今現在は7月31日で7月末なんですけども、これから8月に入ります。
以前から何度も何度も言っているので「いい加減聞き飽きたわ」っていう人もいるかもしれないんですけども、8月が一番為替・株が暴落する傾向にあるということで本当に8月暴落するのか?を、トレーディングビューのチャートを使って過去10年間の8月の為替の動きを見てどんな風に動いてるかってのを確認しながらご説明しようと思います。
例年8月は暴落するということなので、最大の勝負時だと思っています。
なのでここは非常に手間暇かけて調べました。
豪ドル/円
まず「豪ドル/円」です。
豪ドル/円が8月に最も下落すると言われています。
3月の新型コロナウイルスショックで大暴落後の豪ドルのチャートが反転して上昇トレンドになったと言われているのですが、今現在豪ドル/円は下がってきたので8月下がるのかなと思います。
各年の8月にどうなったかをチャートで見ていきます。
2019年8月
まず2019年から見てみましょう。
2019年は8月に入った瞬間からボーンと下落…
中頃で揉み合って揉み合ってまた途中でドーンと下落して、最終的には戻ってくるという動きでした。
2018年8月
次に2018年なんですけども、最初に下落して一旦持ち直したと思いきやまたズドーンと下落…
月半ばで盛り返して最後でまた下落、ということで2018年も下落でした。
2017年8月
2017年も最初からズドーンと下落して、月半ばで持ち直すもまた下落して最後に持ち直す。
2016年8月
2016年ですが、最初に8月に入る前の7月最後に下落して、8月も下落してく、月半ばで一旦戻すんですがまた下落していき、最終的に持ち直してくる…
いわゆるW型のチャートを描いていました。
2015年8月
2015年、これは中々えげつないです。
一旦上にいくと思いきや中盤から一気にズゴーン!一気にズゴーン!
はい、うっそーんっていう容赦ない下落が起きてます。
91円から82円まで落ちるスーパー下落です。
これはもう相当食らった人いるんじゃないかな?ってくらい凄い下落が起きてますね。
2014年8月
2014年は唯一陽線がついてます。
最初に下落してたから下がると思いきや中盤から持ち直してプラスに転じました。
2014年唯一の陽線です。
2013年8月
2013年はこちらもW型の下落ですか、動きはそんなに無かったです。
最終的にやや下落っていう相場でしたが今までの暴落に比べたら結構優しいです。
2012年8月
2012年は上がると見せかけて最後に下落しました。
2011年8月
2011年は最初からドーンと下落してちょっと半分は持ち直したよという下落…
2010年8月
2010年、こちらも最初横横だったのが下落してもう一発下落です。
という感じで、何と過去10年間で豪ドル/円が上昇したのは2014年の1回だけで残りの9回は全部下落という結果でした。
つまり過去10年間では豪ドル/円は9割下落ということが判明しました。
ちなみに過去20年間の統計では8割の確率で下落だったかと思います。
どうなるかわからないんですけども、今年は結構下落路線が濃厚ではないかなと今のところ思っています。
絶対ではないのでもし下がらなくても僕のせいにしないでくださいね。
これは自己責任でお願いします。
僕も今、豪ドル/円の売りを入れて勝負に出てはいるんですが、何が起こるかわからないのが相場ですから。
ちょっと気になったのがやっぱり7月最後の下落についてです。
今現在7月31日で結構な暴落があったので、この2016年型の下落、最初に8月入る前から下落して入って下落するんですけど一旦持ち直してからもう1回下落というパターン…
W型のチャートを描く可能性が高いかなという気が若干します。
なので、もし売りで攻める人は下がったら一旦利確、半ばで上がったらもう一発ぐらい狙って次で下がったら利益確定して逃げる…
そんな戦略がいいのかなと思います。
この通りになるかどうかわからないですよ?
今のところこんな感じになるんじゃないかなって気が若干するだけです。
あくまでも僕の目線です。
英ポンド/円
同様に8月は円高アノマリーということで、別の為替「英ポンド/円」もちょっと見てみましょうか。
豪ドル/円以外に英ポンド/円も買いポジションで結構つかまってるのでこちらも見ていきたいと思います。
今現在、英ポンド/円は中々盛り返してきてはいるんですが、8月ということでやっぱり陰線つきやすいのかなという気はしています。
2019年8月
まず2019年の8月は序盤から下落して一旦盛り返すもまた下落しています。
2018年8月
2018年はもう最初からズゴーンと下がっていって、月半ばで盛り返して半分ぐらいは盛り返しました。
2017年8月
2017年は最初ちょっと上がったんだけど、そこから下落してって下落してって、下旬からちょっと盛り返した下落。
2016年8月
2016年は月半ばまで下落…最初に下落してって半ばで盛り返してって全戻し、一応全部戻したのかな?
