1月27日週の注目経済指標!各国政策金利発表にアメリカ重要指標連発でヤバい週になりそう・・・

あぁ、もうだめだ・・・日銀が利上げしても全然円高にならない
ドル安に期待したいけど今週のアメリカ指標次第だよなぁ・・・

ドル円はどう考えてもムズいだろうし、クロス円がやばくない?
欧州指標も注意して見ておかないと・・・

2025年1月27日~1月31日の週に発表される経済指標の中で、特に注目度が高そうな経済指標について取り上げてみたいと思います。

目次

日本市場

この指標で動くかも知れない金融商品:ドル円、クロス円、日経平均株価

◆日本で日銀・金融政策決定会合議事要旨が発表されます。

  • 1月29日(水) 8:50: 🇯🇵 日本
    日銀・金融政策決定会合議事要旨

ここに会見時には無かったタカ派な意見があれば円は買われる・・・かも?

◆日本で失業率が発表されます。

  • 1月31日(金) 8:30: 🇯🇵 日本
    12月失業率
    予想:2.50%、前回:2.50%

◆日本で有効求人倍率が発表されます。

  • 1月31日(金) 8:30: 🇯🇵 日本
    12月有効求人倍率
    予想:1.25、前回:1.25

◆日本で東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表されます。

  • 1月31日(金) 8:30: 🇯🇵 日本
    1月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
    予想:2.50%、前回:2.40%

アジア・オセアニア市場

◆1月27日(月曜日)、オーストラリア市場はオーストラリアデーでお休みです。

◆1月28日~2月3日まで、中国市場は旧正月でお休みです。

◆オーストラリアで四半期消費者物価(CPI)が発表されます。

  • 1月29日(水) 9:30: 🇦🇺 オーストラリア
    10-12月期四半期消費者物価(CPI)(前期比)
    予想:0.30%、前回:0.20%
  • 1月29日(水) 9:30: 🇦🇺 オーストラリア
    10-12月期四半期消費者物価(CPI)(前年同期比)
    予想:2.50%、前回:2.80%
  • 1月29日(水) 9:30: 🇦🇺 オーストラリア
    12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
    予想:2.50%、前回:2.30%

この指標で動くかも知れない金融商品:オーストラリアドル関連通貨ペア

◆オーストラリアで四半期卸売物価指数(PPI)が発表されます。

  • 1月31日(金) 9:30: 🇦🇺 オーストラリア
    10-12月期四半期卸売物価指数(PPI)(前期比)
    前回:1.00%
  • 1月31日(金) 9:30: 🇦🇺 オーストラリア
    10-12月期四半期卸売物価指数(PPI)(前年同期比)
    前回:3.90%

この指標で動くかも知れない金融商品:オーストラリアドル関連通貨ペア

欧州市場

この指標で動くかも知れない金融商品:ユーロ関連通貨ペア

◆フランスで四半期国内総生産(GDP)が発表されます。

  • 1月30日(木) 15:30: 🇫🇷 フランス
    10-12月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
    予想:0.00%、前回:0.40%

◆ドイツで四半期国内総生産(GDP)が発表されます。

  • 1月30日(木) 18:00: 🇩🇪 ドイツ
    10-12月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
    予想:-0.10%、前回:0.10%
  • 1月30日(木) 18:00: 🇩🇪 ドイツ
    10-12月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
    予想:0.00%、前回:-0.30%
  • 1月30日(木) 18:00: 🇩🇪 ドイツ
    10-12月期国内総生産(GDP、速報値、季調前)(前年同期比)
    予想:-0.30%、前回:0.10%

◆欧州で四半期域内総生産(GDP)が発表されます。

  • 1月30日(木) 19:00: 🇪🇺 ユーロ
    10-12月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)
    予想:0.10%、前回:0.40%
  • 1月30日(木) 19:00: 🇪🇺 ユーロ
    10-12月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
    予想:1.00%、前回:0.90%

◆欧州で政策金利が発表されます。

  • 1月30日(木) 22:15: 🇪🇺 ユーロ
    欧州中央銀行(ECB)政策金利
    予想:2.90%、前回:3.15%

◆欧州で欧州中央銀行(ECB)ラガルド総裁、定例記者会見があります。

  • 1月30日(木) 22:45: 🇪🇺 ユーロ
    ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

