以前にも紹介しました、マネースクエアが公開するトラリピパーフェクトガイドに続編が登場しましたので、ご紹介します。
今回は上級者向けにハーフ&ハーフ戦略や、複数通貨ペアの運用について詳しくまとめられています。
すでに運用していて、さらにトラリピを使いこなしたい人に、かなり参考になると思います。
以前にも好評だったパーフェクトガイドの第二弾が登場しました
ぜひ読んでみてくださいね
【上級者向け】トラリピパーフェクトガイド第2弾がリリース
僕が運用しているFX自動売買のトラリピでは、初心者向けにわかりやすく仕組みを解説するトラリピパーフェクトガイドがリリースされています。
第1弾は初心者向けに資金の事から設定の仕掛け方まで、トラリピを始めるまでに必要な内容が揃っています。
今回の第2弾はさらにトラリピを使いこなすために、複数通貨ペアでの運用からハーフ&ハーフ戦略まで詳しく載っています。
まだトラリピを初めていない人も、すでに使いこなしている人も、読んでおいて損はない内容ですよ。
第1弾から読むことでさらに理解が深まります。
まだ読んでない人は、第1弾から読んでみてくださいね。
https://jinfxblog.com/archives/31485
複数の通貨ペアで仕掛けた方が効率的
パーフェクトガイド第二弾でも紹介されている、トラリピ運用のコツ。
投資は分散することで、一方が不調な時も一方が利益を出し続けてくれます。
2023年の株式相場のように、米国株が軟調でも日本株に投資しておくことで、日経平均が3万円代に回復した恩恵を受けることができるのです。
せっかく爆上げしているなら、乗っかりたいのが投資家の本音でしょう。
分散の効果はFXにおいても同じで、米ドル円は動いてますが豪ドル円は動かないということも、よくあることです。
トラリピでも複数の通貨ペアを運用しておけば、収益化のチャンスも増えて、決済回数も増えてくるでしょう。
分散するなら地理的にも分散できる、トラリピ世界戦略の通貨ペア(豪ドルNZドル、ユーロ英ポンド、ドルカナダ)がいいと僕は思います。
分散効果は他記事で確認してくださいね。
https://jinfxblog.com/archives/31937
買いと売りを仕掛けるハーフ&ハーフ戦略
ここでは第2弾のパーフェクトガイドの内容を少し紹介しましょう。
トラリピでは一方向に買いや売り注文を仕掛けるだけでなく、上下に買いと売りを仕掛けるハーフ&ハーフ戦略というものがあります。
このハーフ&ハーフ戦略は、簡単に言えばトラリピを仕掛けるレンジ幅を大きく2分して、上に売り注文、下に買い注文を並べた戦略。
レンジ相場の通貨ペアをハーフ&ハーフ戦略でトラリピを仕掛けると、レンジ幅内を動けば動くほど決済して利益に変えていきます。
通常は一方向にプラススワップ方向を仕掛けるのですが、これだと必要な証拠金も多くなってしまい、証拠金によってはすべてのレンジ幅をカバーできない可能性があります。
ハーフ&ハーフ戦略の最大のメリットは、この2分した買い売り注文の多い方の証拠金だけで設定を仕掛けることができるのです。
一方向で設定を仕掛けるより半分くらいの証拠金で、広いレンジ幅をカバーできるハーフ&ハーフ戦略は、戦略の幅が広がります。
半分の証拠金でレンジ幅をカバーできるなんて、お得すぎる♪
少額運用の人に有効な戦略!
ハーフ&ハーフ戦略のデメリットは?
- 両建て設定になること
- 上下どちらにレンジアウトしても損失になる
- マイナススワップを支払うことがある
万能に見えるハーフ&ハーフ戦略はデメリットもあります。
基本的に買いと売りを同時に持つことがあるので、合理性に欠くことがあります。
両建ては僕も緊急回避で使いましたが、基本的にはおすすめしませんし、FX会社も推奨していません。
そしてハーフ&ハーフ戦略では、上下どちらに抜けてしまっても損失になり、ロスカットの可能性もあります。
想定レンジ幅を広くとっておかないと、損失の危険があることを理解しておいてください。
さらに僕が米ドル円の売りでマイナススワップを払い続けているよに、マイナススワップ方向の滞空時間が長いほど苦しくなっていきます。
FXではスワップポイントを毎日支払う必要がありますが、両建てで買いと売りを持ってもマイナススワップの方が大きいのでマイナスになっていきます。
ハーフ&ハーフ戦略で仕掛ける場合でも、なるべくプラススワップの方向の対空時間が長いように仕掛けておく必要がありますね。
現在値とは違うレンジ幅にも仕掛けること
FX自動売買ではどこまでの価格を想定しておくか?が重要です。
僕がトラリピで仕掛ける時は、過去のリーマンショックの最安値水準まで下がってもロスカットしないようにしています。
現在価格付近にトラリピを仕掛けて利益を狙いたくなりますが、レンジアウトした場合に全く利益が発生しなくなってしまいます。
しかしハーフ&ハーフ戦略のように、広いレンジ幅をカバーする設定を仕掛けておくことで、どんな時でも決済して利益を出していくことができるんですね。
現在の価格帯だけでなく、あくまで余力を残して設定しておくこと。
FX自動売買は低レバレッジで運用すると、最近の大きく動く為替相場にも対応ができると思いますよ。
リスクをしっかり管理することがコツ
FX自動売買は相場が逆方向に動いても、自動的に発注してしまうため、歯止めが効きません。
もし想定以上に相場が動いてしまえば、ロスカットまで注文を入れてしまうことになります。
あらかじめ想定していた範囲にいる限りは問題ありませんが、どこまで最悪値を想定しておくかが重要なんです。
トラリピではリスクシミュレーションがあるので、レートを想定の最悪値にすることで、どれくらいの証拠金維持率になるかを想定できます。
複数の通貨ペアで運用しているとロスカットレートがわかりにくくなりますから、必ずシミュレーションしておきましょうね。
パーフェクトガイド第2段では、シミュレーションの使い方まで詳しく紹介されています。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ハーフ&ハーフ戦略は有効なようですが、デメリットもあります
マイナススワップのポジションを持ち続けると、僕のように痛い目を見ますからね
僕はトラリピではプラススワップ方向だけにしましたから、余裕です
含み損も気にしてません
証拠金維持率だけは気をつけようね
ここでご紹介したのは、パーフェクトガイドのごく一部!是非最後まで読んでくださいね!
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