強力な投資戦略「グロース投資」を解説します
前回は「バリュー投資」を紹介しましたがみんな読んでくれたかな・・・
バリュー投資とどう違うのか比較しながら読んでくれたら嬉しいです
ソース先
4 Key Investment Strategies to Learn Before Trading
https://www.investopedia.com/investing/investing-strategies/
前回の記事はこちら
https://jinfxblog.com/archives/36606
投資戦略はありますか?
あなたには「投資戦略」がありますか?なんとなくの感覚や勘に頼って、行き当たりばったりで投資していませんか?
投資をしていると「投資戦略」という言葉をよく耳にします。
「投資戦略」とは、投資で最終的に利益を生むことを目的として、あらかじめ準備・計画・運用の方策を立てることです。
しかし具体的にそれが何を意味するのか分からず、それを事前に決めずに売買を行っている人も多くいます。実に多くの投資家が運任せの投資をしており、トータルで損をしてしまう、はたまた市場から退場させられているのが実情です。
強力な投資戦略「グロース投資」
「投資戦略」には人それぞれ色々な考え方があります。そこでここからは、誰でも今すぐ真似できる「よく知られた投資戦略」を紹介していきます。
その1つが「グロース投資」と呼ばれるものです。
グロース投資とは
グロース投資とは、売上が急速に成長している企業の株を買う手法です。
企業価値から考えて株価が割安と判断される銘柄に投資する「バリュー投資」とは違っていて、株価の安さよりも、将来大きく成長しそうな会社に投資します。
グロース投資を好む人々は”次なる目玉”を探している人と言えるでしょう。ただし彼らはギャンブル的にお金を賭けているわけではありません。その企業が「いま健全であるかどうか」「成長の可能性があるかどうか」を評価するスキルが求められます。
バリュー投資は「割安」グロース投資は「成長」する株を買うことですね
グロース投資に向く人とは?
米ニューヨーク大学スターン経営学部の研究によると、以下のことが分かっています。
- 長期間の投資ではグロース株はバリュー株を下回るパフォーマンスを示す
- しかし同時に”短期間”においてはグロース株がバリュー株を大きく上回る時期もある
ここでいう”短期間”がいつ発生するのか、市場のタイミングを計ることは専門家でも難しいためオススメできません。ただ市場環境が今後良くなると信じている投資家は、グロース投資を検討しても良いでしょう。
グロース投資とはそもそもリスクが高く、しかもある特定の経済状況下でしか成功しにくい投資戦略となっています。
そのため大きな可能性を秘めた金融商品をバリュー投資よりも短い期間保有したい投資家にとって最適です。
また投資活動によるキャッシュ・フローや配当を気にしない投資家にとっても理想と言えます。
基本的にバリュー投資は「長期」グロース投資は「短期」と覚えとこう
グロース株の特徴
グロース株にはいくつか特徴があります。買うときのポイントにもなるので参考にしてみてください。
配当がない
まずグロース投資のデメリットの1つに、配当がない、もしくは配当が極端に少ないことが挙げられます。
成長企業というのは、これから未来に向けて利益や事業の規模を拡大していくことを目指しています。そのような会社の場合、莫大なお金が必要になるので、株主に配当金として支払えるような現金は残らないことが多いのです。
さらに儲けがどんどん増えていくと、その会社の価値評価もつられて高くなるので、新たに株を買おうとする人にとってはリスクの高い投資となってしまいます。
金利低下時はアウトパフォームしやすい
金利が低下している時はグロース株は好調になりやすいです。
金利が低いということはつまり、利息などの借り入れコストが低くなるため、企業は銀行などからお金を借りやすくなります。ですからイノベーションと事業の拡大に大金を必要とする新興企業は、金利低下期に運用成績が良くなる傾向があります。
不景気の兆候で打撃を受けやすい
一方で景気低迷のサインが現れると、最初に打撃を受けるのがグロース株です。
「不景気でお金が市場に回らなくなるのではないか」と心配する投資家が増えるのは、多くの資本金を必要とする新興企業にとってピンチと言えるでしょう。
経営陣の手腕を見極める必要がある
グロース投資家は、企業の経営陣たちがいかに優れているか、彼らの経営手腕を注意深く見極める必要もあります。そもそも企業を成長させることは、どの企業にとっても最も難しい課題なのです。
あなたが投資した企業は驚くような成長を遂げるかもしれませんが、主力製品がライバル企業に簡単にコピーできてしまうようなものだと問題です。そうなると長期的な成長は厳しいでしょう。
また新興企業は一般的に会社の規模が小さく、市場での存在感も低いため、バリュー企業よりも倒産の確率が高くなります。
つまりグロース投資は、他の投資戦略と比べてもお金を失うリスクが高くなることから、自由に使える手取り収入が少ない投資家にとってはあまり良い選択肢とは言えないのかもしれません。
グロース投資のメリット・デメリット
ではグロース投資のメリット・デメリットまとめです。
是非参考にしてみてくださいね。
バリュー投資に比べるとやっぱ難易度が上がる気がしますね
一瞬爆上げした成長株を大切に持ち続けてたらいつの間にかクソ化してたってことが何度あったか
そのほかの投資戦略記事はこちら
https://jinfxblog.com/archives/36606
https://jinfxblog.com/archives/36723
https://jinfxblog.com/archives/36662
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