夏枯れ相場を攻略して逆転を目指したい系FX YouTuberのJINです。
今日は僕も使ってるFX業者、トレイダーズ証券様のみんなのFXでヒートマップなるものがリリースされました。
このヒートマップはなんぞや?という事を実はトレイダーズ証券の人に聞いたんですよ。
色々聞いてまとめたので今回はそれを元にお話したいと思います。
凄く案件臭いんですけども、多分誰も動画にしてないのでヒートマップについて色々お伺いしましたのでその内容をまとめてご報告したいと思います。
みんなのFXのヒートマップとは
実際見てもらえば早いんですけど世界各国の通貨の名称が書いてあって、数字が書いてあったり赤くなったり青くなったりしています。
これはリフィニティブ・ジャパン株式会社、旧トムソン・ロイター社が提供している市場心理指数TRMIをもとに通貨毎の強弱を可視化したツールだそうです。
市場心理指数TRMIは機関投資家の間ではとてもポピュラーな指標で約4000社が使用しているそうです。
トレイダーズ証券さんは個人投資家の皆様に機関投資家に負けない投資環境を提供するという経営方針をあげているので、個人投資家の皆様にもこのプロが使っているツール「ヒートマップ」を提供したくリリースしました、とのことです。
なんというありがたい企業でしょう…
ありがたやありがたや…
あぁ~ありがたや。
一言で言うならこのヒートマップは、
各国のファンダメンタルズ(経済状態)の強弱が一目でわかるツール
ということです。
カレンシーストレングスとの違い
僕がよく見ているサイトに「カレンシーストレングス(Currency Strength)」っていうサイトがあるんですけど、そこで各国の直近の通貨の強弱がチャートで見られるサイトがあるんですけど、そこが単純な通貨強弱と言うのであればこちらはファンダメンタルズの強弱がわかるツールなのかなと。
僕がよく使っている通貨の強さを見れるサイト「Currency Strength」
https://currency-strength.com/
市場心理指数TRMIについて解説
先ほど申し上げた「市場心理指数TRMI」なんですけども、世の中に溢れている情報をテキストマイニングしたもので、ニュースの単語だったり文節を区切ってそれらのワードや出現回数や出現傾向、マーケットへのインパクトを分析してデータ化し数字にして分かりやすくしているもの、だそうです。
リフィニティブ社の世界中のニュースや要人発言、著名人のSNSなどがテキストマイニングの対象となっています。
例えば米国感染者数増加というワードに対して米ドルがポジティブに動くかネガティブに動くかを分析している、と。
数値はマイナス1からプラス1の範囲で表示されます。
ってことは、これ完全にAIですよね。
ついにAI技術の発展もここまできましたか…
だからなんぞい?っていうのはさておき、ここからが非常に重要です。
取引き活用方法
取引の活用方法です。
単純に市場心理指数TRMIが強い赤色を買って、市場心理指数が弱い青色を売るイメージが順張りになるので順番についていくというトレードをする、という使い方がスタンダードなんじゃないかなと思います。
ただしヒートマップで強いもの同士の組み合わせの通貨ペアだと動かないので、強い通貨と弱い通貨の組み合わせと通貨ペアを買うと良いそうです。
例えば米ドルが強くて赤い色になっていて、円が弱くて青い色になっている場合は米ドル/円を買う、といった使い方がいいんじゃないかなと思います。
あくまでツールなので参考程度にとどめて欲しいんですが、もしFXなどで特定の通貨をトレードしようとしている時に「買いか売りで入る?どっちが適切?」って時にはこのヒートマップを参考にしてみるのもいいかもしれません。
まぁ、あたりまえですが100%は無いですよ。
状況によって色々変わったりしますから、100%これでいけるってわけではないんです。
あくまでも参考程度にはなると思います。
なのでヒートマップだけで売買の判断するのはおすすめしません。
どの通貨ペアを取引するかの参考にはなりますけども売買のタイミングを決められるものではありませんのでそこは気をつけてください。
これと並行してチャートやテクニカル指標でエントリーポイントを探って売買のタイミングを決めるといいと思います。
ちなみにみんなのFXではみんなのマーケットのツールでポジションの偏りや売買比率を見られますので、こちらのツールを活用してエントリーポイントを見つけるのも手かなと思います。
売買比率から見る注意点
売買比率なんですけど、今だと米ドルのポジション買いで持ってる人がめちゃめちゃつかまっているようですね。
以前にも何度も言ってるんですけど、ポジションが偏ると機関投資家がそれをぶっ壊しに行く傾向があります。
例えば米ドル/円の買いでもの凄い沢山の人がつかまってるって時には、もの凄い勢いで下にボーンって勢いをつけて売りを入れてその状態をぶっ壊しに来たりします。
強烈な売りが入って買いで耐えている人みんなをロスカットさせるんですよ。
それによってみんなロスカットされて買いが売りに変わる…
そして最終的にはそれを仕掛けた、強烈な売りを入れた機関投資家やヘッジファンドなどが儲かってくると。
FXでよくクラッシュってあるじゃないですか。
僕も何度もやられたんですけど、2019年1月3日のフラッシュクラッシュだとか、2020年も3月の新型コロナウイルスショック、などがありましたよね。
こういったショックで何度もやられたんですけど、今回も同じ様な事が起きる可能性があります。
今、売買比率かなり米ドル/円が買いに傾いちゃってるんで狙われるんじゃないかなと思っています。
