金(ゴールド)投資に興味がある方は多いかと思います。
近頃金の価格が過去最大に高騰したりと、そのボラティリティ(値幅変動率)の高さは多くの人から注目を集めていますからね。
この機会に金に対する知識を深めてもらうために、今回は金(ゴールド)と関係性が高いとされる金の産出国と、金の単位であるトロイオンスについてまとめてみました。
古くから通貨や投資対象として取り扱われてきた金の歴史を学ぶことで、新たな魅力が見えてくるかもしれません。
ぜひこの記事を参考に、金(ゴールド)投資家としてのレベルを高めていきましょう。
今回は金について詳しくなるために、トロイオンスと産出国についてまとめてみたお。
今後金投資に関わるなら知っておいてお得な情報がいっぱい。
この記事をしっかり読んで、キミも金投資家の第一歩を踏み出すのだ。
ちなみに僕はゴールドの取引はGMOクリック証券でやっているよ!
取引コストが安いし、スマホアプリも便利なのでおすすめだお!
どこの証券会社にするか迷っているキミは、この機会にさっそく開設しちゃおう!
トロイオンスとは
まずはじめに、トロイオンスについて触れていきたいと思います。
トロイオンスとは金の単位のことで、主にドル表示のチャートで利用されているのが現状です。
日本での金単位と言えばg(グラム)が主流なので、トロイオンスという単語を聞いたことがない方も多いかと思います。
トロイオンスは金以外にも、貴金属や宝石の原石を軽量する際に使われているので、この機会に覚えておきましょう。
ちなみにトロイオンス単位記号は「oz」と表されるので、こちらもあわせて覚えてくださいね!
1トロイオンスは何g?
トロイオンスが金や貴金属などの単位だということは前述で解説しましたが、1トロイオンスは何gになるのでしょうか?
気になる答えがこちらです。
1トロイオンス=31.103 4768g(約31g)
1トロイオンスはg換算すると約31gで、金1㎏であれば約32トロイオンスということになります。
ちなみにトロイオンスは証券会社の金投資の価格ページでも使われているので、1トロイオンス=約31gと頭に入れておくだけで、より深く理解できるでしょう。
参考までに、GMOクリック証券の金スポットCFDの詳細ページをご覧ください。
https://www.click-sec.com/corp/guide/cfd/study/lineup_gold.html
こちらを見るとわかりますが、1トロイオンスに必要な必要最低証拠金は約9800円です。
つまり金約31gの取引(GMOクリック証券の金スポットCFD)であれば、最低約9800円からはじめられるということなんですね!
証拠金について詳しく知りたい方は下記の記事も読んでみてください。
https://jinfxblog.com/archives/12262
トロイオンスの歴史
続いてはトロイオンスの歴史についてです。
トロイオンスの「トロイ」は、フランスのシャンパーニュ地方のトロワという地域の名称が由来だと言われています。
トロワを英語的に発音しトロイになり、そこにオンスを組み合わせて誕生したという説が濃厚なんですね。
ちなみにオンスは、Tシャツなどの生地の厚さを表すときに使われている単位です。
「ヘビーウェイトの〇オンスのTシャツ」や「ボクシングのグローブの重さの単位」などを見たことがある方もいるかもしれません。
以上のことから、トロイオンスはフランスのシャンパーニュ地方で誕生した言葉だということがわかります。
また中世ヨーロッパのシャンパーニュ地方は交通の要衝とされていて、たくさんの商人が集まり、金や貴金属を含めさまざまなものが取引されていました。
シャンパーニュの大市が有名で、主要都市であるトロイでは商業が特に活発化していきます。
そこで金や銀などに対する単位(明確な基準)が必要となり、トロイオンスが誕生したんですね。
こういった歴史を経て、現在も金取引などで使われる一般的な単位となったのがトロイオンスの歴史です。
言葉やモノの起源を知るのは面白いですし、そのモノや言葉に対する理解が深まるのでおすすめですよ!
