損切りができない!?そんなあなたのメンタルを守る秘訣を伝授します!!【原因と克服方法】

うぉぉぉ・・・円安止まらねぇ・・・!
このまま含み損2億の伝説を作ってしまうのか・・・!?

いい加減損切りしないと、どんどんマイナス膨らんで行っちゃうよ・・・

投資をやっていると、誰もが一度は経験するであろう「損切りできない」という悩み
含み損がどんどん膨らんでいくのに、なかなか損切りに踏み切れない…そんな経験ありませんか?

ぶっちゃけ、損切りって本当に難しい・・・それは含み損1億超えのワイが一番わかってます。
損切りができないがために、取り返しのつかない損失を出してしまう投資家は少なくありません。

今回は、なぜ損切りできないのかという投資家心理を深掘りし、その克服方法、さらには「そもそも損切りが不要」な投資戦略まで、ガチで解説していきます!

目次

損切りできないのはなぜ?

まず、なぜ私たちは損切りできないのか?その根底には、いくつかの人間の心理が深く関わっています。
これを知ることで、自分自身の行動を客観的に見つめ直すきっかけになるはずです。

損失回避の心理

人間は、利益を得る喜びよりも、損失を被る苦痛をより強く感じる生き物です。
これを「損失回避」と言います。

例えば1万円儲かることの喜びよりも、1万円損することの苦痛の方が倍以上強く感じる、なんて研究結果もあるくらい。
だから、含み損が出ている状態だと、「損が確定してしまう」という痛みを避けたいがために、損切りを先延ばしにしてしまいます。

「もしかしたら、また上がるかもしれない…」という淡い期待にすがりたくなるのは、この心理が働いているからなんですね。

プロスペクト理論

プロスペクト理論は、行動経済学の分野でノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーが提唱した理論です。

この理論では、人は利益が出ているときは損失を確定させたくない(リスクを回避したい)と考え、損失が出ているときは損失を確定させたくないがために、さらなるリスクを取ってしまう(損失を回復させたい)という傾向があることを示しています。

つまり、含み益が出ているときは「せっかく利益が出ているんだから、これが減るのは嫌だ」と思って早めに利益を確定しがちです。

一方で、含み損が出ているときは「損を取り戻したい」という気持ちが強く働き、「まだ損が確定していないから大丈夫」と、さらに含み損が拡大するリスクを負ってしまうんです。

これが、損切りを躊躇する大きな要因になります。

アンカリング効果

アンカリング効果とは、最初に提示された情報(アンカー)が、その後の判断に大きな影響を与える心理現象のことです。
投資においては、自分が購入したときの価格が「アンカー」となってしまいがちです。

例えば、100円で買った株が90円に下がったとします。
このとき、多くの人は「買った値段(100円)に戻るまでは損切りしたくない」と考えてしまいます。

現在の市場価格がどうであれ、最初に覚えた100円という価格に縛られてしまい、冷静な判断ができなくなってしまうんです。

サンクコスト効果(埋没費用効果)

サンクコスト効果とは、すでに費やしてしまった時間やお金(埋没費用)に囚われてしまい、それが無駄になることを恐れて、合理的な判断ができなくなる心理です。

株を保有している期間が長ければ長いほど、「ここまで我慢したんだから」「こんなに長い間持ってたのに、今更損切りなんて…」と考えてしまいがちです。

投資判断は将来の期待値に基づいて行うべきなのに、過去に費やした時間や労力に縛られてしまうんですね。

特に長期保有を前提としていた投資家が陥りやすい罠と言えるでしょう。

正常性バイアス

正常性バイアスとは、異常事態が発生しても、「たいしたことはない」「すぐに元に戻る」と思い込み、事態を過小評価してしまう心理のことです。

災害時によく言われる心理ですが、投資の世界でも同じことが起こります。

市場が急落しているのに、「一時的なものだ」「すぐに回復するだろう」と楽観的に考え、損切りすべき局面で行動に移せないことがあります。

特に、これまでの相場が順調だった経験がある投資家ほど、この正常性バイアスに陥りやすい傾向があります。

なんてことだ・・・全て自分のことを言われてるようだ・・・占い師か何かですか!?

損切りできない心理の克服方法

損切りできない心理の根源を理解したところで、次はその克服方法について具体的に考えていきましょう。
心理的な側面と、具体的なルールの設定が重要になります。

損切りルールの明確化と徹底

これが最も重要かつ基本的な対策です。感情に流されず、機械的に損切りを実行するためには、事前に明確なルールを設定しておくことが不可欠です。

  • 「購入から〇日経過しても含み損が解消しない場合は損切り」: 時間軸で損切りルールを設けるのも一つの手です。
  • 「〇%下がったら損切り」: 例えば、「購入価格から10%下落したら損切りする」というように、パーセンテージでルールを決めておきます。
  • 「〇円まで下がったら損切り」: 価格で決める方法も有効です。特定の節目やサポートラインを下回ったら損切り、といった具体的な価格を設定します。

