【感情と気分】トレード中の心理状態について理解しておこう【後編】

うわああああああああ!相場が暴落したああああああああ!
これは損切りしないとだめだあああああ!もうオワッタあああああああ!
このまま保有していたら更に下落してとんでもない目に遭うに違いない・・・
損切りしなきゃ・・・損切りしなきゃやられる・・・でも損切りしたくない・・・ううう・・・
みなさんも1度はこんな経験したことありませんか?
今回は前回解説したトレード中の心理状態後編です
前編では「感情と気分」の中の「恐怖心」「欲望」「希望」についてお話してきました。
僕もこうした感情や気分によってトレードで失敗を繰り返してきたトレーダーの一人です。そのぐらいトレードにおいては心理的な状態は意思決定に置いて多大影響を及ぼします。
そんなトレード中の心理状態としっかり向き合って、理解して、コントロールすることがトレードにおいては大切な部分を占めます。
後編では残りの2つ、「フラストレーション(苛立ち)」と「退屈」がどのようにトレードに作用するのか、僕の体験談なども含めて解説していきます。是非最後まで読んでいってくださいね。
前編をまだ読んでない方はこちらをどうぞ


トレーダーの心理学:取引における心理状態の影響
https://www.ig.com/jp/research/psychology-in-trading#/emotions-and-moods/
今回ネタ元として扱わせてもらったIG証券は感情がコントロールできない人でも使いやすいノックアウト・オプションが使える証券口座としても有名です!
ノックアウト・オプションは損失を限定することで少ない資金でも多めのロットを持てるという画期的な金融商品!
自分の資金と相談しつつ、効率よくトレードすることができるぞ!
詳しくは以前解説した記事をチェック!
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フラストレーション
相場が急落・急騰した時に感じる苛立ちの事です。
忘れもしない新型コロナウイルスショックの時、相場は急激に下落して急反発してきました。
リーマンショックにも耐えられるような資金管理でトレードしていましたが、当時は一時マイナス8000万円を記録するほどの損失を抱えてしまい、多額の損切りを決行しました。
いま振り返るとV字で戻ってきているのであの時切らなければなんて思うこともありますが、最悪の状況を防ぐためにもあの損切りは必要だったと思っています。
しかしポジションを入れすぎていたせいか、含み損の額が額だっただけに、相当な苛立ちを抱えてしまい最終的に損切りという判断になったのだと思います。
対策
これについてはやはりロットやポジションのレバレッジコントロールがとても大事になってくるでしょう。
当時はポジションを入れすぎていたなと思う部分もあります。あの時ポジションを入れすぎていなければ大きな含み損でストレスを抱えることも無かったですし、維持率にも余裕を持てたと思います。
自分の心の余裕が持てるロットやレバレッジであれば、ちょっとやそっとでは苛立ちを覚えたりすることはありません。
例えば極端な例になってしまいますが、実効レバレッジ1倍で1ドル100円の米ドル円ロング(買い)を1ロット保有していて、2円急落して98円に下落したとしましょう。状況はこうです。
- 100万円分の米ドル円を保有(資金を100万円入れて1ロットの買いを保有)
- 2円急落すると2万円の損失(含み損)を抱えることになる
確かに大きな動きですが、長期目線のトレンドが上向きであり、ここから上を目指していくと思っているのであれば、ここでポジションを切るような事は滅多にしませんよね?
これを例えば実効レバレッジ25倍(国内ではフルレバ)でトレードしてしまうと・・・状況はこうです。
- 2500万円分の米ドル円を保有(資金を100万円入れて25ロットの買いを保有)
- 0.2円動くと5万円の損失(含み損)、2円急落すると50万円の損失(含み損)を抱えることになる
低レバレッジと比べるとあっという間に巨額の含み損を抱えて、下手したら2円下落する途中で切ってしまうかもしれません。というか業者によっては即ロスカットです。維持率100%からスタートですからね。
このように大きな値動きがあったとしても冷静に見ていられるようなロットとレバレッジでポジションを保有することが苛立ちを回避する手段になります。
直近の大暴落と言えば2020年のコロナショックですが、このコロナショックは想定外のことが起きた場合にも対処できるポジションと資金で相場と向き合うことの重要さを教えてくれたような気がします。
退屈
ロットを落として淡々とコツコツトレードをして勝ち始めると、次第につまらなくなってきます。
僕がトレード歴2,3年ぐらいの時に少し負けてから再度勝ち始めた時なんかもそうでした。
「ここは大きく勝負できる時なんじゃね?勝ってるし大きく張ってみるか!」といった衝動に駆られ、大勝負をして結果大負けしてしまう事もありました。
しかしよく思い返してみれば取る必要のない大きなリスクを取っていたなと思います。今になって思えば何故あんなことをしてしまったのか。。。
勝てるトレードはつまらないものです。それに気が付かずに欲張ってロットを増やしたりレバレッジを高めてしまうようなことをしてしまいかねないのが、退屈の怖いところです。
対策
逆に考えてみましょう。退屈になったということは感情に揺さぶられるようなトレードをしなくなったという事です。
むしろ良い傾向にあると思います。他のことに目をやる心の余裕が出てきたということです。
良いトレードが出来ている時はつまらなく感じてしまうものです。でもよく考えましょう。勝っている事がどんなに素晴らしい事か。損して負けて苦しい日々の方がどんなに辛いか。負けたことがある人ならわかっているはずです。
対策としてIG証券のリサーチのページではデモ取引を推奨していますが、個人的には別の方法をオススメします。僕はトレードが退屈になったのに更にトレードをしていてはもっと退屈になると思っています。
そういう時、僕は旅行に出かけたり、ゲームをしたり、友人と集まってご飯を食べたりします。気分転換をするのです。少しだけ環境を変えて、リフレッシュしましょう。
その時の動画をアップしたんですがちょっと投資とかけ離れ過ぎて反応があまり良くなかったので今後はなにかの動画の最後に簡単にまとめるぐらいにするかもしれません。


不思議と勝ち始めると色々と面倒くさくなってくるんだよね~。YouTubeの更新とかブログの更新だとか、なんでやってんだっけ?ってなるわ
じゃあなんでやってるんですか・・・井村さんにも言ってたけど勝ってるならもうやらなくていいのでは?
バカ言ってんじゃねえよぉ!僕には使命があるんだ!
投資で負けている時の辛さを一緒に分かち合うネット友達たちとの憩いの場を無くすわけにはいかねえんだ!
そして僕が辛いときには皆にたくさん見てもらってYouTubeで少しでもリカバリーするんだ!
最後の方に本音が漏れすぎてて逆に潔いですね・・・引き続き頑張ってください
まとめ
いかがでしたか?前編・後編を通して思い当たるフシがあれば、そこを潰して負けないトレードをするためのメンタルコントロールを身に着けましょう。
IG証券のリサーチが掲載されたページには他にも色々な事例を混じえて解説してくれています。ちょっと言い回しが難しいですが勉強になることも多いと思います。
トレーダーの心理学:取引における心理状態の影響
https://www.ig.com/jp/research/psychology-in-trading#/emotions-and-moods/
もちろんこの記事を何度も見返してみるのも良いと思いますよ。
感情と気分をコントロールして勝ちトレーダーに一歩ずつ近づいていこう!

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