おっす!未来のシルバー王JINだお!
前編で解説した通り銀は需要過多な状態!じゃあどうやって投資につなげればいいのか!?というのが本記事のメインテーマです!
是非前編から読んでくださいね。結構納得できる内容になっていると思います
FXの爆損を抱えながらアメリカ大統領選挙を控えている状況ですが、今回は貴金属のシルバーについて、価格が今後更に上昇するかもしれない?というニュースをキャッチしたのでシェアしたいと思います。
長くなりそうなので前後編に分けたうえで
前編では「シルバーの現在の状況」について
後編では「シルバーが上昇する理由と投資する方法」について
という内容で解説していこうと思います。本記事は後編です。前編はこちら
銀の上昇を後押しする要因3選
前編では銀不足の背景について解説しましたが、本記事ではどういった理由で銀価格が上昇するのか?ということについて解説していきたいと思います。
需要>供給の状況
まずは前編でもお話した通り、需給のバランスです。
欲しい人が多ければ多いほど、値段は上昇していきます。現状は需要がかなり高まってきているのと、それが今後も続くであろうということから、シルバーの価格を後押しすることでしょう。
アメリカの利下げ
次に注目したいのはアメリカの利下げです。
安全資産の代表格、ゴールド(金)ですが、基本的には金利がつかない商品です。よって高金利政策(金融引き締め)を実施している場合には金から資金が抜けていくのが一般的です。
ざっくりとした例で言えば米ドルに投資すれば5%の金利が付く状態なのであれば、賢い人であればゴールドよりも米ドルに投資して金利を貰いつつ資金を運用するでしょう。
逆に言えば低金利政策(金融緩和)の状態になれば米ドルから資金が抜けて、景気不安からの安全資産ゴールドに資金が流れてくる事になるかと思います。
ゴールドと同じ貴金属であるシルバーも投資商品としての側面も持ち合わせているため、金利に対しては敏感に働くことが多いです。
よってアメリカの利下げはシルバーにとってはポジティブに働く可能性が高いでしょう。
テクニカル面での強気シグナル
最後にテクニカル面での話ですが、金と銀の価格を比較して表示する「ゴールド・シルバーレシオ(俗に言うGSR)」というものがあります。
これは名前の通り、ゴールドとシルバーを比較して相対的にどちらのほうが評価されているのか?価値が高いのか?という事を見ることができるものです。ちなみにTradingViewでも表示可能です。
これを見る限り、直近のレンジで若干切り下げてきているように見えます。ということはゴールドよりもシルバーの評価が上がってきていると考えてよいでしょう。
また、シルバー単体の週足チャートを見ても、何度か叩いていた30.25付近のレートを上にブレイクアウトしてロールリバーサル(レジスタンス(抵抗線)がサポート(支持線)に変わり、そこを反転ポイントとする見方)しているようにも見えます。
一旦上に抜けたものの戻していますが、再度上昇開始して上抜けしている形が俗に言う「カップウィズハンドル」という形にも見えますので、テクニカル的にも上昇シグナルが出揃ってきていると考えています。
どの程度の上昇が見込めるのか?
ここまで読んでいただいたみなさんが気になるのは、どこまで上がるか?という点かと思います。
こればかりはわかるわけ無いのですが、引用させていただいたソース元を参照すると、45ドルから52ドル辺りまでは上昇するだろうと見込んでいるようです。
2011年頃に付けた高値が50ドル弱な事から、前回高値の手前で止まる、もしくは若干上に抜ける、という読みの人が多いのかもしれません。その水準に来たら利確してしまいたい人も多いでしょうから、ワリと納得できるレートではあるかなと思います。
時期は不明ですが、もし数年だとしてもここから+30%を取れるかもしれないと考えれば十分ではないでしょうか。
ではどうやって投資したら良いのか?