◆ドイツで小売売上高が発表されます。

  • 1月31日(金) 16:00: 🇩🇪 ドイツ
    12月小売売上高(前月比)
    予想:0.00%、前回:-0.60%
  • 1月31日(金) 16:00: 🇩🇪 ドイツ
    12月小売売上高(前年同月比)
    予想:2.60%、前回:2.30%

◆ドイツで失業者数が発表されます。

  • 1月31日(金) 17:55: 🇩🇪 ドイツ
    1月失業者数(前月比)
    予想:1.50万人、前回:1.00万人
  • 1月31日(金) 17:55: 🇩🇪 ドイツ
    1月失業率
    予想:6.20%、前回:6.10%

◆ドイツで消費者物価指数(CPI)が発表されます。

  • 1月31日(金) 22:00: 🇩🇪 ドイツ
    1月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比)
    予想:0.10%、前回:0.50%
  • 1月31日(金) 22:00: 🇩🇪 ドイツ
    1月消費者物価指数(CPI、速報値)(前年同月比)
    予想:2.60%、前回:2.60%

アフリカ市場

◆南アフリカで政策金利が発表されます。

  • 1月30日(木) –:–: 🇿🇦 南アフリカ
    南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利
    予想:7.50%、前回:7.75%

この指標で動くかも知れない金融商品:南アフリカランド関連通貨ペア

アメリカ市場

◆アメリカで新築住宅販売件数が発表されます。

  • 1月27日(月) 24:00: 🇺🇸 米国
    12月新築住宅販売件数(年率換算件数)
    予想:67.0万件、前回:66.4万件
  • 1月27日(月) 24:00: 🇺🇸 米国
    12月新築住宅販売件数(前月比)
    予想:5.40%、前回:5.90%

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆カナダで政策金利が発表されます。

  • 1月29日(水) 23:45: 🇨🇦 カナダ
    カナダ銀行 政策金利
    予想:3.00%、前回:3.25%

この指標で動くかも知れない金融商品:カナダドル関連通貨ペア

◆アメリカで政策金利発表があります。

  • 1月29日(水) 28:00: 🇺🇸 米国
    米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
    予想:4.25-4.50%、前回:4.25-4.50%

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆アメリカでパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見があります。

  • 1月29日(水) 28:30: 🇺🇸 米国
    パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆メキシコで四半期国内総生産(GDP)が発表されます。

  • 1月30日(木) 21:00: 🇲🇽 メキシコ
    10-12月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
    前回:1.10%
  • 1月30日(木) 21:00: 🇲🇽 メキシコ
    10-12月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
    前回:1.60%

この指標で動くかも知れない金融商品:メキシコペソ関連通貨ペア

◆アメリカで四半期実質国内総生産(GDP)が発表されます。

  • 1月30日(木) 22:30: 🇺🇸 米国
    10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
    予想:2.60%、前回:3.10%

個人的に今週一番の注目はコレ!アメリカGDPが弱まれば経済の見通しが悪くなるので債券が買われて金利が下がってドルが売られる可能性が高い!木曜日は注意ね!

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆アメリカで四半期GDP個人消費が発表されます。

  • 1月30日(木) 22:30: 🇺🇸 米国
    10-12月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率)
    予想:3.10%、前回:3.70%
  • 1月30日(木) 22:30: 🇺🇸 米国
    10-12月期四半期コアPCE・速報値(前期比年率)
    前回:2.20%

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆アメリカで前週分新規失業保険申請件数が発表されます。

  • 1月30日(木) 22:30: 🇺🇸 米国
    前週分新規失業保険申請件数
    前回:22.3万件
  • 1月30日(木) 22:30: 🇺🇸 米国
    前週分失業保険継続受給者数
    前回:189.9万人

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆アメリカで住宅販売保留指数が発表されます。

  • 1月30日(木) 24:00:00: 🇺🇸 米国
    12月住宅販売保留指数(前月比)
    予想:-1.00%、前回:2.20%
  • 1月30日(木) 24:00:00: 🇺🇸 米国
    12月住宅販売保留指数(前年同月比)
    前回:5.60%

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆アメリカで個人消費支出(PCEデフレーター)が発表されます。

