今回は、ISM非製造業景況感指数についてです!
~景況指数、~景気指数なんて呼ばれたりもしていますね!
ISM製造業景況感指数の“非”製造業版で、経済のサービス化と言われる最近では注目を浴びている経済指標です!
前回の記事はこちらからどうぞ
経済指標:ISM非製造業景況感指数とは?
ISM製造業景況感指数は、米国のサービス業の景況感を表した指標です。
ISM(全米供給管理協会)が発表するサービス業の景況感を表したもので、市場が近年注目する指標として知られています。
近年は特に、経済のサービス化とも言われるくらい経済構造に占めるサービス業の比率が高くなっています。
米国のサービス業における企業の景況感を反映した景気転換の先行指標とされていることから注目度が高いです。
ISM非製造業景況感指数は、ISMがサービス業の仕入れを担当する役員(購買担当役員)に、企業の景況感をアンケート調査した結果から作成されます。
ISM非製造業景況感指数の歴史は1998年からデータの公表が始まりましたので、ISM製造業景況感指数に比べて新しい経済指標となっています。
ISM非製造業景況感指数の経済指標発表時間は、夏時間の場合は毎月第3営業日の23時、冬時間の場合は毎月第3営業日の翌日0時です。
経済指標:ISM非製造業景況感指数の見方
ISM非製造業景況感指数ではISM製造業景況感指数と同じく10の項目についてアンケートを実施し、それぞれの結果が50を景況感拡大・縮小の分岐点として公表されます。
また、新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の主要5項目を複合した指標はPMIと呼ばれ、ISM非製造業景況感指数の中で最も注目されます。
一般的に50が景気の方向性が決まる分かれ目とみなされていて、総合指数が50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退を示していると判断します。
また、GDPよりも景気の転換を早く示すと認識されています。
この辺りはISM製造業景況感指数とほとんど同じですね。
こちらも同様に、総合指数が50を大きく下回っている時はFRB(米連邦準備制度理事会)が一度も利上げを実施したことがないとも言われていたため、米国の金融政策の動向を判断する材料として活用する市場参加者もいたそうです。
経済指標:ISM非製造業景況感指数のまとめ!
ISM非製造業景況感指数は、サービス業の景況感を表している指標で、近年注目されている重要指標の1つです!
以下にISM非製造業景況感指数の経済指標発表の発表日と発表時間をまとめました。
【ISM非製造業景況感指数の経済指標発表日時】
◆経済指標発表日
毎月第3営業日
◆経済指標発表時間
・夏時間の場合
23時
・冬時間の場合
翌0時
アメリカのGDPでサービス業が占める割合が多くなってきた事を考えればかなり大事な指標であるということは言うまでもありません。
しかしもちろん両方チェックしてこそ景気の動向がより詳しく把握できるというものです。
ISM製造業、非製造業の両方の指数をしっかりと把握して投資判断に活かしましょう!
はい。いかがでしたでしょうか?
僕も幾度となく動画の中でISM指数に関しては言及してきましたが、詳しく解説すればするほどその大切さがわかりますね
毎度のことながら言っておきますが、これだけを鵜呑みにしないこと!
サービス業の景気が下がっていたら雇用にはどれだけの影響が出るのか、失業率は?など、他の指数と複合的に見て投資判断に活かすことをおすすめしますよ
もっとも、それを知った上で負けてる僕が言っても説得力は無いけどね!
君の場合は指標どうこう以前の問題だからね・・・
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