なんか関税でインフレ加速すんじゃね？って言われてたのに蓋を開けてみれば5月CPI結構鈍化してたね・・・アナリストが結構ヤバイヤバイ言ってたけど、アテにならんなぁ・・・
インフレ懸念が後退したってことは利下げ観測が高まるから、ドル売られるんじゃね？
JINたんまさかロングしてないよね・・・？
「今度こそインフレが来る！」「トランプ前大統領の関税で物価が爆上がりする！」
そんな予想が、またしても外れました。
2025年6月11日に発表された米国の5月CPI（消費者物価指数）は、関税の影響が本格的に現れると騒がれていた“初めての試金石”とも言えるものでしたが、その結果はなんと……予想外に穏やかな数字に留まり、市場関係者を驚かせています。
「インフレが来る来る詐欺」とも言えるこの現象。今回はそのCPI速報とともに、背景となるデータ、そしてマーケットの反応まで詳しく解説していきます。
参考記事：
専門家の“インフレ煽り”の背景とは？
トランプ前大統領が再導入した中国への関税政策を受け、エコノミストたちは「輸入物価の上昇が家計を直撃し、CPIは爆発的に上昇する」と連日警告。
確かに、直近の各種製造業・サービス業の価格指標は上昇傾向を見せていました。
- ISM製造業の価格指数：69.8（2022年6月以来の高水準）
- S&Pグローバルの製造業価格：2023年初以来の大幅上昇
- 地域連銀（リッチモンド、フィラデルフィア、カンザスシティなど）の価格指数も軒並み上昇
- シカゴPMIも価格上昇を示唆
このような背景から、5月CPIは「ついに爆発するのでは？」と注目されていたわけです。
実際のCPI結果は…
しかしフタを開けてみると、CPI（総合指数）は+0.1%（前月比）と予想の+0.2%を下回り、前年比でも+2.4%にとどまりました（前月：+2.3%）。
エネルギー価格の下落が主因で、ガソリン価格の低下が目立ちました（エネルギー指数：-1.0%）。
一方で、住宅や食料品、医療保険などは引き続き緩やかな上昇を示しています。
特に注目されたコアCPI（食品とエネルギーを除く）は+0.1%と予想（+0.3%）を大幅に下回り、前年比では+2.8%と、2021年3月以来の低水準に。
また、住居関連のインフレ率は緩やかに低下しており、賃貸物件のインフレ率は前年比3.81%（前月：3.98%）、住居全体では3.86%（前月：3.99%）と、いずれも2022〜2021年以来の低水準を記録しました。
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“ハイパーインフレ地獄”は本当に起こるのか？
テレビに出ていた識者たちの「インフレ加速」「関税インパクトは避けられない」という予測は空振り。
もちろん、関税の影響がタイムラグをもって表れる可能性はありますが、今回のデータだけを見れば、少なくとも“即効性のある物価上昇”は確認されませんでした。
市場関係者の間では、次回CPI（6月分）に向けて「来月こそ…」という声も出ていますが、現時点では“インフレ恐慌論”は少し冷や水を浴びせられた格好です。
5月の関税収入額が過去最高に良かったというのは以前お伝えしたとおりですが、今後それを上回ってくるのであれば、よりインフレ加速は現実味を帯びるのかもしれません。
本日時点での関税徴収グラフが爆伸びしているという内容のポスト。6月の関税収入も爆益！？
US tariffs collected pic.twitter.com/oR54mWL40L
— zerohedge (@zerohedge) June 11, 2025
なのでもし関税の影響が物価上昇に影響してくるのであれば、次回の6月・・・になるかもしれませんが、またもや肩透かしを食らう可能性も否めません。現時点では過度な恐怖感はやや先走っていた感がありましたね。
引き続き関税収入がインフレにどう影響してくるのかを注意して見ておく必要がありそうですが、今回の内容だけを見るとあまり大きな影響を及ぼさないのかもしれません。
今後も物価の動向と関税の影響は重要な注目ポイントですが、投資家としては“事実ベース”で柔軟に判断していきたいところですね。
うーん、これだと利下げ路線が強まってワイの7月まで円安目線が崩れてしまうのか・・・？
それならそれで売りが助かるからいいんだけど、ロングどうしよう・・・
この動画アップしたらドル円下がったって岐阜さんに煽られてたね。なんかコメントください
ジ、JINさん…ええ？？ pic.twitter.com/FmOwYEMJBG
— 岐阜暴威 (@gihuboy) June 12, 2025
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