【グランビルの法則】移動平均線でトレードしてみよう！《前編》

移動平均線の種類や性質を覚えたところで、
実際に移動平均線でトレードするための理論や手法をお伝えしたいと思います！

グランビルの法則はトレードシグナル！

グランビルの法則は、市場参加者の平均売買コストに近いと考えられる200日移動平均線と株価の日足チャートの関係からトレードタイミングを計る方法を唱えたものです。

この法則は、アメリカの人気新聞記者で株式アナリストだったジョセフ・E・グランビルによって生まれたもので、数あるテクニカル指標の中で移動平均線を最もメジャーな存在に押し上げたのがこの法則だと言われています。

グランビルの法則は、買いパターン4つと売りパターン4つの合計8パターンのシグナルを示すものとなっています。

現在も多くの投資家やトレーダーに愛されている2本の移動平均線を使った分析手法の元祖とも言える法則なので、株以外にFXなどでも活用できる非常に有効な手段として知られています。

まずは買いパターンを紹介しますので是非マスターしてください！

グランビルの法則、買いシグナル4パターン紹介

この法則にはいくつかのシグナルが存在します。
是非参考にしてみて下さい。

グランビルの法則、買いパターンその1

買いパターンその1は、非常に強い買いシグナルを示唆する形です。

移動平均線とレートのクロスは、売り方と買い方の勢力が逆転したポイントなので、相場の流れが大きく変化する可能性が高いと判断されます。

これまで低下を続けてきた移動平均線が、横ばい、もしくは、上昇に向かいつつあるときにレートが移動平均線を上回ったタイミングが買いポイントです！

移動平均線が低下している過程でレートが移動平均線より上に抜けても、パターンには当てはまりません。

移動平均線の傾きが重要です！

グランビルの法則、買いパターンその2

買いパターンその2は、上昇中の移動平均線を価格が割り込むパターンです。

移動平均線が上昇傾向にある場合、相場が上昇トレンドを形成しているので押し目買いのタイミングだと判断します。

ただし、移動平均線の動きは相場の動きに遅れる傾向があるため、相場のトレンドが先に転換することも考えられるので、買いパターンその1ほどの優位性はありません。

グランビルの法則、買いパターンその3

買いパターンその3は、上昇中の移動平均線にレートが接近したものの、移動平均線の手前で下げ止まり、レートが再び上向きに転じたタイミングで買いと判断するパターンです。

移動平均線がサポートラインとなったことを確認してからエントリーする押し目買いの手法です。

グランビルの法則、買いパターンその4

買いパターン4は、これまでの買いパターンとは違い、移動平均線が低下しているときにレートが移動平均線から大きく乖離した状況を買いポイントだと判断するやり方です。

相場のトレンド自体は下向きですが、移動平均線から大きく離れたレートが、目先の平均値付近へ戻っていくことを前提とした逆張りの手法です。

このように移動平均線とレートの関係性から考えられているのがグランビルの法則ってわけだ
このパターンが出現した時のためにこれを覚えておいて、今後のトレードに活かしてくれよな。もちろん鵜呑みにしてはいかんぞ！

ちなみにチャートを見すぎてエントリーポイントが訳わからなくなって変なところでトレードしちゃってる系FX YouTuberがワイです

機会損失したくないのはわかるけどポジポジ病だからなそれ
程々にしないと身体壊すぞマジで

グランビルの法則の買いパターン4つのまとめ！

グランビルの法則は、移動平均線を使った非常にシンプルな手法です。

市場参加者の取引平均コストをを表す移動平均線とレートを使って有効な買いポイントを示唆してくれます！

今回紹介した買いのシグナル4パターンをしっかりと復習して

ぜひトレードに取り入れてみてくださいね！

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