FXでのロットとは?ロットの適量を見つけて、きちんとした資金管理を!〈前編〉

注文画面でロット数を入れる時…

FXの勉強でロットの部分でつまずいたままだけど、適当に数字を入れてトレードしてる、何かマズいのかな?

ロットの事、何となくしか知らないけど、トレードは出来てるんだよな…

などと思っていませんか?

それと、自分の資金に適正なロット数で取引する事こそが、資金管理に繋がるって知ってました?

そこまで言われると少し不安だな…という方の為に
この記事では「ロットの仕組み・計算方法・ロット数の取り扱い方」を前編と後編に分けて、前編ではロットの仕組みを、後編では具体的なロット数の取り扱い方など実践的な事を解説しています。

前編後編合わせて読んでいただけたら、FX初心者の方でもロットが何のためにあるのかが分かり、自分に適切な取引金額も決められる様になるはずですので是非最後まで読んでみて下さいね。

目次

ロットとは?

ロットとは英語でLotと表記し、単位・まとまりを意味します。

FXは1,000通貨単位や1万通貨単位など、外貨を「決められた一定の数量」で取引します。

その決められた一定の数量の単位として『Lot』を使用します。

つまり、FXでのロット(Lot)とは売買単位の事を言います。


スーパーで玉子を買う時、10個入りの玉子を1パック、2パックってひとまとまりで購入したりするよね。
FXでいうロットも、パックと同じとイメージすると分かりやすいよ。


FXでロットが使われる理由とは?

では、何故わざわざロットと言う言葉を使うのか?

ロットが使われる理由は、桁数が多くなる際のミスを減らすためです。

例えば、1万通貨から取引可能なFX会社の場合、少なからず10,000通貨ペアの取引をする必要があります。

その際、注文時に10,000や100,000通貨などの「0」を無駄に入力する必要があり、ミスが増えてしまう可能性があります。

そこで、Lotを使うと、10,000通貨の取引であれば1Lotと記入すればいいので、Lotを使ったほうが楽な上、ミスも少なく出来る為です。

ちなみにロットの呼び名についてですが、
“1Lot”
の事を“1枚”と言い換えて使う場合があります。


ボクも実際、YouTubeのLIVEで取引してる時、売り5枚売り入れようかな〜とかって使ったりしてるぜ。

YouTubeのLIVEでは雑談多めだけど、たまに実際に取引もしてるから、もしよかったら遊びに来て下さい(宣伝)


実際の1Lotはいくらになるのか?

では、実際に以下の条件の時に、いくら分取引している事になるか見てみましょう。

1Lot=10,000通貨のFX会社を使用。

10,000通貨とは?
10,000通貨とは「1万円分の◯◯(米ドル・ユーロなど)」というわけではなく、「1万米ドル」「1万ユーロ」のことを表します。
米ドル円の1万通貨と言われれば1万米ドルのことであり、ユーロ円の1万通貨と言えば1万ユーロの事になります。

(1)米ドル/円 レート110円の時に1Lotを取引した場合
・1Lot = 1万米ドル
1Lot = 110円 × 1万米ドルなので日本円で110万円分の取引をしている事になります。

(2)ユーロ/円 レート120円の時に1Lotを取引した場合
・1Lot = 1万ユーロ
1Lot = 120円 × 1万ユーロなので日本円で120万円分の取引をしている事になります。

上の2つの例の場合でも同じ1Lotなのに、日本円に換算すると値段が違うことがお分かりいただけますでしょうか?

1Lotがいくらかは「扱う通貨ペア・その時点での為替レート」によって異なるのです。


「米ドル円1Lot取引してる」って約100万円分も取引してるって事なんだよな〜。

1Lotとか1枚と言うと、何だか大したこと無い様な感じするけど、実は約100万円分の取引だぞ。結構な大金だよな。


レバレッジをかけた取引

では、10,000通貨から取引している会社を使うと最初に証拠金を100万も用意しなくてはいけないのでしょうか?

いいえ、そんな事はありません。

FXにはレバレッジという仕組みによって証拠金の25倍までの取引ができるので、実際に100万円を持っていなくてもわずか4万円あれば100万円分の取引が可能です。(4万円 × 25倍 = 100万円)

レバレッジに関しては下記の記事にも詳細に書いてますので、参考にしてみて下さい。

少ない資金でも大きな利益に!? FXのレバレッジとは!

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