- 「最近、巷でよく聞くFXってどんなものなの?」
- 「FXを始めようと思っているけど、正直なにをしたらいいのか分からない。」
などなど…様々な思いを抱えながら、この記事にたどり着いたのではないかなと思います。
そんな皆さんに向けて、FXとはどんなものなのかFXのキホンのキから分かりやすく説明していこうと思います。
よくぞ来た、FX戦士たちよ!
ここでは基本に立ち返ってFXとはなんぞや?という事について学ぶが良い。
もう知っている人も、基礎を勉強し直す事で今の投資に何か活きるかもしれないぞ!
今さらだけどFXとは?FXって何なの?
FX(Foreign Exchange)とは外国為替証拠金取引の略称のことで、通貨の売買によって差益を取る取引を言います。
簡単に言うと好きな通貨を売買して利益を出すということですね。
好きな通貨といってもこれから始められる方からしてみたら、
- 「知ってる通貨は日本円とか米ドルくらいしか知らない…」
という方が多いかと思いますが、ここについてはあまり気にしないでください。
FXは世界各国の通貨を売買できますので「気になった通貨を取引してみる」という感覚でOKです。
- 「じゃあ具体的にFXはどうやって利益を出しているの?差益って簡単に言われてもよく分からない。」
と興味を持ってくださった方のために、もう少し掘り下げて説明していきます。
通貨の価格は常に変動しています。
朝のニュースを見ている方は多分聞き慣れていると思いますが、「1ドルあたり110円10銭で取引されています。」という言葉をよく耳にするかと思います。
これが通貨の価格のことで、日本円と米ドルの交換レートといいます。
もし、1ドルを100円の時に買ったとします。その後、101円になったときにその1ドルを売った(日本円に交換した)としたら、差額の1円が利益になります。
その差額を為替差益と言います。
つまりFXは、その為替差益を積み上げて資産を運用していく投資ということになります。
実際に海外に旅行に行った人は経験があると思うけど、外貨に替えたり円に戻したりしますよね。
FXは実際のお金が手元に来るわけじゃないけど、その時のレートの差額で利益を出したり損失を出したりするものなんだ。
レートは日々、それこそ秒単位で変わっていっているぞ!
ちなみに余談だけど、僕が2015年にアメリカ旅行をした時は1米ドル124円前後という状態で行ったので、円から米ドルに替える時にめちゃめちゃ損した気分だったわ…
まぁ2024年1月現在は148円なので逆にお得だった説もあるけどね…
それって、もし仮に100米ドル使わなかったとして、その当時は12400円だった価値のものを2020年で1米ドル110円だと仮定すると、100米ドルを日本円に戻したら11000円になって円に替わるってことだよな。。。
1300円の損か…、旅行は円の価値が高い時に行きたいね…いつになるんだろう…
- 注:1米ドルを購入するのに124円必要なので、100米ドル分は12400円。
この状態を米ドルが高い状態(ドル高)・円が安い(円安)、と表現します
FXは他の投資に比べて始めやすい理由!メリットは?
FXは株式投資や不動産投資に比べて圧倒的に始めやすいです。メリットは以下の通り。
- 少額から運用ができる
- 手数料が安い
- 持っているだけでスワップポイントが貯まる
- 24時間いつでもトレード可能
FX以外の投資では、まとまったお金が必要であったり取引できる時間が限られていたりします。
しかし、実はFXには少額から始められる仕組みが存在します。
そのメリットについて解説していきましょう。
FXは少額から始められて、大きなリターンが期待できる!
