やらない夫くん、相場と向き合う上で大事なことは何か知っているかい?
トレンドの波に乗ることです。
その通り。けどそんな単純に波に乗れるほど相場は甘くないんだよ。
どうしたんだ急に。
今発生しているトレンドは、ずぅーっと続くわけじゃないんだ。
始まりがあれば終わりがある。
そ、そうだな。
トレンドが終わる間際の見極め方、今回はそれを教えようと思う。
近い近い・・・
その名も・・・
“リバーサルフォーメーション”!!
リバーサルフォーメーションって?
一定期間、形成されるチャートの形状から相場の先行きを予測する手法を“フォーメーション分析”と言います。
フォーメーションには2つのパターンに大きく分けられますが、そのうちの1つが、相場が高値圏や安値圏と思われる付近で出現してトレンドが反転していく“リバーサルフォーメーション”です。
※ 反転することを英語ではリバーサルと言います!
リバーサルフォーメーションは、4つのパターンに分類されます。
その中でもトレーダーたちがこよなく愛するチャートパターンがヘッドアンドショルダーズ・ダブル・スパイク・ソーサーです。
この4つは覚えておくべきチャートパターンだお!
ここからは、それぞれのチャートパターンを軽く説明していくね!
リバーサルフォーメーションの代表的なチャートパターン4つ!
リバーサルフォーメーションのチャートパターンは以下の4つです。
ヘッドアンドショルダーズ
まずは、みんな大好き“ヘッドアンドショルダーズ”。
ヘッドアンドショルダーズの出現頻度はそこまで高くないですが、なぜここまでトレーダーの間で愛されているかというと、
ヘッドアンドショルダーズが出現すると高確率でトレンド転換するからです。
ヘッドアンドショルダーズの特徴として、両サイドの山の高さがほぼ同じで、真ん中の山がそれよりも高い形です。
中央の山を人の頭、左右の山を両肩に見立ててこのように呼ばれています。
ダブル(ダブルトップ・ダブルボトム)
こちらも、ヘッドアンドショルダーに続いて人気のチャートパターン“ダブル”。
ダブルトップやダブルボトムの出現頻度は割と高めです。
ダブルの特徴として、上昇トレンドから転換する場合は、直近高値を更新せずMの形を描き、下落トレンドから転換する場合、直近安値を更新せずWの形を描きます。
スパイク(スパイクトップ・スパイクボトム)
スパイクは、急騰や急落から一気に全戻しした直後、戻した方に向かってトレンドが発生します。
上昇トレンドから転換する場合、突然急騰してから全戻しをする逆さVの字を描き、そのまま下落していきます。
下落トレンドから転換する場合、突然急落してから全戻しをするVの字を描き、そのまま上昇していきます。
ソーサー(ソーサートップ・ソーサーボトム)
ソーサーは、レンジ相場を形成しながら緩やかな弧を描き、直近の高値・安値を更新せず、徐々にトレンドを形成していく形です。
出現率は低いです。
大衆の心理を反映したチャートだからこそお決まりのパターンが見えてくるんだ!
へぇ、つまりやる夫が勝って調子乗り始めてきたころに負けるみたいなお約束パターンってわけね。
チャートパターンはみんなの心理!けれど、過信しすぎるのはNG!
チャートパターンは、過去のデータでも分かる通り高確率でトレンドが転換するサインであることが分かります。
ですが、
「このチャートパターンが形成されそうだから絶対この方向にトレンドが発生する!ポジションガチホ*!!」
*ガチホ・・・ガチホールドの略。頑なに握り続けること。
なんて過信して、ポジションを持ち続けて損切りするタイミングを失ってしまっては勉強した意味が元も子もないです。
1つの優位性としてトレードシナリオに組み込んで、損切りのタイミングもしっかり計画を立てた上で上手く活用してくださいね!
今度は、リバーサルフォーメーションとは逆である、トレンドが継続する“コンティニエーションフォーメーション”について説明していこうと思う!
今回紹介したチャートパターンの売買タイミングや細かい説明は、また後日チャートパターンごとに説明するから首を長くして待っていてほしい!
チャートパターンを覚えてトレードするだけでも勝率はググっと上がるから、是非一度検証してみてくれよな!
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
コメント