コロナ禍の投資で207万円を1.7億円にした後に全てを失った男性の話

207万円を1.7億円にしながら破産した悲惨すぎる男がいるんだって

 

元手207万円だったのは不幸中の幸いかも?自分もFXで損抱えすぎて地獄です


Alexander Hurst記者が英紙ガーディアンに「207万円を1.7億円にかえて全て失った話」という体験談を投稿している。

ソース先

How I turned $15,000 into $1.2m during the pandemic – then lost it all

https://www.theguardian.com/technology/2022/nov/04/how-i-lost-1m-during-the-pandemic

投資で大儲けした男

「ええと、だから去年1.5万ドル(約207万円)を122万ドル(約1.69億円)にしたんだ」

このように両親に告白すると「ドラッグでもしてるの?」と母親に本気で心配され、かたや父親はまるで私が彼の固定概念を突然ひっくり返したと言わんばかりの驚きの表情のまま無言で固まってしまった。

私はiPhoneで証券口座を開き二人に残高を見せることであらぬ疑いを払拭したのだが、彼らが急に大金持ちになった息子に今後どう接するべきか悩むのもほんの刹那のことだった。

それから1ヶ月以内に120万ドルの大部分が消え、1年後には跡形もなくなってしまったからだ。

207万円を1.7億円に変えた方法

元手の少ない若者が投資で一儲けするにはどうすれば良いか。それはギャンブルと投資の間にある、過度にレバレッジをかけた、時に馬鹿げた取引に持ち金すべてを投じることだろう。

こうして私は掲示板redditのwallstreetbetsで他のミレニアル世代の投資家と肩を並べ、投機的な投資に身を投じたのだった。

1)クルーズ株で210万円→1380万円

2020年2月、私は借金をしてクルーズ関連株の暴落に賭けることにした。

コロナ禍や世界的パンデミックで一番影響を受けるのは旅行業界だと感じた私は、借金で得た元手でプットオプション(売る権利)を買い始めたのだ。そして春が訪れるとともに観光客は街から姿を消し、クルーズ産業も荒廃。

プットオプション(オプション取引)とは?
あらかじめ決められた期日に特定の商品を「現段階で取り決めた価格の権利を売買する」取引すること。 記事内の当事者はクルーズ株が下がると思って、売る権利(プットオプションと呼ぶ)を取得。逆の買う権利はコールオプション。
その後、取り決めた価格から下がっていれば利益となるが、上がれば損失となる。詳しくは過去記事をご参照下さい。 https://jinfxblog.com/archives/28512

私のポートフォリオ(資産)は2020年5月時点で10万ドル(約1380万円)を突破した。

2)再生可能エネルギー株で1380万円→4100万円

2020年7月、私は投資で成功した知人が持つパリのアパートに招かれた。嫉妬に狂った私は「なぜ自分は彼と同じものを持っていないのか」と考え始め、今度はクルーズ株の時よりも大胆に大きく賭けることを決意したのだった。

私は純資産の3分の1を再生可能エネルギー株に投資することに。

米国大統領選の頃に再生可能エネルギー株が急騰し始めると、12月にはポートフォリオ(資産)は25万ドル(約3460万円)まで膨れ上がった。恋人にも「1000%のリターンを見てくれ」と自慢したほどだ。

私には自信しかなかった。大学の友人からは「今こそ売り抜けるべき」とアドバイスがあったが、私は野心的で誤りなど犯さないと信じ切っていたのだ。

あらゆる種類の投機的でリスクの高い投資に手を広げ、レバレッジとリスクのスリルある組み合わせに全力を注ぐことに決めたのがこの頃だった。以降はオプション取引の投資額を倍増させていき、12月末には残高が29.7万ドル(約4100万円)に。

お金がお金を生むというスリリングな現実を身を以て体験し始めた。

3)GME株で4100万円→1.7億円

2021年1月初旬に資産が50万ドルの大台に乗った。増え続ける残高が画面上の単なる数字でありゲームのポイントのようにも感じられると、それほど自分のなかで意味を持たなくなった。

