「株式投資に興味があるけど、いくらから始められるの?」
そんな疑問を抱えている方は多いかと思います。
今回は株式投資初心者がもっとも興味があるであろう、日本株と米国株の投資金額や特徴についてまとめてみました。
それぞれメリット・デメリットがあるので、比較しつつ自分にあった投資先を見つけてみてください。
この記事を読めば株式投資に必要な金額がわかるお!
日本株と米国株を比較してみたから、お互いの特徴を理解して好みの投資先を見つけるんだな!
日本株について
まず初めに日本株の特徴について説明しますが、日本株は100株単位での購入がほとんど。
つまり50株や70株、120株などの取引はできないということなんですね。日本株に投資するなら最低100株からの購入が必須なのです!
この最低購入株数のことを単元株数(たんげんかぶすう)といいます。
例外としてミニ株(単元未満株)といったものも存在しますが、今回は省略します。
基本的には100株単位での購入がルールだという風に覚えておきましょう。
気になる最低投資額の計算方法はこちら。
最低投資額 = 株価 × 単元株数
たとえば株価が1000円の企業があるとします。
この場合1,000円で購入できるのではなく、1,000円に100(単元株数)をかけた10万円が最低投資額なのです。
日本株は単元株数が100株と決まっているため、ある程度のお金を用意する必要があります。
一概にいくらからとは言えないですが、10万円ほどあれば、ある程度投資先は選べるようになると思います。
まずは自分の興味のある企業の株価を調べてみるといいでしょう。
株価については証券サイトなどで簡単に調べられるので是非調べてみてください。
僕が使っているSBI証券は手数料が安くてオススメです!
日本株のメリット
まずは日本株のメリットをご紹介します。
- 株主優待制度がある
- 聞いたことのある・知っている企業が多い
- 円で取引するので為替リスクがない
上記の3つがメリットだと考えられます。それぞれ解説していきましょう。
株主優待制度がある
特に株主優待制度は日本株独自の制度です。
配当金や利回り以外にも、商品やサービスをもらえる株主優待。
株主優待について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください!
聞いたことがある・知っている企業が多い
聞いたことがある・知っている企業が多いのもメリットの一つです。
株式投資をする上で、投資先について知識があるのかは重要なこと。
まったく知識のない企業に投資するのはリスクが大きいですからね。
はじめて株を購入する方向けに、株の選び方について解説している記事の中でも紹介していますので参考にしてみてください。
円で取引するので為替リスクが無い
最後に為替リスクが無いことです。
為替リスクとは、円高や円安といった為替レートにより損をする可能性のことをいいます。
主に外国株に投資をするときに向き合わなければいけない問題です。
たとえば、1ドル110円(円安)の時に買った株を90円の時に売ったとします。
その時点ですでに20円の損失が生まれるんですね。
※表記に誤りがありましたので修正しました。大変失礼致しました。
さらにその株の株価が下がっていたとしたら…。
想像はついたと思いますが、かなりの損失が生まれてしまいますね。
株主優待が日本株独自の制度ってのは知らなかったお。
知ってる企業に投資するのは確かに安心できる…。
為替リスクも怖いし、こりゃ日本株一択なのかお?
日本株のデメリット
日本株のデメリットがこちら。
- 配当利回りが小さい
- 投資する際にある程度の資金が必要
それぞれ解説していきます。
配当利回りが小さい
配当利回りが小さいのは日本株のデメリットでしょう。
外国株(特に米国株)は株主中心という考え方があるため、配当金を多く設定している企業がほとんどです。
それに比べると日本株の配当金は少なめだといえるでしょう。
もし配当金目的で投資をするなら外国株はおすすめですよ!
配当金について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください!
投資する際にある程度の資金が必要
続いては、最低投資額がある程度必要なことです。
先ほどもご説明しましたが、単元株数というルールがあるため、どうしても割高になってしまいます。
外国株は1株ずつでも購入できるので、そこと比較するとデメリットだといえるでしょう。
米国株のメリット
米国株のメリットがこちら。
- 配当利回りが高い
- 1株からでも購入可能
- 有名企業の株が買える
- 高成長が期待できる(長期投資向き)
日本株よりもメリットが多いですね。それぞれ解説します。
配当利回りが高い
配当利回りに関しては、先ほど説明したとおり、日本株に比べると高い利回りだといえます。
株主還元に積極的な米国ならではの特徴でしょう。
1株からでも購入可能
米国株は単元株数というルールがないため、1株ずつの購入ができるのです。1株ずつから購入できるのは大きな違いですよね!
そのため、株価=最低投資額になるので、少額での投資が可能に。
まずは少額で株式投資をやってみたい、という方にはおすすめです!
有名企業の株が買える・高成長が期待できる
他にもAppleやMicrosoftといった有名企業に投資できることや、日本株と違い米国株は全体的に右肩上がりの傾向にあるといったメリットがあります。
配当金メインの方や、少額での投資、長期目線で成長し続ける企業に投資をしたいといった方は米国株がいいかもしれませんね!
なあんだ、米国株も良いところだらけじゃん。
有名企業の株ってカッコイイし配当金が高いのも魅力的だお。
僕は優待にあまり興味ないし、米国株のみでいこうかな。
まてまて!そんな安易に決めるのは良くないぞ…。
まずはデメリットも理解してからにしような。
米国株のデメリット
米国株のデメリットがこちら。
- 為替リスクがある
- 企業の情報が少ない
デメリットは少なめです。それぞれ解説していきます。
為替リスクがある
為替リスクについては先ほど説明した通りです。
ただし為替レートによっては、先ほどとは逆のパターンで得をするケースもあるので、一概にデメリットとは言い切れません。
為替レートを気にしなければいけない、といった感じで覚えておくといいでしょう。
企業の情報が少ない
続いて、企業の情報が少ないことがあがります。
日本の企業であれば情報は日常生活の中で得られることが多いですが、米国株は現地に比べれば情報が少なくなります。
企業に投資する上で情報が少ないというのは、かなりのハンディキャップなのです。
ですが最近はインターネットやSNSなどの発達もあり、情報を集められる環境ではあるので、米国企業に投資する場合は徹底的に調べましょう!
証券会社が提供しているレポートを読んでみるのもおすすめです。
まとめ
今回は株式投資はいくらからできる?といった内容をもとに、日本株と米国株の特徴をまとめてみました。
それぞれメリット・デメリットがあり、一長一短といったところ。
自分の投資準備額や投資目的と、今回紹介した内容を照らし合わせてみるといいでしょう。
ぜひこの記事を参考に、自分にあった投資先を見つけてみてください!
いかがでしたでしょうか?日本株・米国株、それぞれの特性があります。
この記事を参考にどちらが自分に合っているのか?を考えてみるきっかけになればと思います
ちなみに僕は日本株で良い思いを全くしていないので米国株に投資しています
それは・・・クソ株ばっかり掴んでしまったキミのせいだろうね・・・
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
コメント