IPO株式投資で検索すると、初心者におすすめ!や勝率90%などの情報がたくさんでてきます。
ローリスク・ハイリターンといわれるIPO株式投資には、どんなリスクやデメリットがあるのでしょうか?
そこで今回は、IPO株式投資をする上で考えられるデメリットについてまとめてみました。
知識があるだけで損失回避できる場合も多いので、ぜひ参考にしてみてください!
今回はIPO株式投資のデメリットを紹介するお。
リスクや損失機会について理解しておけば、対処法も見えてくるはず。
キミもこの記事を読んでIPOの理解を深めるのだ。
IPO株式投資のデメリット
さっそくですが、IPO株式投資のデメリットをリストアップしたのでご覧ください。
- 公募割れによる損失リスク
- そもそも当選確率が低い
- まとまった資金が必要
- 一時的に資金が拘束される
- 上場直後の乱高下する相場に注意
以上の5つがデメリットです。
それぞれ深掘りし、回避方法や対処法についても解説していきます!
メリットしかないと思ってたから、意外に多くてビックリ。
こんなの本当に対処できるのかお?
公募割れによる損失リスク
まずはじめに公募割れについて理解しておきましょう。
公募割れとは、初値が公募価格を下回ってしまうことをいいます。
安い値段(公募価格)で買って、初値がついたタイミングで売れば利益を得やすいIPO株式投資ですが、100%初値が公募価格を上回るわけではありません。
ここまで読んで「あれ?IPOの知識が足りないかも」と思った方は下記の記事をご参照ください!
https://jinfxblog.com/archives/11566
では、万が一公募割れしてしまった場合はどのように対処すればいいのでしょうか?
結論からいうと、株式投資初心者ならキッパリと諦めて初値で売却するのが圧倒的におすすめです!
株に対する知識が薄い初心者が、「まだ上がるかもしれない…」と保有すればするほど損失額が大きくなるのはよくある話。
公募割れによる損失を受け入れて、次のIPO抽選に参加していくのがいいでしょう。
また、今回は長くなるので割愛させていただきましたが、公募割れしそうなIPO株の見極め方についても今後解説予定なのでお楽しみに!
そもそも当選確率が低い
IPO株はかなり多くの投資家から注目されているため、簡単に当選することはできません。
勝率が高くてやリターンが大きいので、誰もが欲しがるんですね。
具体的に何%くらいの確立だとは言えませんが、当選確率を上げる方法として多数の証券口座の開設をする方法があります。
1つの証券口座では、取り扱うIPO株が限られていますし、抽選に参加できる機会が少なくなってしまいますからね…。
数打てば当たるように、できるだけ多くの抽選に参加し当選確率をあげていきましょう!
まだ一つも証券口座をお持ちでない方や、次にどこで開設するか迷っている方にはSBI証券をおすすめします。
ボクがメインで利用している証券口座で、IPO株の取り扱い数が業界トップクラスなのでぜひ。
まとまった資金が必要
IPO株はある程度のまとまった資金が必要となります。
具体的にかかる資金の計算方法がこちら。
公募価格×100株(単元株)=必要な資金
日本株を購入する場合、基本的に100株からの購入がルールです。
IPO株に関しても例外はないので、公募価格が3000円であれば30万円の資金が必要となります。
ちなみにIPO株は抽選の時点で資金が必要なケースが一般的です。
これからIPO株式投資に挑戦してみたい!という方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
証券口座の開設から実際に利益を得るまでの流れがわかりますよ!
https://jinfxblog.com/archives/11774
一時的に資金が拘束される
先ほど、IPO株の抽選時に資金が必要なケースが一般的だとご説明しました。
実は抽選時に用意した資金は、一時的に証券口座に拘束されてしまうんですね。
拘束されるタイミングは証券口座によって異なりますので、今回はSBI証券の拘束期間をご紹介します。
SBI証券:抽選に当選、または補欠当選した場合に資金が拘束される
中には、抽選に参加した時点で資金が拘束される証券会社もあります。
IPOに限ったことではないですが、余裕資金で運用するのが大切です。
間違っても生活費などの必要資金でチャレンジするようなことはやめておきましょう。
上場直後の乱高下する相場に注意
IPO株は初値がついたタイミングで売るのが最適ですが、初値がついた直後の株価は乱高下します。
つまり「初値ピッタリで売れれば50万の利益なのに、うまく売れずに40万になってしまった」なんてこともありえるのです。
そんなもったいない思いをしたくないのであれば、成り行き注文が必須です。
成り行き注文をざっくりと説明すると、どんな値段でも売ります・買いますということなんですね。
IPO株は上場前の株なので正確にいくらになるかわかりません。
なので「値段がついたら売ります!」といった成り行き注文が最適だといえるのです。
IPO株の購入ができたら、必ず上場日に合わせて成り行き注文の設定をしておきましょう。
証券会社によって操作方法は違うので、各々操作や設定方法は確認してみてください!
デメリットについて知ったら、なんだかスッキリ!
対象法もわかったしこれでもう完璧だお!
公募割れした時はちゃんと損切りするんだぞ。
資金拘束と成り行き注文も忘れずに確認しとけよな。
まあ、そもそも当選するかわからんけど…。
IPOのデメリットまとめ
今回IPOのデメリットをご紹介しましたが、ボクはIPOに大きなデメリットがあるわけではないように思います。
強いて言うなら公募割れと上場直後の乱高下の2つがデメリットで、当選確率に関しては運だと割り切ればいいですし、資金面に関しても余裕資金をしっかりと準備すれば問題ないでしょう。
以上のことから公募割れには気を付けつつ、気になる銘柄にどんどん申し込んでいくのがおすすめです!
基本的に勝率の高い投資方法ですし、紹介した内容のような側面についても知っておけば損失機会を減らせばOK。
ぜひこの記事の内容を参考に、IPO株式投資の成功確率を高めてみてはいかがでしょうか!
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