そこで私は『ゲームストップ(GME)』でショートスクイーズをして遊ぶことに。

スクイーズとは?
市場が売りや買いのどちらかに傾いている時に、大きく逆のポジションに仕掛けることで相場の反発を誘導する事をいいます。 ちまたでは仕掛け、なんて呼ばれていますね。
この時期、ゲームストップというアメリカの株が噂に噂を呼びかなり買い上げられていました。記事内の当事者はこうした投機的な売り買いを逆手に取って儲けていたのだろうと思われます。
ちなみに売りに傾いている時はショートスクイーズ、買いに傾いている時はロングスクイーズと呼びます。

今や純粋なギャンブルとしてお金を燃やすことを楽しんでおり、株があがるたびに一気に数万ドルを追加し続ける。

スクイーズが本格的になると、経験したことのないスピードで株価は跳ね上がった。信じられないことに90万ドルの資産は120万ドルになり、1時間後には130万ドル、150万ドル、160万ドルと上昇していった。

その日の午後にポートフォリオの価値が110万ドルまで下落したところで利益を確定。

この日は高値で売れずに50万ドル損したことを激しく後悔することになった。

しかしこの2日後にGME株は再び急騰し、仮に売却していなければ、資産は250万ドルになっていたはずだった。なぜ自分は愚かにも株を売却したのか、と自責の念に駆られたのは言うまでもないだろう。

1月31日時点の残高は122万ドル(約1.69億円)を超えた。


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大金を手にして方針転換

当初は100万ドル(約1.4億円)達成を目標としていた。

そして100万ドルを達成した暁にはポートフォリオを分散化して、安定した正当な企業の株を購入すると自分に言い聞かせてきた。

しかしGME株の出来事がきっかけで完全に考えが変わったのだ。

「120万ドルでは十分ではない」「自分には250万ドルが必要だ」と考え始め、またこれを短期間で(具体的には翌年の夏までに)実現することを目指し、パリの知人のように屋上テラスでBBQを主催する金持ちになることを目指したのだった。

大暴落で1.7億円を全て失う

私は大きな利益を得るため、ここからハイリスクで過大評価されたゴミのようなコールオプションの買いに執着していく。当時私は、次の『テスラ』とも呼び声が高い、電気自動車メーカー『ルシード・モータース(LCID)』に資金を集中させていたのだ。

そしてアイルランドの教会で石段を歩きながら携帯電話をチェックしていると、それは突然訪れた。

1)LCID株で1.7億円→9700万円

合併の際のあまりに高すぎる企業価値評価によりルシード株は暴落。指数関数的に資産は減り続け、翌朝になって大きな損切りを余儀なくされた。

このときの私の体は震え、枕に向かって叫ぶことしか出来なかった。

たった一日で50万ドルを失い残高は70万ドル(約9700万円)に減少。食事すら喉を通らなかった。

2)市場崩壊で9700万円→4150万円

「もう一度やれる」「私ならやれる」と自分に言い聞かせ、損を取り返すため、衝動と怒りに駆られながら投資を続けることに。しかしどれも上手くいかず、市場の反発は私のコールを台無しにし、私がプットオプションを買うたび市場は上昇を続けることになる。

ポートフォリオの大部分を占める再生可能エネルギー株と電気自動車株は崩壊し、70万ドルは50万ドルに減り、その後30万ドル(約4150万円)にまで落ち込んだ。

3)バイオテク株で4150万円→415万円

私は期限が切れていないものを売却し、残り25万ドルをバイオテクノロジー株に投じた。

彼らの臨床試験は成功しており、将来に期待が持てたことから、自分が失ったすべてをこれで取り戻せると確信していたのだ。しかし次の12ヶ月でこれもゆっくりと消えていき、2022年5月には手元には3万ドル(約415万円)が残った。

4)税金支払で損失を抱える

2022年5月の残高は3万ドル(約415万円)だが、アメリカ合衆国内国歳入庁(IRS)への税金の支払い額は8万2000ドル(約1136万円)。純有利子負債は5万1000ドル(約706万円)となった。

私は207万円を1.7億円にしたが、結局自分自身にも他人にもほとんどお金を使わなかった。

最初に借りた1.25万ドル(約173万円)のローンの返済すらしていない。


負けを取り返そうとムキになって破滅するギャンブル依存症のパターンや

 

みんなは気をつけるんだぞ

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