さてここからが本記事のメインコンテンツ「シルバーに投資するにはどうしたら良いのか?」です。
以下にシルバーに投資可能な金融商品を3つ挙げますが、これについては個人的には答えは1つしか無いかなと思っています。
銀ETF
まず1番のおすすめは銀ETFです。日本でいうとWisdomTree 銀上場投資信託【1673】でしょうか。
もしくはブラックロックの「iシェアーズ シルバー・トラスト【SLV】」でも良いかもしれません。
後述しますが、CFDなどで取引しようとすると調整金が取られるため、比較的運用手数料の安い投資信託をコツコツ積み立てるのが一番かと思います。
投資信託やETFに投資するならSBI証券かmoomoo証券がいいよ!
SBI証券はワイも使ってるし、moomoo証券は最近投資信託の銘柄をめちゃくちゃ増やしたのでおすすめ!もちろんどちらも1673とSLVの取り扱いがあります!!
現物
確実性は高いですが保管方法に困る現物はあまりおすすめできません。
銀ETFは現物に投資しているようなもの、と言われますので素直に銀ETFに投資するのが良いんじゃないでしょうか。
CFD
差金決済取引(CFD)で商品先物をトレードする事が頭に浮かんだ人も多いかと思いますが、個人的にはあまりオススメしません。
まず価格調整金という手数料のようなものがあり、CFDで保有する場合にはこの調整金を取られてしまいます。
今回の話はあくまでも長期目線での話となりますので、レバレッジを掛けたり手数料負けしてしまうようなトレード方法はやめておきましょう。
どうしてもCFDが良いって人はIG証券のノックアウト・オプションを活用して損失を限定したうえでトレードすると良いよ!ロスカットレートを移動させるみたいなことができないので、狼狽しなくなるよ!
ノックアウト・オプションについてはこちら。
投資する前に注意すべきこと
ここまでポジティブな面を中心にお伝えしてきましたが、注意点もお伝えしておきます。
工業需要低下による価格下落リスク
まず1つは見出しの通り、もしかすると太陽光発電の需要が低迷してシルバー需要が下がってくる可能性もあります。
あくまでも可能性の話ですが、需要と供給で上昇するのであれば、需要が薄まってくることで価格が下落するのもまた当たり前の話です。
工業需要が51%もあるからこそ、こうした経済的な面に左右されやすいのがシルバーの良いところでもあり懸念すべきところでもあるでしょう。
株価大暴落による換金売りによる下落リスク
僕はアメリカの景気後退が来る可能性のほうが高いと考えながら戦略を練っていますが、もし本当に景気後退になるのであれば、シルバーはゴールドと同じく株が売られる際の換金売りの対象になるかもしれません。
そうすればある程度価格は下がってしまうのは間違いありません。
全力買いはNG
最後に当たり前の話ですが、上がる理由に納得したからといって全力で銀ETFを買いに走るのはやめましょう。
投資は自己責任なのはもちろんですが、経験の浅い人が集中投資するのはハッキリいって破産まっしぐらです。
あの集中投資の鬼、井村俊哉さんも言っていました。大前提として最適解は分散投資しつつ積み立てる事、と。
なので今回紹介した銀をポートフォリオに組み込む場合には数%程度に留めるのが良いんじゃないでしょうか。
アメリカ大統領選挙も控えているし、これから利下げ局面ですし、なるべく落ちたら多めに買い集めるようにしましょう。
まとめ
前後編にわたってお伝えしてきましたシルバー投資チャンスですが、いかがでしたでしょうか。
個人的にはいわゆる「ドルコスト平均法による銀ETF積み立て」が最も確実で堅実な投資なんじゃないかなと考えています。
年末年始の相場は荒れることが予想されますので、なるべくアメリカ大統領選挙後に買えそうなら買う、というぐらいのスタンスで見ておく事をオススメします。
てなわけでゴールドもいいけどシルバーも上がる条件が整ってきてるらしいよ!ってお話でした。もし面白かった・ためになったって人は口座開設して投資の準備をしておこうね!
めずらしくJINちゃんにしては役に立つ記事だったんじゃないの!?
シルバー積み立てやってみますか~!
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
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