  • 1月31日(金) 22:30: 🇺🇸 米国
    12月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
    予想:2.50%、前回:2.40%
  • 1月31日(金) 22:30: 🇺🇸 米国
    12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
    予想:0.20%、前回:0.10%
  • 1月31日(金) 22:30: 🇺🇸 米国
    12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
    予想:2.80%、前回:2.80%

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

◆カナダで国内総生産(GDP)が発表されます。

  • 1月31日(金) 22:30: 🇨🇦 カナダ
    11月月次国内総生産(GDP)(前月比)
    予想:-0.10%、前回:0.30%
  • 1月31日(金) 22:30: 🇨🇦 カナダ
    11月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)
    予想:1.60%、前回:1.90%

この指標で動くかも知れない金融商品:カナダドル関連通貨ペア

◆アメリカで個人所得関連指標が発表されます。

  • 1月31日(金) 22:30: 🇺🇸 米国
    12月個人所得(前月比)
    予想:0.40%、前回:0.30%
  • 1月31日(金) 22:30: 🇺🇸 米国
    12月個人消費支出(PCE)(前月比)
    予想:0.50%、前回:0.40%

この指標で動くかも知れない金融商品:米ドル関連通貨ペア(ドル円、ドルストレート)、米国株

今週はアメリカの重要指標がたくさん!GDPにPCEデフレーターにFOMC!
おまけにユーロやカナダの政策金利発表もあって荒れそうな予感しかしないぜ!

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気にしておくべきこと

先週末に我らが日銀が政策金利を発表。12月のハト派はどこへ行ってしまったのか、0.5%への利上げを行いました。

詳しくは先日公開した記事をご覧頂ければと思います。

さて、これにより材料出尽くしとなってしまった日本円は若干売りが優勢になっているように見受けられます。

ドル円においてはドル売りも盛んなことからそこまで変化しておりませんが、クロス円がとにかくやばいです。

欧州圏のPMI(購買担当者景気指数)が改善傾向にあった事が影響して、欧州通貨(ユーロ、英ポンド)に買いが走りました。そのうえで日本円が売り傾向にあったため、ユーロ円や英ポンド円が上昇するという結果に。

ユーロ圏総合PMI、1月は予想外に50超え 製造業縮小ペース鈍化

S&Pグローバルがまとめた1月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.2と、2024年12月の49.6から上昇し、好不況の分かれ目となる50を小幅に上回った。

オックスフォード・エコノミクスのレオ・バリンコウ氏は「ユーロ圏の総合PMIは12月の上昇に続き50.2に改善し、ユーロ圏の景気回復がようやく加速するかもしれないという期待が高まった」と述べた。

ロイター https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/7W72OBQEJNL3NJUURU5AZDLV3I-2025-01-24/

今週の戦略ですが、ドル円はレンジに移行したと見ていますが155円は硬いとも考えています。もしそれ以下になった場合はあまりにも弱くなければロングで行けそうな気もしています。短期的にですけど。

あとはユーロ円、英ポンド円においてはECBの政策金利が利下げ予想となっていますが、先のPMIや他の指標を見る限り一時的に買われて来る可能性も否めません。おまけに円は売り傾向になっていることから、木曜日のECBで利下げされた後に少し買っていくのも良いのかも知れません。こちらも短期的に。

いずれにしても日本円の材料出尽くし感が強い現状では、円売りポジションのほうが有利に働く可能性が高いのかなと考えています。

とはいえ指標結果は予想よりも違った数値で出てくることもあるため、なるべく守りの姿勢で挑むことをオススメします。

ワイのポジションが助からないのはもちろんですが、なるべく今週の損を軽減できるように頑張りたいと思います。

では今回のまとめです。

  • アメリカ四半期GDPが減少予想でドル売りが来る!?
  • 欧州の利下げでユーロ売りは来るのか!?
  • 日本円は売り優勢!?円高の見込みは薄いかも・・・
  • 中国市場は旧正月でお休み!チャイナマネーは市場に影響ナシ!?

日銀が利上げしてくれたのはいいんだけど、これからもインフレ加速する気がするし日本ヤバくね?って感想しか出てこない・・・もっと大幅に利上げしても良いんじゃないの?

やりすぎても良くないからね・・・それにしても今回の利上げでは日経平均は言うほど落ちなかったね。ただ月曜日の市場開始直後に急落する可能性もあるからそこは注意しないと・・・

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