「米国株を牽引する7銘柄」の値動きに左右される世界株式ファンド、リスクを分散する方法とは?

世界株式ファンドでも米企業7社に支配されている現状、僕たちはどうリスク分散していくべきか?今回はその辺について考えてみましょう。ちなみに後編です

前回の記事も参考にしてくれよな!下の方にリンク貼っておくよ!

全世界株式インデックスファンドも今や米国企業7社『マグニフィセント・セブン(壮大なる7銘柄)』の影響は無視できません。

前回は「世界株式ファンドが米国の超大型株の値動きにどれほど左右されやすいのか」そして「そのリスク」を見ていきましたが、今回の記事では「投資の比重が偏りすぎた場合に何ができるのか」「分散化の方法」について見ていきます。

ソース先

Global tracker funds are dominated by seven US tech giants: How can you diversify?

https://www.thisismoney.co.uk/money/investing/article-12292179/Global-trackers-funds-dominated-Magnificent-Seven-tech-giants.html

前回の記事はこちら

全世界株式ファンドに投資すれば分散化されるって考えはもう通用しないらしい・・・全世界株式インデックスファンドに投資すれば分散化とか考えんでいいんやろ?初心者は何も考えずこれ一択で良くね? 実際そういうわけでもないようです・・・ 知ってたもん!もう!僕の…
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全世界株式ファンドに投資すれば分散化されるって考えはもう通用しないらしい・・・

リスク分散する方法とは

世界株式ファンドが一部の銘柄に依存していることに不安を感じる投資家は「アクティブファンド」「均等加重平均ファンド」など別の投資戦略を取るファンドを検討してみるのが良いでしょう

このように資産運用会社チャールズ・スタンリーの主任アナリスト、ロブ・モーガン氏は指摘しています。

アクティブファンドを検討する

アクティブファンドとは、あらかじめ決められた運用方針のもとで、運用担当者が投資する企業やその投資割合などを決定し運用するファンドのこと。

相場状況にあわせた銘柄の入れ替えや配分の変更が行われることから、指数に連動するよう機械的に運用されるインデックス・ファンドとは異なり、指数に縛られない運用やリスクヘッジが可能になります。

『M&Gグローバル・ディビデンド』

なかでも配当利回りの高い企業を対象としたアクティブファンドM&Gグローバル・ディビデンドをモーガン氏は推奨しています。

『テスラ(TSLA)』や『アマゾン(AMZN)』など”新しい経済市場”を導く企業は配当金を支払っていないため、『M&Gグローバル・ディビデンド』には組み入れられていません。

「バランスの取れたグローバルな株式保有を求める投資家にとって魅力的」とモーガン氏は太鼓判を押しています。

配当金や利子という収入をもらえる商品には、割安な株式を選ぶ基準があることが多いですが、『M&Gグローバル・ディビデンド』という商品には、配当金の割合が低くても将来的に成長が期待できる株式もたくさん入っています。そのため、同じような商品の中では、色々な種類の株式に投資していると言えます。

『iシェアーズ・エッジMSCIワールド・バリュー・ファクター』

また他にもモーガン氏はiシェアーズ・エッジMSCIワールド・バリュー・ファクターを推奨。
同ETF(上場投資信託)は、様々な指標を参考に、相対的に過小評価されている世界株の指数を追跡しています。

『iシェアーズ・エッジMSCIワールド・バリュー・ファクター』という商品は、株価が安くて買いやすい株式に投資しています。そのため、株価が安い地域、たとえば日本や欧州の株式が多くなっています。この商品に入っている有名な会社には、『トヨタ自動車(日本)』『シェル(英国)』『ファイザー(米国)』などがあります。

