9月4日週の経済指標と気にしておくべきこと

損切りマシーンFX戦士JINです!
近日中にくる注目の経済指標と気にしておくべき事です!読んでおけば今週の備えになるかもよ!

経済指標をチェックして皆も勝ち組になろう!

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注目経済指標

2023年9月4日~9月8日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。

特に重要な経済指標は赤背景にしてありますので参考にしてみてくださいね。

2023年9月4日(月曜日)

月曜は欧州中央銀行(ECB)総裁の発言があります。

継続してきた連続利上げを据え置きにする時期がいつなのかに注目が集まっています。

ラガルド総裁の発言がタカ派(利上げ志向)なのかハト派(利下げ志向)なのか次第では、ユーロ関連は大きく動く可能性がありますので気をつけましょう。

  • 22時半:🇪🇺ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

あと、この日はアメリカ市場・カナダ市場は休場となります。

本格的に市場が動くのは翌日5日火曜日からの可能性があります。

2023年9月5日(火曜日)

火曜日はオーストラリアの政策金利発表があります。

前回金利を据え置きにしたオーストラリアの姿勢によっては、豪ドルの動きがトレンド転換する可能性がありますので注意しましょう。
 
  • 13時半:🇦🇺豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 予想:4.10%、前回4.10%

動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア

2023年9月6日(水曜日)

水曜日はオーストラリアのGDP(国内総生産)の発表があります。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

  • 10時半:🇦🇺4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前期比) 予想:0.3%、前回:0.2%
  • 10時半:🇦🇺4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比) 予想:1.8%、前回:2.3%

動くかもしれない金融商品:豪ドル関連通貨ペア

あとイギリスのPMIの発表があります。

PMIは企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、アンケート調査した結果を指数化したものです。景気の動向を測るのに使用されます。

  • 17時半:🇬🇧8月建設業購買担当者景気指数 予想:50.0、前回:51.7

動くかもしれない金融商品:英ポンド関連通貨ペア

あとアメリカのISM非製造業景況指数の発表があります。

非製造業の購買担当に、新規の受注、在庫や価格、雇用状況などの項目について前月と比較して「良い」「変わらず」「悪い」の3択から選択してもらい、結果をパーセンテージで表したものです。

ISM非製造業景況指数についてはこちらの過去記事も合わせて読んでみてください。

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ISM非製造業景況感指数とは?米国で注目される重要指標!
  • 23時:🇺🇸8月ISM非製造業景況指数(総合) 予想:52.4、前回:52.7

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

あとカナダ銀行の政策金利発表があります。

アメリカと似たような傾向のあるカナダですが、予想は金利据え置きです。カナダが予想通り金利据え置きということで動けば、アメリカも同じく金利据え置きが濃くなるでしょう。

もっとも、アメリカは9月のFOMCで金利据え置きが濃厚とされています。

  • 23時:🇨🇦カナダ銀行 政策金利 予想:5.00%、前回:5.00%

動くかもしれない金融商品:カナダドル関連通貨ペア、米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)(アメリカとカナダの経済傾向が似通っているため)

2023年9月7日(木曜日)

木曜日はユーロのGDP(域内総生産)の発表があります。

国内総生産はその国の経済活動全体を表す指標になりますので金利の方向性やインフレ具合を測るために重要視されています。

ちなみにユーロは複数の国から成り立つため、域内総生産という呼び方になっています。

  • 18時:🇪🇺4-6月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比)予想:0.6%、前回:0.6%
  • 18時:🇪🇺4-6月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前期比)予想:0.3%、前回:0.3%

動くかもしれない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

あとアメリカの前週分の失業保険申請件数の発表があります。

失業保険の受給者が増えていると経済が悪化している傾向にあります。仕事に就けない人が増えているからです。数値次第ではドル円が動く可能性が高いので注目しておきましょう。

  • 21時半:🇺🇸前週分新規失業保険申請件数 予想:23.4万件、前回:22.8万件
  • 21時半:🇺🇸前週分失業保険継続受給者数 前回:172.5万人

動くかもしれない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

2023年9月8日(金曜日)

