増配・減配ってなに?いまさら聞けない株の基礎知識

配当金について調べていると、増配(ぞうはい)減配(げんぱい)といった単語を見かけた方もいるでしょう。

株式投資の勉強をしていると、普段見慣れない単語に遭遇する機会が増えるものです。
増える、減るという表現だからといって、なんとなくで理解している方は必見!

正しく理解することで、株に対しての理解が深まり、間違った投資先にお金を使うリスクを回避できるでしょう。

今後もどんどん株の基礎単語について解説していく予定なのでお楽しみに!

それでは早速始めたいと思います!


増配減配については、確かになんとなくでしかわからないお。
増えると減るだからなあ…。
僕もこの記事を読みながら、あらためて勉強しなおすか。


目次

増配と減配について

増配と減配は配当金に関する単語です。

配当金が前の期より増えることを増配(ぞうはい)、逆に減ってしまうことを減配(げんぱい)といいます。

前年度に比べ配当金が増えるか、減るかということなんですね。

増配にはいくつか種類があるのでご紹介します。

  • 普通増配
  • 記念増配
  • 特別増配

企業の業績が良くなり配当金を増やすことを、普通増配
企業の設立〇周年を記念に配当金を増やすことを、記念増配
企業が特別なこと(固定資産を売ったなど)をして得た利益から、配当金を増やすことを、特別増配といいます。

一言で増配と言ってもさまざまなパターンがあるので、覚えておいてくださいね!

減配に関しても下記の2つのパターンがあります。

  • 増資減配
  • 食い逃げ増資

増資減配は、業績が悪化した結果「配当金を維持できないので減らしますよ」ということ。

一般的な減配する場合のイメージ通りの内容ですよね。
では、食い逃げ増資はどのような状況だと思いますか?

業績が悪化し続け増資減配を繰り返した結果、配当金が0になってしまうことです。

もともとは配当金をもらえたのに、全くもらえなくなった場合を食い逃げ増資といいます。
配当金メインで保有している場合はたまったもんじゃないですよね。

以上が増配と減配に関しての基礎知識でした。

ここからはそれぞれのメリット・デメリットや、増配・減配をする企業の特徴についてご紹介します。

実は減配にもメリットがあるので、気になる方は要チェックです!


増配と減配にこんなに種類があったとは…。
食い逃げ増資になったら、配当金がもらえなくなって最悪だお。
僕の保有してる株が減配にならないことを願うしかないな。


増配する企業の特徴

増配する企業の多くは、株主還元意識が高い企業があがります。

例えばコカ・コーラやジョンソンアンドジョンソンなど、米国企業に多く見られる傾向なんですね。

しかし実は日本企業の多くは、安定配当指向なのであまり増配をするイメージがありません。
ですが中には連続増配銘柄といって、増配を毎年おこなっている日本企業も存在するのです!

たとえば洗剤やシャンプーなどのさまざまな生活必需品で有名な、花王(4452)
花王は日本1位の連続増配株なんですね。

こういった一般消費財などの内需系の事業を展開している企業は、増配をする傾向にあります。

不景気になったとしても、生活必需品を買わなくなることは考えにくいですからね。

そうなると、増配する企業は不景気でも株価が下がりにくいとも考えられるでしょう。

他にも配当性向が低い企業や、過去に減配をしたことがない企業があがります。

「配当性向ってなに?」って方は配当金に関して詳しく解説している記事があるので、こちらを参考にしてみてください。

配当金とは?配当金の魅力やもらいかたについて徹底解説!

増配のメリット・デメリット

増配のメリットに関しては、シンプルに配当金が増える嬉しさに尽きるでしょう。

配当金が増え続ければ連続増配銘柄と呼ばれ、よっぽどのこと(コロナやリーマンショックなど)が無い限り減配リスクもないですからね。

連続増配銘柄は、今後も配当金があがり続けることが予想されるのでぜひとも保有しておきたいところです!

増配のデメリットは特に見当たりませんが、強いて言うなら株価がすでに高いところでしょう。

すでに連続増配している企業の株は、誰もが欲しがるのは仕方のないこと。

これから連続増配株になる企業を見つけるのがおすすめです!


増配はやっぱりサイコー!
これからは米国株にどんどん投資していくお!

安易に米国企業ってだけで投資するのは危険だからな
あくまで増資傾向が強いだけだし、配当金ばかりにとらわれたら本末転倒だぞ


減配する企業の特徴

減配する企業の特徴がこちら。

  • 景気循環の業種である企業
  • すでに業績の悪い企業
  • 財務が弱い企業

景気循環の業種とは、自動車産業などのことをいいます。
先ほどの花王のような生活必需品ではなく、贅沢品(高価なもの)を扱う企業のことですね。

こういった企業は景気に左右されやすく、景気が悪くなれば減配する可能性が高いでしょう。

言うまでもなく、すでに業績の悪い企業は危険ですよね。

財務が弱い企業も、財務状況が悪くなれば減配リスクが高まります。
投資先の企業については徹底的にリサーチすることが重要なのです!

減配のメリット・デメリット

減配することで投資家が離れてしまい、株価が急落することが考えられます。

もちろん減配となれば、配当金が減ってしまうので残念ですよね。
配当メインで株を保有している方にはかなり痛い状況。

こういった状況から保有してた株の売りが多発し、株価が急落することがあります。

そうなると安い価格でその企業の株を購入できる状況に。

あまりおすすめはできませんが、本来価値のある企業だと断定するなら購入のチャンスです。
減配の唯一のメリットをあげるなら上記の内容でしょう。


減配は絶対に嫌だお。
配当金が下がって株価急落したらたまったもんじゃない。
もしそんなことが起きたら酸素マスクどころじゃ済まないンゴ


連続増配銘柄を保有しよう

今回は増配と減配について解説しました。

基本的に増配はプラス要因で減配はマイナス要因です。
配当金メインの方なら連続増配銘柄を保有したいところ。

ぜひ上昇し続ける、金のなる木を手に入れましょう!

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