必要資金が常に変動している!?証拠金の注意点!

FXは少ない資金からはじめられる取引!

こんなフレーズを見たことや聞いたことがある方は多いと思います。

実際に当ブログでもそんな記事を書いていますしね…

一体どのぐらいのお金が必要なのか・・・?
今回はそんな“証拠金”についての注意点を解説していきます。


やらない夫!FXって少額で出来るらしいじゃんか!
億トレーダー目指してこれからFX始めようと思ってるんだけど、とりあえず1000円から始めてみるお!

おい、1000円じゃほとんどの国内の証券会社も取引できないぞ…

えっ!じゃあ少額でできるって嘘なのかお!!
騙されたお!!詐欺だお!!!!!

いや、まぁ、落ち着けって…物にも限度ってものがあるだろ?
今からそれを説明していくから、ちゃんと覚えてくれな


証拠金とは?

“証拠金”とは、トレーダーが証券会社やFX業者に預け取引を行うための資金のことを指します。

たとえば、外貨預金で1万ドル分の米ドルを買ったり、
外貨両替で円を1万ドル分の米ドルに両替するときは、1米ドル=100円なら100万円の資金が必要です。

しかし、FXでは同じ100万円の取引を最低4万円から行うことができます。

なぜなら、FXは為替レートの変動分を損益として差金決済でやり取りするだけなので、その損益の受け渡しに必要な一定額の資金があれば取引できるようになっているからです。

その損益の受け渡しを行うための担保が“証拠金”です。
これが“外国為替証拠金取引”と呼ばれている所以ですね。

実際の取引規模に必要な金額ではなく証拠金を預けて取引する仕組みで、FXは少額の資金で実際よりも大きな規模の取引を行うことができます。

ですので、FXが資金効率の良い取引だと言われている理由がご理解いただけたかと思います。
この資金効率の良さは“レバレッジ効果”と呼ばれています。

レバレッジについては、以下の記事を参考にしてください!

ちなみにDMM FXやGMO外貨などでは国内レバレッジ最大効率の25倍で取引できます!
更にGMO外貨の個人口座ではレバレッジコースを1倍・10倍・25倍に変更することが可能です!

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取引する上で確認すべき証拠金の項目について

取引する上でいくつか確認すべき証拠金の項目があります。
国内の証券会社・FX業者では、必ず確認するべき項目が4つありますので

必ずおさえておいてくださいね!

純資産(資産合計)

いわゆる、“口座残高”の項目です。
入金した金額と確定損益額の合計がこの項目に反映されます。

他の証券会社やFX業者によっては“口座残高”というところもあれば、
単純に“証拠金”というところもあります。

必要証拠金

取引を行うために口座に預け入れなくてはいけない最低限必要な証拠金です。
“必要証拠金”は、通貨ペアごとの為替レートの値動きに応じて変動します。

例えばですが、
米ドル/日本円の取引をする場合、

1米ドル=100円の時の必要証拠金
100(円)×10.000(通貨単位)÷25(レバレッジ)=40,000(円)

 

1米ドル=150円の時の必要証拠金
150(円)×10,000(通貨単位)÷25(レバレッジ)=60,000(円)

そして通貨ペアごとでも必要証拠金が全く違ってきます。

米ドル/日本円の取引をするときの必要証拠金
約43,000円

※ 5月時点

 

英ポンド/日本円の取引をするときの必要証拠金
約53,000円

※ 5月時点

こちらに関しては、証券会社やFX業者によっても違ってくると思いますので

ご自身が利用している、もしくはこれから利用するであろう
証券会社やFX業者の注文画面を確認していただきたいです。


開設した口座に入金をする前に各通貨ペアの必要証拠金を調べてから入金してみてもいいかもしれませんね!


評価損益

未実現の損益額が反映されます。
取引中のポジションの損益額なのでリアルタイムで金額が増減します。

確定損益ではないので、ポジション決済するまでは純資産(資産合計)には反映されません。

証拠金維持率

取引をする際にパーセンテージで表示される項目です。
純資産(資産合計)に対して、ポジションを維持するために必要な証拠金の比率を示すものです。

具体的にどのように算出しているかといいますと、

純資産(口座残高)÷必要証拠金×100=証拠金維持率(%)

このように算出しています。

例えば、証拠金50,000円で必要証拠金40,000円分ポジションを保有したときの証拠金維持率

50,000(円)÷40,000(円)×100=125(%)

という計算です。

ポジションを保有している時に取引画面のどこかに必ず表示されていますので確認してみてください!

また、トレードスタイルやトレード手法にもよりますが、
短期の取引の場合は300%以上、長期の取引の場合は1000%以上保つのが目安
と言われています。

そしてこちらも、証券会社やFX業者によりますが、
基本的に国内の証券会社やFXの業者では、証拠金維持率が100%を下回った場合“強制ロスカット”が執行されます。

※ 強制ロスカット・・・投資家の資産を守るために、取引中のポジションを強制的に決済すること。


僕も2019年の新年早々フラッシュクラッシュに巻き込まれて強制ロスカットされたっけなあ・・・
これからFX始めるみんなはこうならないように資金管理はしっかりしよう!

※フラッシュクラッシュ・・・株価や外国為替などの相場が瞬間的に急落、安値を付けた後に、下落幅を大幅に縮小すること。


その時の動画はこちら

その他の項目

他の証券会社やFX業者によりますが、上記4つ以外にも証拠金の項目を表示しているところもあります。

有効証拠金

有効証拠金とは、口座残高と未実現の損益額の合計が表示される項目です。

未実現の損益が含まれる金額が表示されるので、含み損が増えれば口座残高から含み損を引いた金額が表示され、反対に含み益であれば口座残高に含み益を足した金額が表示されます。

そのため、未実現損益の増減で新たに取引できる量が変わってきますので意識しておくべき項目の1つです。

余剰証拠金

余剰証拠金とは、有効証拠金から必要証拠金を引いた金額が表示される項目です。


このあたりはMT4(MetaTrader 4)MT5(MetaTrader 5)が使える証券会社やFX業者に多く見られる項目だお!

※ MT4(MetaTrader 4)、MT5(MetaTrader 5)・・・ロシアのMetaQuotes社が開発したFX取引ツール兼チャートソフト。

 

MT4やMT5が使える証券会社やFX業者は海外FXに多いけど、国内の証券会社やFX業者でも使えるところはあるんだ。
気になる人がいたら下のバナーから見にいってみてね!

証拠金について理解して資金管理を徹底しよう!

いかがでしたでしょうか?

証拠金は投資を行う上で大事なパートナー以前に、ご自身が身を粉にして働いて稼いだ大事なお金です。
それを証拠金維持率と証拠金のバランス無視して、目先の大きな利益のためにたくさん溶かしてしまっては

ご自身のメンタルがもたないと思います。

特に、証拠金維持率には注意をして資金管理を徹底した取引を行ってくださいね!

 

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