金曜日は日本の4-6月期実質GDPの改定値、国際収支・貿易収支の発表があります。

改定値と速報値の違いは?
経済指標の中には「速報値」と「改定値」が存在する場合があります。

これは発表時にまず短期的に速報値を発表して景気判断を行います。 次に正確なデータを蓄積してデータの精度を高めた後に発表されるのが改定値です。というわけでどちらかと言うと改定値の方が重要です。

GDPにおいては企業の本決算の数値が出揃えば出揃うほど数値の正確性が増していきます。

  • 8時50分:🇯🇵4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比) 予想:1.4%、前回:1.5%
  • 8時50分:🇯🇵4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(年率換算) 予想:5.6%、前回:6.0%
  • 8時50分:🇯🇵7月国際収支・貿易収支 予想:1,654億円、前回:3,287億円

速報値で発表されたGDPよりも低い予想値のため、未だに経済が弱く金融緩和継続傾向が強まると日本円は売られてしまうかもしれません。

あとは日本の貿易収支が赤字に転落したのは記憶に新しいですが、その後も収支が赤字継続であれば結局金融緩和継続の流れは止まらないでしょう。

僕を含めてドル円・クロス円をトレードしている人は急な値動きには注意してください。

動くかもしれない金融商品:日本円関連通貨ペア、日経平均株価

あとカナダの雇用者数と失業率の発表があります。カナダの雇用統計みたいなものですね。

  • 21時半:🇨🇦8月新規雇用者数 前回:-0.64万人
  • 21時半:🇨🇦失業率 前回:5.5%

動くかもしれない金融商品:カナダドル関連通貨ペア

今週特に重要なのは火曜日のオーストラリアの政策金利発表!水曜日のアメリカISM非製造業!あと日本のGDPの改定値も注目だぞ!

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気にしておくべきこと

先週金曜日、8月の雇用統計が発表されました。

予想よりも少々増加、前回と同じ水準の数値になりました。

年初からの流れを見ると、20万人を2ヶ月連続で割り込んでしまったことを考えるとアメリカ経済は景気後退に向けて歩み始めたのではないか、というのが個人的な考えです。

おまけに失業率は増加し平均時給も鈍化傾向になっているため、全体的に景気が悪化してきていると考えるのが自然でしょう。

その後23時に発表されたISM製造業景況指数ですが、こちらは前回値と予想よりも上回り、ドルが買われる流れが再燃しました。

基本的にISMは50を下回ると景気が悪いとされています。

発表前までは9ヶ月連続で50を下回っており、景気が悪くなってきているという結果になっていました。

しかしここに来て前回よりも1.2ポイントも上昇し、年始の水準に戻ってしまっています。

ここで市場が考えたのが「やはりまだ米国経済は強いんじゃないか」ということかと思います。そのためドルが買われてドル円も上昇した、という流れでしたね。

しかし僕は声を大にして言いたい。未だにISMは50以下で、景気が良いとはとても言えません。

おまけに雇用統計の結果も悪くて雇用も悪化してきて、確実に米国経済は悪化してきていると捉えて良いと思います。

やはりドルはこのあたりで頭打ちをして、レンジを組みつつ緩やかにドル売りの流れが来るのではないかと思っています。

そもそもこんなに過度な利上げをしておいて経済が上手く回るなんてそんなわけないんですよ。5%ですよ?なんかどこかがおかしい相場にしか見えません。

週明けはNY市場が休みですが、ISMの数値が良かったことから一旦ドル買いの流れが起こるかもしれません。

しかしそこは勇気を出して売っていくのも戦略としてはアリかなと考えています。まあ僕は下落時に入れた売りが助かるまでお祈りする事になりそうですが・・・。

なるべく追加ポジションを入れないようにして、上手く立ち回りたいものです。

是非参考にしてみてくださいね。

なんでまた上がってんだよドル円・・・ISMがよかったっつってもまだまだ50以下じゃねーかよ!勘弁してくれよ!!!

あぁ、今週もきっと損切り地獄だわ・・・憂鬱すぎて睡眠時間が削られて不健康になって死が近くなる・・・オワッタ・・・

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1件のコメント

  • 下がるといいですね

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