ADP雇用統計は予想を下回る!そろそろドル売り来る!?【ADP雇用統計とは?】

よっしゃー!ADP雇用統計が下振れた!ドル円下げたぞ!!!ここが天井だああああ!!!やったああああ!!!

そもそもADP雇用統計ってそんなに影響力あるの?ってことで調べてみました。ん?NY市場開いてからドル買われてたっぽくね・・・?

なんでだよおおおおお!!!

そもそもADP雇用統計って何?

毎月発表される、アメリカの雇用状態を測るための経済指標「アメリカ雇用統計」(主に非農業部門雇用者数変化の事。以降、アメリカ雇用統計で統一)発表日時は毎月第一金曜日の日本時間21時30分となります。

9月発表のアメリカ雇用統計は2023年9月1日(金曜日)21時30分です。

そして当該週の水曜日、つまりアメリカ雇用統計の2日前に「ADP雇用統計」の発表があります。本記事のメイントピックとなります。

ADP雇用統計とは?
米国の人事関連業務代行会社であるADP社(Automatic Data Processing)が、毎月調査・公表する雇用統計。

ADP社の約50万社の顧客の給与計算データをもとに、雇用者数の動向を示した雇用調査レポートのことです。

つまり人事関連業務の代行会社であるADP社が出してる民間の雇用統計です。

きちんとしたデータを元にデータを集計しているので、経済指標としては注目度は高いものとなりますし、その後に発表となるアメリカ雇用統計のある程度の指針として参考にされます。

ちなみに2022年6月分より新しい統計手法を採用したそうです。

米ADP民間雇用者数、21年初め以来の低い伸び-統計手法は変更

ADPリサーチ・インスティテュートが発表した8月の米民間雇用者数は、比較的低い伸びにとどまった。高インフレと金利上昇を背景に、雇用が鈍りつつある状況が示唆された。ADPは今回から新しい手法で統計をまとめている。

Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-31/RHHBG0DWRGG001

アメリカ雇用統計と何が違うのか?

アメリカ雇用統計(非農業部門雇用者数変化)とADP雇用統計は同じような概念で計算されていますが、対象会社の数や種類が違います。

アメリカ雇用統計は

  • 14万社、44万事業所を対象に集計
  • 民間企業に加えて政府部門も集計の対象

ADP雇用統計は

  • 50万社を対象に集計
  • 民間企業が集計の対象

参考になるかどうかは微妙なところ

ここでちょっと注意しておきたいのは、ADPの民間雇用統計と本番のアメリカ雇用統計は必ずしも同じ傾向の統計にならない、ということ。

ADP雇用統計の結果が予想を上回っていても、アメリカ雇用統計の結果が予想より下振れるということもあります。

前述した通り対象や集計する会社数が違うので当たり前っちゃ当たり前かもしれません。

ある程度の指針になるとは思いますが、参考にしすぎないようにした方が無難かと思います。

金曜の雇用統計だけでいいんじゃね?って感じはするけどね・・・なんでADP雇用統計あるんじゃろか・・・

ADP雇用統計の結果は?

さて、そんなADP雇用統計ですが、2023年8月30日の21:15に発表されました。

僕のブログでお馴染み、みんなのFXさんのツイートから引用します。

というわけで予想よりも下回りました。

しかしアメリカ雇用統計にも同じことが言えますが、9月発表分(8月データ)においては予想を下回る傾向にあります。

この辺りは例年の傾向通りの数値になったと考えて良いと思います。どちらかというと9月分データの方が重要かもしれません。

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市場は金利据え置きを折り込み始める

アメリカの指標が下振れしてきた事を踏まえると、ドルの上昇は限定的になってきたかもしれません。

まずはFED WATCHの利上げ/利下げ予想について見てみましょう。

9月は金利据え置きなのは概ね織り込んでいましたが、数日前までは11月1日のFOMCでは利上げ予想が強かったのに対して、記事公開の2023年8月31日時点ではなんと55.7%の確率で据え置き予想となっています。

市場は債券利回りの下落や経済指標の数値から金利据え置きの傾向になってきたと予想しているようです。

また、今週は雇用の指標が多く発表されており、火曜に発表されたJOLTS求人や今回のADP雇用統計は予想を下回る結果となりました。

JOLTS求人に関しては過去記事をご参照ください。

ドル円147円超え!からの146円割れの急落!なんなの!?ドル円147円突破したああああ!含み損9000万円行ったああああ!死ぬううううう!!!! アメリカの指標が大幅下振れしました!ドル円は146円を割れました! やったああああああああ!こ…
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ドル円147円超え!からの146円割れの急落!なんなの!?

これを受けて明日2023年9月1日のアメリカ雇用統計でも数値が予想を下回る可能性が出てきました。予想値はこちらになります。

  • 21時半:🇺🇸8月失業率 予想:3.5%、前回:3.5%
  • 21時半:🇺🇸8月平均時給(前月比) 予想:0.3%、前回:0.4%
  • 21時半:🇺🇸8月平均時給(前年同月比) 予想:4.3%、前回:4.4%
  • 21時半:🇺🇸8月非農業部門雇用者数変化(前月比) 予想:16.8万人、前回:18.7万人

ついにドルが頭打ちになる可能性があるデータが揃ってきました。利下げ傾向に傾けばドルは買われる理由が弱まってくるはずです。

売りで捕まっている僕としてはポジショントークなのは否めませんが、やはりドル円の上値は重くなってきているという見解で良いのかもしれません。

よかったら参考にしてみてくださいね。

きたのか!?ついに!?ドルの頭打ちが来たのか!?金利据え置き予想が強まってるのはマジでワンチャンあるんじゃないかこれ!?!?!?

それよりも欧州通貨のほうがヤバくね?ドイツのCPI普通に高くてまだまだインフレ落ち着く気配を見せてないんだけど・・・

ユーロ円の売りが地味にやべえ・・・もうガチで色々と損切りします・・・

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