『プレミア・ミトンUSオポチュニティーズ』

あえて米国を中心に考えるのであればプレミア・ミトンUSオポチュニティーズでしょうか。

同ファンドは米国市場のあらゆる規模の企業に投資を行っており、様々な業界に十分に分散されている、とモーガン氏は説明しています。

運用担当者は企業の品質と価値の両方の特性に焦点を当てており、中小企業に偏ったポートフォリオになっています。そのため従来のハイテク重視のインデックス・ファンドよりも優れた分散手段となる可能性があるのです。

均等加重平均ファンドを検討する

多くの投資信託では時価総額の大きさにあわせて銘柄ごとの加重が異なる方式(時価総額加重平均)を採用していますが、そうではなく、どの銘柄も均等に分散投資された方式(均等加重平均)に注目するのもリスク分散には重要です。

『S&P500均等加重インデックス』

米国中心の均等加重平均ファンドで有名なのはS&P500均等加重インデックスでしょう。

標準的な時価総額の加重を使用するのではなく、『S&P500均等加重インデックス』は各企業とも1/500(0.20%)ずつ均等に加重しています。これにより業界と企業の種類がバランスよく分散されることが保証されます。

先進国市場だけに目を向けない

ワールドを謳っているにも関わらず、『MSCIワールド指数』は実際には23の先進国市場だけが対象です。同指数の約70%を米国が占めており、日本・英国・フランス・カナダがそれに続く形となっています。

「世界中の株式に投資できる商品で、お得な値段で買えるものを探しているなら、『MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス』に連動するETFというものがおすすめです」と、金融会社ハーグリーブス・ランズタウンのエマ・ウォール氏が言っています。

同指数は世界23カ国の指数と24の新興市場国の指数を追跡していることから、リスク分散化にも役立つはずです。

もし、すでに『MSCIワールド指数』に連動するETFというものを持っているなら、それだけでは先進国の株式に偏ってしまうので、発展途上国の株式にも投資することでバランスをとることができます。そのためには、バンガードFTSEエマージング・マーケッツETFという商品がいいでしょう。

でも、発展途上国の株式はリスクが高いと思って敬遠する人もいるかもしれません。そんな人は、代わりにアルテミス・グローバル・インカム・ファンドという商品を選ぶといいです。これは、世界中の株式の中でも割安なものに投資する商品です。これで、『MSCIワールド指数』に連動するETFが持つ先進国や成長企業への偏りを緩和することができます。

多様化と異なる加重が鍵

『MSCIワールド指数』の米国株への一極集中を考えると、従来の世界株式ファンドのみを介して投資するだけでは、実際には限られた分散しか実現できません。これでは投資家は超大型株のバブル崩壊リスクに容易にさらされることになるでしょう。

投資会社ベスト・インベストのジェイソン・ホランド氏も、保有ファンドの多様化をオススメしています。

株式投資にはリスクがありますが、それを減らす方法の1つは、色々な国や地域の株式に投資することです。たとえば、発展途上国の株式に投資する『フィデリティ・インデックス・エマージング・マーケット』や、欧州の株式に投資する『バンガードFTSEディベロップド・ヨーロッパETF』という商品を使うといいでしょう。

リスクを減らすもう1つの方法は「株式の価値だけでなく、他の要素も考えて世界中の会社の株式に投資する商品に注目すること」だと同氏は言っています。

インベスコFTSE・RAFIオールワールド3000』という商品は、世界中の大きな会社の株式に投資していますが、その中でも売り上げや利益や配当や資産などの数字が良い会社を選んでいます。これによって、株価が高すぎると思われる業種に偏らずに、色々な業種の株式に投資することができます。

つまり「新興市場を組み入れたファンド」「時価総額加重ではないファンド」を重視するのが大切ということです

リスク分散は日頃から心がけるように!まさかの事態が起きてからじゃ遅いからな!

あとはそれぞれのファンドにリンクを付けておいたよ
日本で取り扱いの無いETFもあるかもしれないけど、そのファンドの構成銘柄を参考にして似たような投資信託を選ぶってのもアリだと思う。検討してみてね

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