、発表する雇用に関する経済指標です。

景気動向を示す重要な経済指標で、FOMCにも大きな影響を与えます。

FOMCとは・・
Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、アメリカの金融政策を決定する会合のこと

12日を基準日として、12日を含む週の雇用状況を調査しています。

発表時期

原則、毎月第1金曜日

  • 〈夏時間〉日本時間 21:30
  • 〈冬時間〉日本時間 22:30

雇用統計の内容

米国雇用統計は、10項目以上の統計が発表されます。

その中でも、注目されるものとされないものがありますが、特に注目されるものは2つ

非農業部門雇用者数

最も影響力があるとされるのが、この「非農業部門雇用者数」です。

非農業部門雇用者数とは、農業部門を除いた産業で働く雇用者数のこと。

前月比でどれだけ増減したかで判断されます。

農業を除く民間企業や政府機関などの給与支払い帳簿を基に集計されており、家計サンプル調査ベースの失業率に比べ、前月の雇用の動きをいち早く映すとされ注目されています。

非農業部門雇用者数は、米連邦準備制度理事会(FRB)も注目している指標であり、金融政策の決定にも影響を与えます。

失業率

失業率とは、労働力人口に対する完全失業者の割合の事です。

軍隊従事者、刑務所の服役者などを除いた16歳以上の男女が対象で、労働の意思のないものは、労働力人口から外されるため、失業率には反映されません。

一般的に失業率の上昇は経済状況の悪化を示すことから、米国の雇用動向を知る上で重要とされています

米国雇用統計の特徴

雇用統計は事前の市場予想がハズレる事も多く、サプライズが起こりやすい。

つい最近発表された雇用統計も予想値との乖離が話題になりました。

大番狂わせの5月の米雇用統計、予想外の米国雇用の回復に市場も驚く

5日に発表された5月の米雇用統計は、事前予測と現実の数字が過去最大規模の乖離を示した。たとえば、失業率は13.3%となり戦後最悪となった4月の14.7%から一転して改善していたのである。事前の市場予測は20%程度の失業率を見込んでいた。さらに5月の非農業雇用者数は前月比250万人増加となった。「増加」となったこと自体がサプライズであった。

YAHOO!ニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/kubotahiroyuki/20200607-00182227/

非農業雇用者数は750万人減少の予想が、なんと結果は250万人増加と、とんでもなくかけ離れた結果に。

この様に予想が外れやすく、サプライズが起きやすいのが米国雇用統計です。

この他に、当月の数字と一緒に前月、前々月分の修正値も発表されます。

これら過去の修正値も相場を動かす材料となるので注意が必要です。

影響のある通貨ペア

米ドルは基軸通貨として取引量が多いことから、ほとんどのドルストレート通貨に影響があると言えます。

その中でも特に、「円」「ユーロ」「英ポンド」は世界的に流通量の多い通貨なので、対ドルでは必ず影響が出ます。

先程の予想と乖離が大きかった雇用統計発表時の米ドル/円のチャートです。

他の時間帯に比べ動いている事が見て取れますね。

この他に、豪ドルも、オーストラリアの最大の貿易輸出先が米国である事から影響を受けやすいと言われています。


ユーロ/米ドル、米ドル/円、ポンド/米ドルって事は、取引量トップ3通貨ペアに影響があるって事か。
そりゃ世界中のトレーダーが注目する訳だな。


もしも…雇用統計で戦うなら?

最初に言っておきますが、初心者の方には指標発表時、取引することはオススメしません。

相場が大きく動くと予想される事から稼ぐチャンスと捉える方もいるかも知れません。

しかし、少し厳しい事を言いますが、雇用統計や経済を確認せず、単純に値動きだけをみてトレードするのは、ただのギャンブルです。投資ではありません。

「現在の米国の経済状況がこうだから、雇用統計でこんな数字が出れば、○○のように相場が動くだろう・・」

という、事前シミュレーションが出来なければ、雇用統計発表時の為替相場を予想出来ず、戦いようがありません。

雇用統計で戦おうとするトレーダーは皆これをしています。

しかし、先程も書いた様に、予想値自体が大きくハズレたりと、この事前シミュレーションが想像以上に難しいのです。

慣れないうちは、指標発表時にはトレードしないのが無難と言えるでしょう。


ちなみにボクは重要指標関係なく、損切りしない男気FXをしているので、指標発表時もポジションは持ち越したままです!
 
キミは論外だから。良い子は真似しない様にね!


雇用統計の様な大きな指標とどう向き合うべきか

少し調べれば、指標に関する予想値や専門家の見解など様々な情報が出てきます。

しかし、そのどれもが絶対ではありません。

FX初心者の方は、分からないからトレードしないという選択肢も正解だと思います。

そして、事前にいつ発表されるなどの情報も出ているので避ける事も可能なのです。

米国雇用統計の様に、大きな指標発表には事前に特性や影響のある通貨ペアなど出来るだけ多くの情報を得た上で指標と向き合う様にしましょう!

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