2015年に起きた、世界中のトレーダーを破産に追い込んだスイスフランショック
実は2022年のスイスフランが、当時の状況と非常によく似ています。
スイスフランショックの再来か?そもそもスイスフランショックってなに?
ぜひ学んでいってくださいね。
今見ても恐ろしいスイスフランショック・・・
当時の状況を振り返って、今後に備えましょうね
2022年のスイスフランは過去のスイスフランショックの時の水準まで上昇
2022年のロシアによるウクライナ侵攻で、世界中の株式市場でリスクオフに流れています。
リスクオフとは株や為替などの値動きが激しいリスク資産から、円やスイスフラン、金や債券などの安全資産にお金が流れることを指します。
つまりリスクオフ相場で、スイスフランは高値を付けるのです。
例えば安全資産と言われている金はリスクオフ相場では上がりますし、円も安全資産ですから円高になるということ。
ウクライナ情勢のリスクオフ相場で、スイスフランは1ユーロ=0.99スイスフランまで下落して、スイスフランショックで暴落以降のスイスフラン高を記録しています。
以前のように上限は決められていないものの、安全資産のスイスフランは高値を付けるかもしれません。
スイスフランショックはどうして起きたの?
2015年1月に起こったスイスフランショックは、スイス中銀は突然1ユーロ=1.2スイスフランの上限を撤廃するという発表により発生しました。
FXの世界でこれ以上下がらないよと中央銀行が保証しているのですから、みんな安心して買いますよね。
この上限が突然なくなったため、世界中でスイスフランの買い注文が殺到したことで発生したことが原因です。
これが一瞬のうちに起こり、わずか20分ほどでユーロスイスフランは半値ほどになるという大暴落。
参考:https://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1506729
ロスカットも間に合わずに、追証になって破産する投資家が殺到しました。
ロスカットは証拠金を守る大事な仕組みなんです
一気に暴落するとうまく動かず、追証になる可能性もあるんですよ
https://jinfxblog.com/archives/6293
なぜスイスフランが買われるのか
スイス中銀、為替介入の用意を改めて表明 スイスフラン上昇で
ロイター https://jp.reuters.com/article/swiss-snb-franc-idJPKBN2L40VR
スイス国立銀行(中央銀行)は7日、為替介入を実施する用意があると改めて表明した。
これに先立ち、外為市場では一時1ユーロ=1スイスフランを超えてスイスフラン高が進行した。
スイスフランは政策金利も日本円と同じマイナスで、安全資産の通貨。
以前のように上限はないものの、ウクライナ侵攻の欧州危機でユーロは下落。
相対的にスイスフラン高となっている状況です。
状況的にはスイスフランショックの時と似ていますし、スイス中銀も為替介入しているものと推測できますね。アメリカは以前から為替操作国として、スイスを指定していますからね。
もしかしたらスイス中銀の発表によって大暴落もあるかもしれません。
こればかりはどうなるかわかりませんが、為替操作は個人投資家にとってはありがたいものでもありますからね。
スイスフラン高が抑えられているうちに、トレードしておくのがいいかもしれませんね。
スイスフランのトレードならDMMFX
そんなスイスフランですが、他の通貨ペアと違って安全資産だからこそ株式相場と反対の値動きをします。
完全に株価と連動するわけではありませんが、リスクオフ相場で上昇しやすい通貨ペア。
FXはどんな時でも利益を取れるように運用するのが理想的ですから、リスクオフの時でも利益が取れるようにしておきたい所。
そんな時にはスイスフラン関連の通貨ペアを扱っておくのがいいでしょう。
DMMFXならスプレッドも安いですから、スイスフランも扱いやすいと、僕は思います。
絶対スイスフランショックは起こらない!は言えませんが、可能性としては低いと思います。
もし大暴落しても、その時は僕も爆損してますから連帯責任ですよ。
アメリカが認定する為替操作国は、日本やスイスを含む11カ国もあるんです
為替操作は意外と身近で行われてることなんですね
中央銀行が保証してくれるって神じゃん
これ以上下がらないなら、無限ナンピン買いで必勝やんけ~~www
あれ?おかしい・・・暴落し続けてるんだけど・・
これってもしかして、為替操作されてない・・・?ボク狙われてるよこれ絶対・・・
為替操作は絶対じゃない上に、公的には言わないのでは・・・?
期待しないで運用した方がいいに決まってんだろ・・・
暴落に注意して運用しよう!
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
コメント
コメント一覧 (1件)
当時の被害者として言わせてもらうが、スイスショックはラインを決めて長期間介入を続けたためロングポジが溜まって、介入断念によって連鎖的にロスカットが発生した。
今は介入ラインが存在しないため、同じことは起こりえない。
>わずか20分ほどでユーロスイスフランは半値ほどになるという大暴落
これは明らかな間違い。
変動幅は20~30%ほどで、半値になっていない。