ついにビットコインのETF(上場投資信託)が承認された!
一体それ何!?って人にむけて解説するよ!
ワイもちょっとだけ注目してる!
正確な情報が出揃うまで落ち着いて見極める目が必要だな
詐欺関連も多い界隈なので、しっかり情報を精査しよう
アメリカでビットコイン現物ETFが承認
アメリカで暗号資産ビットコインの現物ETFが承認されました。
以前からするすると言われ続けて結局されていなかったものが、ついに承認されETFとして取引できるようになります。
予定では早ければ一部の銘柄は米国時間11日から取引できるようになるとのこと。
日本ではまだアナウンスされているところが無いので、おそらくもう少し先になるでしょう。
米SEC、ビットコイン現物ETF初承認 11日にも取引開始
米証券取引委員会(SEC)は10日、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの現物に連動する上場投資信託(ETF)11本を承認したと発表した。米国でビットコイン現物ETFが承認されるのは初めて。
ブラックロック(BLK.N)、アーク・インベストメンツ、21シェアーズ(ABTC.S)、フィデリティ、インベスコ(IVZ.N)、VanEckなどの申請を承認。一部の銘柄は早ければ11日にも取引が開始される予定だ。
ロイター https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/WXY5AIVHP5OYJPNQHO6WBUG4SI-2024-01-10/
この期待を込めてか、ビットコインは昨年暮れから上昇を続けており、記事執筆時点では円換算で約670万円付近で推移。
一時は700万円に近づくなどかなりの盛り上がりを見せている様子です。
そもそもETFって何なの?
投資に慣れている人であればETFと言われればすぐわかるかと思いますが、あまり聞き馴染みのない方にも解説をしたいと思います。
ETFは上場投資信託
まずETFはExchange Traded Fundsの略となっており、日本語では「上場投資信託」と訳されます。
ここでは「上場」という単語と「投資信託」という言葉それぞれを切り分けて考えた方がわかりやすいと思いますので、それぞれ解説していきますね。
投資信託とは?
そもそも投資信託とは?についてですが、平たく言えば
「投資のプロ集団が投資家から集めたお金を株や不動産などで運用する」
という金融商品の総称となります。
投資対象はそのプロ集団が何を主軸に投資するかによって変わってきます。あたりまえですが、成果次第では利益が出たり損を被ったりします。
詳しくは過去の記事で解説していますのでそちらも読んでみてください。
https://jinfxblog.com/archives/12366
上場とは?
上場とは、有価証券や商品などを株式市場で取引できるようにする事を指します。
基本的に投資信託は専門の販売経路でないと取引できません。僕が使っているSBI証券なんかも投資信託を取り扱っており、専用の画面で投資することが可能です。
それを株式と同じ様に市場に登録(上場)することで、株式投資と同じ様に投資信託に投資することが出来るようになります。
つまりETFは「上場している投資信託」という捉え方で問題ないかと思います。(だから上場投資信託)
株式投資において企業は「商品やサービス」で利益を出して株価を上げて利益を還元するという流れですが、投資信託においては「商品やサービス」が「資産運用」に置き換わったもの、と考えてもらえれば問題ないかなと思います。
今回のビットコインETFも株式投資みたいに投資できるようになったってこと?
普通にビットコイン買えば良いんじゃないの?違うの?
かねてから懸念されている暗号資産の投資リスク(紛失や詐欺など)を考えると、株式と同じ様に投資できるようになる=法的にも安全性の高い証券会社を通してビットコインに投資できるようになった、と考えればこれはとても大きな一歩なんじゃないかなと思いまする
今回の上場で何が起きるのか?
ビットコイン現物ETFの承認は暗号資産市場にとって大きな影響を与えるのは間違いありません。
暗号資産の投資リスクについて改めて説明すると、デジタルなお金なのでセキュリティ面を疎かにすると簡単に紛失することができてしまいます。(いわゆるハッキングやGOXなど)
また、例えば暗号資産先物取引などをやるにあたっては限月(期限)が存在しており、長期保有するには少々面倒なことが多いです。
しかしETFには取引期限が存在せず、セキュリティリスク面も管理する会社におまかせすれば良いので、基本的にはビットコイン現物のパフォーマンスをそのまま享受できるようになる、という捉え方で良いのかなと思われます。
もちろん逆に言えばETF特有のデメリット(取引時間の制限、取引コスト、運用会社の方針)なども考慮しなければならないのはいわずもがな。
とはいえ長期的に投資することを望む投資家がビットコイン現物ETFにお金を集めることになれば、自然とビットコインに対して資金が集まります。するとおそらく価格は上昇するでしょう。
この流れが大きなものになれば、ビットコインは更に上昇を続けるかもしれません。しらんけど。
ビットコインが上昇する理由が今回のETF以外にあるとすれば
半減期だけになってしまったので、ここからぐんぐん上昇するかと言われると
正直ちょっと懐疑的ではありますね・・・
それでもビットコインさんなら突き抜けてくるのか!?
もはや読めぬ!なのでワイはコインベースを買うんじゃ!ワイは株で勝負じゃ!
我々も取引できる?税制は?
ここで気になるのは、我々でも投資できるのか?という点。
今回のビットコイン現物ETF承認は11本と報道されており、その中にはあの超大手投資機関のブラックロックが含まれています。
これだけ超大手の巨大資産運用会社が手掛けるETFであれば、いずれ我々でも投資することが出来るようになるでしょう。
しかしながら現在日本ではビットコインを含む暗号資産の利益は総合課税の対象となっており、たくさん儲けてしまうとたくさん税金を払わないといけない状態です。
一方で、海外ETFに投資して利益が出た際には申告分離課税となり、一律約20%を課税される事になっています。
日本ではこのあたりを一体どういった扱いにするのか?という点がまだ判明しておらず、とても気になるところです。
もし仮に申告分離課税の対象となるのであれば、日本でようやく税金面で有利な状態の暗号資産投資が出来るようになるということかなと思われます。
その際に真っ先に取引が出来るようになりそうな証券会社はおそらくmoomoo証券です。
米国株取引に強いのはもちろん、親会社「Futu Holdings Limited」がNASDAQに上場しており、既にアメリカでのサービスを幅広く展開していることを考えれば、ビットコイン現物ETFを取り扱うのも時間の問題でしょう。
また、moomooの強みは24時間米国株取引ができるという点です。ビットコイン現物ETFは米国ETFになると思われますので、moomooであれば取引時間の制限を受ける事無く取引できる可能性が高いです。
株式投資における分析ツールとしても優秀ですし、米国株取引にも使えるmoomoo証券、口座開設しておいて特に損は無いと思います。
これを機に下のバナーから登録・口座開設してみてはいかがでしょうか。
というわけで今回は話題のビットコイン現物ETFについて解説してみたぜ!
今後の動きを予想するのは難しいけど、ビットコインの価格が下がったらコインベースだけじゃなくビットコイン現物ETFにも投資してみようかな!
暗号資産はちょっとの情報でめちゃくちゃ変動するから投資の際は十分注意してね
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