これらのルールは、投資を始める前に、あるいは銘柄を購入する前に決めておくことが重要です。
そして、一度決めたら、いかなる理由があってもそのルールを徹底することが肝心。

「まだ助かるかも・・・」という甘えが命取りになります。

分散投資でリスクを軽減する

一つの銘柄に集中投資していると、その銘柄の株価が下がったときの精神的負担は計り知れません。

しかし、複数の銘柄に分散して投資していれば、たとえ一つの銘柄で大きな含み損を抱えても、ポートフォリオ全体への影響は限定的になります。

これにより、一つの失敗に過度に囚われにくくなり、損切りへの抵抗感も軽減されます。
精神的な余裕が生まれることで、冷静な判断がしやすくなるでしょう。

資金管理を徹底する

投資で最も大切なことの一つが資金管理です。
自分の総資産のうち、どれくらいの割合を投資に回すのか、一つの銘柄にどれくらいの資金を投入するのか、明確なルールを設けるべきです。

例えば、「一つの銘柄に投資する資金は総投資資金の〇%まで」というルールを決めておけば、万が一その銘柄で損切りになったとしても、致命的なダメージにはなりません。

損切りに対する心理的なハードルが下がり、思い切った判断ができるようになります。

ポジションサイズを小さくする

初心者のうちは、特にポジションサイズを小さくすることをおすすめします。
少ない資金で取引することで、たとえ損切りになっても損失額が小さく済むため、精神的なダメージも小さくなります。

損切りができない一番の原因は「大きな損失を出したくない」という心理ですから、最初から損失を限定的にすることで、損切りへの恐怖心を和らげることができます。

慣れてきて、損切りがスムーズにできるようになったら、徐々にポジションサイズを上げていくと良いでしょう。

「損切りはコスト」と割り切る

損切りは、決して「失敗」ではありません。
投資の世界では、予想が外れることは日常茶飯事です。

むしろ、損切りは「間違った投資判断を修正するための、必要経費」と捉えるべきです。
損切りは、次の投資チャンスに資金を回すための「防御策」であり、「未来の利益を守るための投資」だと考えてみてください。

そう考えることで、損切りに対するネガティブな感情をポジティブなものへと転換できるかもしれません。

損切りは誰でも辛い・・・
だけどこれができるようになれば、トレーダーとしてレベルアップができますよ

それでも損切りができない!そんな人は損切りが不要の投資を選ぶ

ここまで損切りについて深掘りしてきましたが、実は「そもそも損切りが不要」と考えられている投資手法も存在します。
ここでは僕がオススメする損切りができない人向けの投資を紹介しますから、参考にしてくださいね。

① FX自動売買のトラリピで相場の戻りを待つ投資

ダイヤモンド戦略特集ページより

手動での損切りが苦手な方にとって、FX自動売買のトラリピは非常に有効な選択肢です。

相場が設定したレンジ内で動いている限り、含み損を抱えても、価格が戻れば自動で利益確定されるため、損切りを意識することなく、小さな利益をコツコツと積み重ねていくことができます。

低レバレッジでレンジ帯を大きく捉えて、小さく利益を取っていくことで、じっくりと利益を伸ばしていくFXなんです

ただし、トラリピも万能ではありません。
想定レンジを大きく外れるような一方的なトレンド相場になった場合や、急激な相場変動には注意が必要です。

事前のリスク管理と、定期的な設定の見直しが重要になります。
余裕を持った資金で運用し、ロスカットされないための対策を講じるようにしてくださいね。

僕がおすすめするのは豪ドルNZドル(オージーキウイ)のダイヤモンド戦略。
ワンクリックで運用できるプロが作った自動売買を、ぜひ体験してみてくださいね。

② レバレッジのない新NISA

moomoo証券「新NISAはどうスゴい?」より

レバレッジがある投資を選ぶ以上は、チャートと向き合っていかなくてはなりません。
それが無理だと感じたなら、あとはレバレッジのない投資を選ぶしかありません。

新NISA(少額投資非課税制度)は、日本に住む個人が利用できる、投資の利益が非課税になる非常に魅力的な制度です。
特にレバレッジのかかっていない投資信託やETFを選ぶことで、極めてリスクを抑えた長期投資が可能になります。

レバレッジがありませんから、預けた資金以上の損失を出す心配がなく、安心して投資を続けられます。
また非課税枠を最大限に活用することで、本来かかるはずの税金がかからず、効率的に資産を増やしていくことができます。

新NISAは、国の制度として長期的な資産形成を後押しするものであり、初心者からベテランまで幅広い投資家におすすめできる、損切り不要の代表的な投資法と言えます。

僕のおすすめする新NISAは、過去記事で詳しく知ってくださいね。

いかがでしたか?まるで僕のプロフィールを見ているようでしたね。損切り is 難しい!

これを治せさえすれば勝ちトレーダーに一歩近づけるかも・・・是非意識してみてください

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