やっぱりアレが最強の通貨ペアでした【7月の成績と相場分析】

マネースクエアでは、すべてのトラリピを集計したリアルな数字が公開されています。
2023年7月に最も利益が出た通貨ペアは?

リピートレポートのランキングを参考に、トラリピ向きの通貨ペアを探してみてください。

トラリピ向きの値動きの通貨ペアは?
先月の成績から、優秀な通貨ペアを見てみましょう

目次

【2023年7月】トラリピのリピートレポートから見る最も優秀な通貨ペアは?

【2023年07月】リピートレポート より

毎月公開されるトラリピで優秀な成績を収めた、実際に獲得したpipsを集計したリピートレポート。

2023年07月の成績では、先月に引き続き豪ドルNZドルが1位をキープ。
2位にはユーロ円、3位には急上昇したカナダドル円がランクイン。

7月にはクロス円全般が円安基調で好調だったので、6月に続きクロス円全般が好成績です。
ランキング上位の通貨ペアのほとんどがクロス円通貨ペアが占めています。

リピートレポートではトラリピで実際に利益が出ている通貨ペアが選ばれていますから、参考にすればトラリピ向きの通貨ペアが選べます。

ぜひランキングを参考にして自身の戦略に組み込んでみてくださいね。

ちなみにワイのトラリピ成績は年利+20%!
裁量トレードで上手く行かない人は自動売買に切り替えて見るのも良いかもね!
コツは低リスクでプラススワップ方向で運用すること!
僕のメイン運用通貨ペアはユーロ/英ポンドの売りです!

中国経済の減速で豪ドル円の値動きも弱い

クロス円全般が順調に上がっている中、唯一値動きが弱い通貨ペアが豪ドル円です。
オーストラリア経済は中国経済と結びつきが強く、中国の経済が減速すると豪ドル円の値動きが軟調になります。

中国7月経済指標、予想下回る 景気一段と減速

中国人民銀行(中央銀行)が景気を支えるため中期貸出制度(MLF)金利を予想外に引き下げた。だが成長を押し上げるには一段の支援措置が必要との声がアナリストから聞かれた。

ロイター https://jp.reuters.com/article/china-iip-idJPKBN2ZQ05B

その理由は、世界的にインフレ(物価上昇)対策で各国は金利を上げている中で、中国は経済が悪化で利下げをせざるを得ない状況になっているからです。

さらに中国の成長を押し上げるには一段の支援措置が必要との声もあり、他の国よりも早く景気後退(リセッション)に陥っています。

おまけに不動産バブルの崩壊で更に雲行きが怪しくなってきました。詳しくは先日の記事をどうぞ。

https://jinfxblog.com/archives/34849

中国は急成長を遂げて2010年代にはGDPが世界第二位になりましたが、ここにきて経済の停滞が懸念されます
今後は中国発の経済ショックが起こる可能性もありますから、引き続き中国経済は注意して見ていきましょうね。

中国の不動産会社が債務不履行と破産申請・・・
今回の中国経済不安はガチでヤバいかも?

ランキング急上昇のカナダドル円!カナダ経済の今後は?

ランキング急上昇したカナダですが、6月7月のBOC(カナダ中銀)で連続利上げを行い、値動きも大きくトラリピで設定を仕掛けておけば、気持ちいいほど決済してくれたでしょう。

カナダドル円のスワップポイントも比較的高いので、買いトラリピで仕掛けておけば押し目買いのチャンスでしたね。

しかし9月会合では金利据え置きが有力ですが、CPI(消費者物価指数)によっては利上げもあり得ます。
追加利上げがあればカナダドル円はさらなる上昇も見込まれますから、今後のトラリピ向きの値動きも期待できます。

クロス円全般の値動きが大きくなっているので、トラリピ世界戦略通貨ペアの3通貨ペアと組み合わせると、よりリスク分散になるでしょう。

ランキングを参考に、まだカナダドル円を運用していない人は、ぜひ仕掛けてみてくださいね。

クロス円全般が円安水準を維持

8月の為替相場では、米ドル円は146円台まで上昇して、過度な円安水準に達しています。
財務省の円安牽制発言はあるものの、円安の流れは変わりません。

円相場 値上がり 米長期金利いくぶん低下 円を買い戻す動き

18日の東京外国為替市場、アメリカの長期金利がいくぶん低下したことで、ドルを売って円を買い戻す動きが出て円相場は値上がりしました。

市場関係者は、「17日にアメリカの長期金利がいくぶん低下したことで円相場は値上がりした。このところ急ピッチで円安が進んでいたこともあってひとまず利益を確保しようとドルを売って円を買い戻す動きもみられた」と話しています。

NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230818/k10014167141000.html

7月のFOMCで米ドルの利上げは市場の指標次第としていたものの、その後アメリカのCPI(消費者物価指数)が改善され、失業率も低下して経済の強さが表れています。

FRBがさらなる利上げに踏み切る条件は揃っていて、さらに日本円との金利差は広がる懸念から、円売りは止まりそうにありません。

145〜150円は2022年に為替介入があった水準ですから、いつ為替介入があってもおかしくありませんが、果たして本当に為替介入はあるのか?

クロス円全般は値動きに注意して、為替介入があればすぐに損切りして逃げられるようにしておきましょう。

ジャクソンホール会議が相場の転換点になるか?

毎年8月に開催される中央銀行総裁や政治家、学者などが参加し、世界経済や金融政策について議論を交わすジャクソンホール会議が、8/25〜27に開催されます。

ここでは今後の世界経済の行末について、米国FRB議長のパウエルさんの考えや方針が発表されるため、世界中の投資家が注目しています。

2022年は今後の利上げペースについて言及があり、急速な金利上昇ペースの継続が示唆され、2023年まで実際にその通りの政策スタンスがとられてきました。

2023年のジャクソンホール会議でも、FRBの利上げサイクルやインフレ(物価上昇)、リセッション(景気後退)についての発言がどうなるかによって、今後の為替や株価の値動きに大きく影響します。

相場の急変もありますが、それ以上に今後の相場の方向感が決まる重要な会議です。

ジャクソンホール会議で相場の流れが変わるゲームチェンジとなるか?
僕の米ドル円の売りポジションが助かるかどうか、動画をチェックしてくださいね。

米ドル円146円ってどういうことだよー!
為替介入来ないと、売りポジションが焼かれちゃうよー!

さすがに円安に行き過ぎな気もするけど・・・
米ドル円が150円も本当にあり得るかもね

日本円の価値がこんなに落ちてるのに、日銀と財務省は指をくわえて見てるだけか!
僕の売りポジションを助けてよ!!!

相場の急変動にご注意!

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