実際、米ドル/円は円高にかなり走って下がってますから、8月バケーションシーズンに入るのでファンドに狙われてズゴンといくんじゃないかなという気がします。
こうした理由もありますので、この売買分布図とヒートマップを参考にトレードするのはアリなんじゃないかなと思います。
ヒートマップが向いている時間軸の取引
ちなみにこのヒートマップは時間軸の取引、1日単位でトレードするデイトレードや3日から4日以上のスイングトレードと相性がいいそうです。
また、更新頻度は1時間おきに更新されます。
直近24時間のデータを元に計算されているので、そこまで頻繁に強弱はコロコロ変わりません。
特に情報量の多いアメリカ・ヨーロッパ・イギリス・日本の通貨強弱は頻繁に変わることは少ないと思います。
一方でナイジェリアやロシア・台湾などの通貨はみんなのFXでは取り扱いがありませんがヒートマップ上では確認できます。
こうした国は情報量が少なくて厚みが無いので、シグナルが変わりやすいかもしれません。
以上のことからヒートマップ、もし興味ある人は使ってみてください。
僕もちょっとトレードに活かしてみようかと思っています。
繰り返しお伝えしますが、あくまでも参考程度のツールですからね。
このヒートマップの強弱通りにトレードすれば100%勝てるというものでありませんから。
何度も言ってますけども、ここは結構重要なので強調しておきます。
僕はカレンシーストレングスってサイトで通貨強弱を参考にしていますが、このヒートマップも同じように参考にしてトレードに活かしていきたいと思います。
以上がヒートマップの紹介でした。
現役為替ディーラーに聞いた8月相場
あとこれについて質問した時に、ついでと言うか8月相場についてトレイダーズの現役為替ディーラーをやっている井口さんにアドバイスをもらいたくて意見を聞いたのでこちらもシェアします。
僕は以前より8月は2週目が円高になりやすいよとお伝えしてきました。
8月に円高になる根拠
例年8月には米国債の大型償還があり、利払いで受け取ったドルを機関投資家が円に替えるための円買い・ドル売りになりやすい。更に日本国内の輸出企業がお盆休みに入る前にドル売り・円買いヘッジを増やすという説もある。
こういった内容の事から円高傾向にあるよということです。
7,8割ぐらいの確率で円高になると過去の傾向からと言われています。
実際は円高になるかどうかわからないんですけども、なりやすいというのは間違いないかなと。
というわけでここで8月に円高で為替が急落した所を狙って最後の全力買いを実は今しようと思ってるんですよ。
FX最後の戦い…
ファイナル爆買いアタック!!
今までちまちま勝った負けたを繰り返したんですけど、もうそんな事ををやってても埒が明かない。
ここでもし8月落ちるのであれば、ド底を買ってガッツリ持ってもうずーっと持って、豪ドル/円なんか特に底打ちした感があるのでこいつを狙い買いしてガチホして、ガチでホールドをず~っとして数年持ち続けて爆益ってのを実は狙っているんです。
ド底買いチャレンジ!
そのトレードが果たして有効なのか?こんな下がったところを買ってずっと持ってる系トレードが有効なのか?っていうのをプロの為替ディーラーの井口さんに聞いたのでその答えをご紹介して終わりたいと思います。
夏枯れ相場で8月に下落があった場合について(井口さんアドバイス)
現在のマーケットは各国中央銀行が異次元の金融緩和を実施していることから株価が上昇しており、実体経済との乖離があります。
いつ崩れるかはわかりませんが、突然買われ過ぎのマーケットに修正が入る可能性があります。
ヘッジファンドがどこまで本気になってくるかではありますが、ここに来て香港・ウイグル・南シナ海をめぐる米中対立が本格化してきており何が起こってもおかしくない状況にある他、マーケットには新型コロナウイルスやアメリカ大統領選挙といったヘビー級のリスク要因を抱えており、ヘッジファンドにとって円買いの口実は十分にあります。
何かのきっかけでマーケットが崩れてくればヘッジファンドは追従してくるでしょう、仕掛けるなら取引参加者の薄い8月という可能性は低くありません。
そしてヘッジファンドが仕掛けてくる場合、特に豪ドル/円や英ポンド/円は狙われやすい通貨ペアですから注意が必要です。
過去の例からクラッシュがあった場合その反動も大きいため豪ドル/円や英ポンド/円が下がったところは買いのオペレーションで問題ないと思います。
まぁ回答としては実にありきたりなスタンダードな回答かなと思うんですけども…w
やっぱりプロから見ても全然ありだよと…
為替ディーラーお墨付き
今後の戦略
実際下がるかどうかはわからないんですけど、もし8月に大きく売られたらその反動も期待できるので、底で買えれば…底で買えれば大逆転の大爆撃も十二分にあり得るとおっしゃって頂いているのではないかなと思っています。
今現在も為替は急落していて、特に米ドル/円が105円台に突入していてかなりの円高モードになっています。
ここはいつもだったら焦って「円高だ~、売りでいかなきゃ~!」みたいなことやって壮絶に事故るんですけども、ここは冷静になって、あくまで冷静になって、8月薄商い中にもしクラッシュが来るのであればそこを逆手にとってトレードしていきます。
僕はずっと米ドル/円や英ポンド/円、豪ドル/円の売りを、含み損爆損をこいてずっと握ってたわけなんですけども、こいつらをしっかり利益確定するなり損切りするなりして手放して…
底打ちしたところをガッツリ狙い買い
これでスーパー爆益大チャンスを狙いたいと思います。
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