- 「結局FXを始めるには株や不動産や外貨預金みたいに、まとまった資金が必要なんでしょ…?」
ご安心ください。FXは証券会社によっては約6000円から始められます。
(※2024年1月時点での話)
FXにはレバレッジという仕組みが存在します。
例えば10万円の資金しか無かったとしても、100万円、200万円といった多額の通貨を取引できるのです。
ここからは投資資金10万円と仮定して、FXと外貨預金の投資効率を説明しながら比較していきます。
外貨預金は名前の通り、預けたお金を外貨に替えて、主に預金分の利息や決済売りした時の為替差益を狙って利益を出すものになります。
FXは口座開設した証券会社(取引業者)に資金を預け、その資金(証拠金)を担保としてトレードを行います。
両者の主な違いとして挙げるとすれば、FXはFX特有のレバレッジというシステムを使って預けた金額以上の取引できるようになり、投資効率をあげることが可能です。
以下の例は極端ですが、例えば10万円の元手を25倍レバレッジをフルに活用してポジションを保有した場合には利益も25倍になります。
反対に、損失も25倍になりますので、4円動くとマイナス10万円になる計算ですね。
もちろん預けた金額によっては外貨預金のように預けた額だけ外貨を買い付けることもできますが、レバレッジを使えば、例え10万円でも100万円分・200万円分の外貨を動かせるようになる、ということです。
レバレッジは強いリターンになりますが、強いリスクにもなります
「負けて退場になる」という話しは、このレバレッジが原因でもあるんですよね・・・
FXを最小金額で運用するには、FXの取引数量であるロット(Lot)を理解しておく必要があります。
ロットについては過去記事でまとめていますから、参考にしてみてくださいね。
https://jinfxblog.com/archives/6033
FXには手数料が無い!?FXのスプレッドについて!
そして外貨預金、いわゆる現物は預け入れと、引き出しを行った際に為替手数料が発生します。
外貨預金は預け入れを行った時点で円から外貨に、引き出しを行った時点で外貨から円に交換されるためです。
利用する銀行にもよりますが、ネット銀行系だと1通貨につき25銭と案外安めに感じるかもしれませんが、某有名銀行(青い銀行や赤い銀行、緑の銀行など)では…
なんと!!為替手数料で1通貨につき1円や2円するところも!!!!!
(大まかな例として米ドルだと、1米ドルにつき1円、2円の手数料がかかります。100万円を米ドルで預けたい時は1万円、2万円の手数料がかかってしまう、ということになりますね。めっちゃ高い・・・)
ま、まぁ、お金のプロに任せて安心できる人件費だと思えば高くないかな…と思いたいところですが、ここでFXの場合を見ていきましょう!
FXでは、手数料とは異なりますがスプレッドというものが発生します。
- スプレッド:
売値(Bid)と買値(Ask)との差のことで、為替手数料に近いもの。
基本的に固定されていますが、相場が急変動したりすると広がったりします。
FXの注文画面真ん中の「0.2」が、米ドル円のスプレッドです!
大体どのFX会社でも、スプレッドは真ん中に表示されてますよ
FXを扱っている証券会社では、このスプレッドを利益としているとされています。
証券会社にもよりますが、米ドル/日本円の取引でスプレッドが一体いくらかかるのかというと…
ほとんどの会社が0.2銭!!!
実際、どの証券会社がどのくらいのスプレッドが発生するのか気になる方は、参考までに以下に証券会社のバナーを貼りましたのでチェックしてみてください。
なお、各証券会社で取引できる最低通貨量や口座の使いやすさが違ってきます。
基本的には自分が好きな所を使うと良いですが、こればかりは個人差が多いです。よって口座開設して実際に確かめてみるのが一番良いかなと思っています。
こちらのページでおすすめFX会社を紹介していますので、是非参考にしてみてください。
https://jinfxblog.com/osusumefxcompany
一応以下におすすめ一覧をリスト化しておきますね。
- みんなのFX(JINのメインFX会社。キャンペーン多めで優良企業)
- LIGHT FX(みんなのFXと同じトレイダーズ証券運営のFX会社。スワップ金利が優遇)
- GMOクリック証券(大手GMO傘下でサーバーが強い)
- GMO外貨(同じく大手GMO傘下。初心者向けのインターフェース)
- 外為どっとコム(初心者向けのコンテンツが豊富)
- DMM FX(短期取引で人気。JINが最初に利用したFX会社)
スプレッドについて詳しく知りたい人は、他記事で詳しくまとめていますから参考にしてくださいね。
https://jinfxblog.com/archives/3180
実際に米ドルみたいな各種外貨が手元に来るわけじゃないけど、
為替取引して利益を出す事だけを考えるならFXをやったほうが手数料が安いってことだね!!
普通に外貨を両替するとめっちゃ手数料高いな
後編では、20年ぶりの高値になっているFXの”スワップポイント”について紹介します!
ぜひ後編も読んでくださいね!
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