緩いV字型のチャート、あるいはU字型のチャート形状でした。
2015年8月
2015年、これも下旬からドーンと落っこちていて中々えげつないです。
195円から183円落としたのか…
英ポンドらしいスーパー下落があったようです。
2014年8月
2014年は緩やかな下落ですか、月半ばで盛り返して半値戻ししました。
2013年8月
2013年は上昇してます。
下落するかと思いきや上昇という結果でした。
2012年8月
2012年も上昇してます。
2011年8月
2011年は上がったと見せかけて下落していました。
チャート的にはすこしいびつなM型の下落。
2010年8月
2010年も下落、普通に下落です。
というわけで英ポンド/円に関しては過去10年で8割の確率で下落でした。
豪ドル/円は9割が下落ですけど、英ポンド/円は8割下落…
よって英ポンドも中々狙えるんじゃないかなとは思っています。
ただ豪ドルほど下落するかどうかはわかりません。
もし買いポジション持ってる人たちがいたら警戒した方がいいかもしれません。
米ドル/円
最後に「米ドル/円」も見ていきましょうか。
チャートや線をいろいろ書きすぎていて何がなんだかわからなくなってるんですけど、とりあえず米ドル/円も分析しましょう。
ちなみに米ドル/円、7月31日現在で凄い下落がありました。
105円ぐらいで止まるかと思いきや突き抜けていっちゃって今現在で104円台…
一旦この辺で跳ね返りそうな気がするんですけどね。
容赦なく下がっていくのか、跳ね返ったと見せかけてもう1回落ちるのか…?
ちょっとわからないですけど、かなり下落目線で見てます。
2019年8月
まず2019年、しょっぱなからドーンと落っこちていって途中持ち直しつつも横横で終わっています。
2018年8月
2018年は最初から下がってって下がってって半ば戻した。
結果的にはちょっと下がったのかな、下落でした。
2017年8月
2017年も横横になりながらもちょっと下がっています、下落です。
2016年8月
2016年も横横になりながらも少しずつ下がっていったようです。
この辺りはあんまりボラティリティがなかったのかな。
103円から100円を行き来してるだけなのであんまりボラティリティがない…思ったより落ちなかったんですね。
2015年8月
2015年は何かあったんでしょう、もの凄い勢いで落ちてます。
125円台だったのが一気にズゴーンと116円まで…凄いですね。
この頃はチャイナ・ショックによる世界同時株安が影響した事で大きく下落した年ですね。
2014年8月
2014年は豪ドルもそうなんですけど上昇してるんです。
米ドル/円の陽線で上昇でした。
2013年8月
そして2013年、こちらも横横のやや下でフィニッシュ、下落しました。
2012年8月
2012年、上昇です。
凄い上昇したけど戻して結果的には全戻し、上がったけど全部戻したよみたいな相場だったみたいです。
2011年8月
2011年は最初に凄い上昇したんですが、うっそーん!って感じでドゴンと下がりました。
結局下がるんかいっていう上昇、この年も陰線。
2010年8月
最後に2010年、こちらはもう普通に下落していくっていう、普通のじわじわ下がってく嫌な感じの下げです。
というわけで米ドル/円に関しては過去10年で8割の確率で下落してるという結果でした。
10回中2回は上昇していました。
まとめ
というわけでもし売りを狙うんであれば間違いなく豪ドル/円がおすすめです。
あの、最初にも言いましたが、参考程度にね。
これは確率論ですよ。
あくまでアノマリー的には豪ドル/円で下げるのがオススメなんですが、その他の買いポジション及び売りポジションを持ってる人は参考にしてみて貰えればと思います。
私も米ドル/円のとんでもポジションの売りを未だに保有しています。
3月の新型コロナウイルスショックで103円ショートっていうド底ショートを入れてコメント欄で馬鹿にされまくっていたんですけども、8月にまだまだ下落するようであれば、もしかしたら助かるかもしれません。
キッズ達に煽られ馬鹿にされ苦節4ヶ月…
この4ヶ月以上握りしめてきたスーパーくそポジション、米ドル/円の売りがもしかしたら助かるかもしれません。
希望に向かって頑張るしかない!
ちなみに米ドル/円なんですけど、7月末に落ちてるので少し下げて上昇する可能性が高いんじゃないかなと思っています。
7月31日現在、ズゴンと落っこちているので8月入ってからも少し落ちるけどある程度いったら落ち着いて最終的には上昇と…
2019年と同じ様なパターンになるかもしれません。
今後の下落があるとして、100円なのか101円なのか、もしくは90円台に突入するのか…
流石に100円は割れないとは思うんですけど、スイングトレーダーの人は一応その最悪の状態、例えば1ドル95円ぐらいまで落ちる状態も考慮に入れながら投資をするのがいいんじゃないかと思います。
以上、8月の夏枯れ大暴落相場の過去のチャートを元に検証するオレ的大予想!でした。
※記事中のチャートツールはtradingview.comを活用しています
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
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