トラリピのレンジ幅をどうやって決めたらいいの?
トラリピを運用を始める時に、1番迷うのはレンジ幅だと思います。
レンジ幅をいくらからいくらにするか、高めにするか低めにするか、一概にレンジ幅と言っても戦略の奥は深いですね。
この記事を読んで、トラリピのレンジ幅の決め方について、しっかり学んでくださいね。
トラリピのレンジ幅の決め方は、単純に値幅だけではない!
レンジ幅の決め方をしっかり学んでくださいね
トラリピのレンジ幅の決め方は?
トラリピでは自動売買の設定を仕掛けるならば、通貨ペアや買い・売り方向が決まったら、レンジ幅を設定します。
レンジ幅とは、いくらからいくらまでの間にトラップ(注文)を仕掛けるかを設定しますので、トラリピ戦略によって意見が分かれる所です。
現在の値が高値にいるのか安値にいるのかでも、仕掛けるレンジ幅は変わってくるでしょう。
買いトラリピならレンジ幅を下目に取っておけば、暴落してもレンジ幅を突き抜ける可能性は下がりますので、リスクは下がります。
同じレンジ幅でも、高めに仕掛けるのか低めに仕掛けるのかでも、収益は変わってきますね。
レンジ幅は簡単なように見えて奥が深いので、レンジ幅の決め方をしっかり学んでおきましょう。
年間平均高低差を参考にする
トラリピを仕掛ける範囲の目安は?
過去5年間の平均高低差を参考にします。
トラリピでよくある質問 https://www.toraripifx.com/toraripi_basic/question02.php
これはつまり「米ドル/円は1年間に15円くらい上下してもおかしくない」ということを示しています。
年間高低差とは、1年間でいくらほど動くのかを示したもので、トラリピでは5年間の平均年間高低差を参考にすることを推奨しています。
このレンジ幅なら絶対に大丈夫!ということはありませんが、根拠としては合理的ではないでしょうか。
トラリピで平均年間高低差以上のレンジ幅で仕掛けておけば、暴落してもレンジ幅を抜ける可能性も低いですね。
プラススワップ方向で運用する
レンジ幅が決まったら、次は実際に設定を仕掛けてみましょう。
僕はトラリピ運用では、プラススワップの方向だけで仕掛けます。
カナダドル円などのクロス円では、ほとんどが買い方向でプラススワップですね。
もしポジションを長期的に持ってしまっても、継続的にスワップポイントが貰えるので、気が楽です。
ひたすら下がったら買うを繰り返す戦法で、細かく決済を繰り返して利益を積み重ねていくだけ。
単純で地味ですが、これが1番効くんですよ。
僕がトラリピで仕掛けているのも、プラススワップが発生する片方向が基本です。
マイナススワップで沢山ポジション持たれると、地味に痛いんだよね
トラリピ1クリックで運用する
トラリピ1クリックとは、トラリピが市場の動向をファンダメンタルズ分析・テクニカル分析で、合理的なロジックを提供してくれます。
想定運用期間があり、この期間内の予想でロジックを提供してくれています。
レンジ幅に迷った人は、プロの分析を参考にできるトラリピ1クリックは強い味方です。
僕もこの「トラリピ1クリック」の解説を、個人的にいつも参考にしています。
実際に僕もトラリピ1クリックで運用していますし、利益も出ているので、実績としては十分でしょう。
しかしプロの分析とはいえ、もちろん提供がない時もあれば、絶対勝てるものではありません。
あくまで参考程度と思ってください。
ハーフ&ハーフ戦略なら少ない証拠金でカバーできる
トラリピでは基本はプラススワップの方向だけで仕掛けますが、ここで1つ技があります。
ハーフ&ハーフという技を使うと、証拠金を抑えながら広いレンジ幅をカバーできる戦略です。
要はレンジ幅を半分にして、注文数を半分ずつ仕掛ける。
証拠金は、買い・売りのどちらか多い方だけでOKです。
ある程度の為替予想が必要なので、上級者向きと言われていますが、証拠金が少なくて済むので気軽に運用できる技ですね。
中級者以上向けですが、こんな方法もあることは覚えておいてください。
ハーフ&ハーフの、トラリピ1クリックで登場した時には、同時運用もありですね。
ロスカットラインはリーマンショックが来ても平気な水準にしておく
通貨ペア・買い/売り・レンジ幅が決まったら、実際にトラリピを設定して注文してみましょう。
注文を仕掛けて、リスク試算表で試算してみてください。
リスクについてもちゃんと管理してこそ、トラリピは安全に運用できるのです。
トラリピを運用するならもう1つ忘れてはいけないのは、ロスカットラインです。
運用試算表ではすべての注文が成立している時に、いくらまで値動きしたらロスカットが発生するのか、を試算ができます。
僕の場合はこのロスカットラインが、リーマンショック時の安値水準を下回るようにしています。
もう1度リーマンショックが来てもロスカットは発生しないので、ひとまずは安心して運用ができるかと思います。
もちろんこれからリーマンショック以上の暴落が発生しないとも限りませんが、100年に1度と言われていますので、そう簡単には起きないはずです。
2020年のコロナショックもリーマンショックの2/3の値動きで済みましたし、コロナショックでもトラリピは機械的に利益を積み重ねてくれました。
リスクを管理して運用する
トラリピで運用する理由は、リスクと資金管理がしやすいからこそ運用しています。
推奨証拠金まで入れておけばOKというわけではなく、ロスカットラインまでちゃんと見ているからこそ、僕の運用では利益を出せています。
資金がないのに注文入れまくってリターンを狙ったら、短期的には利益が出るかもしれませんが、暴落で退場の可能性もあります。
短期的には利益が出ても、ロスカットになったら利益は全部吹き飛びます。
トラリピの運用では、欲張らずに淡々と積み重ねが大事です。
含み損が増えていく…、不安で夜も眠れない!
リスク試算で、リーマンショックが来ても吹っ飛ばない設定にしたでしょ
信じて待つことも重要だよ
FXは、リスクと上手く付き合うこと!
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
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