はるか昔、江戸時代に相場で荒稼ぎをした猛者がいるという・・・
その名も“本間宗久”―――
ローソク足の生みの親とされ、相場の神様として今でも崇められている
伝説《レジェンド》の1兆円稼いだ手法を皆さんに伝授しようと思う。
1兆円も夢じゃない!伝説の手法“酒田五法”とは?
三本足や複数足を理解するにあたって避けて通れないのが“酒田五法”です。
酒田五法は、伝説の相場師・本間宗久の相場理論から考案されたものだとされています。
酒田五法は、その名の通り“三兵”・“三川”・“三空”・“三山”・“三法”の5つの考え方(五法)で構成されています。
その内の“三兵”と“三川”が三本足、“三空”と“三山”が複数足のパターンです。
“三法”は相場の心構えを説いているものですが、その延長線上に“上げ三法”・“下げ三法”と呼ばれる三本足の組み合わせが存在しています。
酒田五法は古典的な考え方ですが、チャート分析の基本的な手法として投資のプロからも愛用されています。
では、まずは“三兵”から説明していきます。
酒田五法 その1:三兵(さんぺい)
三兵は、陽線が下値を切り上げる形で3本連続、もしくは、陰線が上値を切り下げる形で3本連続で出現する並びです。
陽線が3本連続の場合は、“赤三兵”と呼ばれ、陰線が3本連続の場合は、“黒三兵”と呼ばれています。
買い方と売り方の思惑が交錯する中で、実体が同じ色のローソク足が2本連続で出現するということは、その方向に相場が動く強い動機があったと判断されます。
そこから、三兵は相場の流れが傾いていて強いトレンドがあると考えることができます。
したがって、赤三兵は買い方が強く、黒三兵は売り方が強いと解釈するのが基本です。
安値圏で出現した赤三兵は強力な買いサイン、高値圏で出現した黒三兵は強力な売りサインと捉えます。
また、もみ合い相場が続いたあとに出現すると、新たなトレンドが生まれたと判断することができるとも言われています。
三兵の変形
三兵は、図2の通り様々な変形があります。
赤三兵先詰まりは3本目の陽線が長い上ヒゲを伴ったパターンです。
基本的に上昇の可能性がありますが、高値圏で出現した場合は、上昇が弱まってきていると捉えてください。
赤三兵思案星は、3本目の陽線が窓を開けて出現して極線を形成したパターンです。
最初は勢いがあったものの、その後は買い方と売り方のパワーが拮抗して上昇力が弱まっています。
高値圏と思われる付近で出現すると、下落へ転換する可能性があると解釈されることが多いパターンです。
坊主三羽は、3本の陰線すべてに下ヒゲがないパターンです。
常に売り方のパワーが強い状態で終わっているので、売り方優勢を物語っています。
同時三羽は、終値と始値が同じパターンの並びです。
ローソク足の実体が着実に切り下がっていることから、売り方優勢を示しています。
三兵はトレンドを掴むヒント!
三兵は、酒田五法でいうプライスアクションの基礎!
しっかり覚えて、次の三空編に備えよ!!
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