特に投資をする方であれば、よくわからないものに投資するほど怖いことはないですからね。
今後もこういった内容の記事を展開していく予定なのでお楽しみに!
金(ゴールド)は産出国の影響を受ける
続いては金の産出国についてです。
2020年時点での金の主な産出国をリストアップしたのでご覧ください。
- 中国
- オーストラリア
- ロシア
産出量順に並べており、中国が世界1位の産出国です。
それぞれ簡単に解説していきます。
中国:金の産出量1位
外務省の資料によれば中国は約400トンも産出していて、こちらは2位、3位に続くオーストラリアとロシアに大きな差をつける量を産出していることがわかります。
あの広大な中国の土地にはまだまだたくさんの金が眠っているとされているらしいです。
保有量こそアメリカには及ばないものの、保有量を急激に伸ばしているため金への影響が徐々に増してきていると考えていいでしょう。
金のトレードをする場合には中国経済の動向も注視しておいたほうが良さそうですし、中国元のトレードをしている人は金の動向を必ずチェックしておきましょう。
オーストラリア:金の産出量2位
産出量2位はオーストラリアです。中国に60トンほど及ばないものの、320トンもの金を産出しています。
とはいえ保有量はかなり少なく、保有量ランキングとして見るとかなり下の方になります。
しかしオーストラリアは資源国ということもあって金の価格と豪ドルには密接な関係があります。
こちらは豪ドルが金に与える影響はそこまで大きくないかもしれませんが、逆に金や他の資源(原油など)が豪ドルに与える影響は大きいです。こちらもトレードの際には注意して見ておきましょう。
ロシア:金の産出量3位
産出量3位はロシアです。産出量は300トン、保有量は世界第6位(2021年時点)と、オーストラリアと同じぐらい産出しており、より多く保有しています。
上位2カ国よりも影響力は少ないかもしれませんが、注視しておくべきでしょう。
最近ロシアルーブルがFXなどでも取り扱いが始まりましたので、為替トレードをする際は金の動向をチェックしておくのが良いでしょう。
https://jinfxblog.com/archives/18785
ロシアルーブルは少ない証拠金でトレードすることもできますので、新興国通貨というリスクがありながらも初心者がトレードを覚えるには向いている通貨かもしれません。
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金と関係性の高い国はそれぞれ影響を受けやすい
こうした金を多く産出することができる国の経済動向や為替レートは金の価格と密接な関係にあることが多いです。
なので金の投資をするときにはこの3国の経済状況や為替の状況を見ておくといいかもしれません。
為替取引する際には一つの参考資料として見てみるのもいいでしょうね。よかったら外務省のデータも併せて読んでみてください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/gold.html
ちなみにかつては「黄金のジパング」と称された日本ですが、現在はほとんどの金山が閉山しており、金がとれない国になってしまいました。
金に対する知識がかなりついたお!
これで金投資の勝率もあがればラッキー!
投資で勝ちたいなら、その投資先の知識を深めるのは基本だからな。
今後も色んな投資商品に対して紹介していくぞ。
まとめ
今回の記事のおさらいをしていきましょう!
- 1トロイオンス=約31g
- 金1㎏で換算すると約32トロイオンス
- トロイオンスはフランスのシャンパーニュ地方で誕生
- 現在の金の産出国は、上から中国、オーストラリア、ロシア
以上が今回のまとめ内容となります。
繰り返しになりますが、投資家にとってよくわからないものに投資するほど愚かなことはありません。
金投資に興味がある方や、すでにやっている方は、ぜひこの記事を参考に金に対する知識を深めていきましょう!
コメント
コメント一覧 (1件)
度々 ユーチューブにコメント書いているけど 悪い事言わない、ゴールド最後の逃げ場だよ・・・ 1900ドルは絶対に行かない。1835ドルの最強レジスタンスを超えればもしかしたらかもだけど そんなワンチャン狙いで 高値買いのポジをホールドする意味が無い・・・・ もともとポジションが悪すぎ