僕が裁量トレードに使っているみんなのFXに、“新機能”が登場。
FXではポジション評価額と証拠金額によって、実質的なレバレッジを意識してトレードする必要があります。
自身がどれくらいリスクをとっているか目安になりますので、ぜひ意識してみてくださいね。
FXトレードに重要な“実効レバレッジ”
トレードする人は、ぜひ意識してみてくださいね
みんなのFXに実効レバレッジ表示機能が追加
僕がFXの裁量トレードで使っているみんなのFXに、“実効レバレッジの表示機能”が追加されました。
実効レバレッジは計算で出すか、シミュレーターを使って算出する必要がありましたが、計算しなくても管理画面上で確認できるようになりました。
「みんなのFX」における機能追加のお知らせ
みんなのFX https://min-fx.jp/press/20210712-1/
取引画面で実効レバレッジを確認できるようになりました
実効レバレッジとは、取引する通貨ペアや数量、純資産額をもとに算出した実際の運用レバレッジのことを言い、資金管理をする上で大切な数字です。この度、取引画面の口座照会で、実効レバレッジを一目で確認できるようになりましたので、お取引の際にチェックをしてみてください。
なぜ管理画面上に実効レバレッジがあるのか?
それはFXを安定して運用するなら、実効レバレッジがかなり重要だからなんです。
特に初心者は実効レバレッジを意識しておかないと、あっという間にロスカットしてしまいますよ。
そもそも実効レバレッジってなに?
実行レバレッジとは現時点で保有しているポジションで、どれくらいリスクを取ってトレードしているか表したものです。
簡単な例を以下に記載しておきます。
計算式:
ポジション評価額(取引数量 × 現在のレート) ÷ 有効証拠金 = 実効レバレッジ
例:
10万通貨 × 110円(米ドル円) ÷ 300万円 = 3.3倍
FXはレバレッジという元手資金より大きな金額を動かせる仕組みでトレードしています。
ポジション全体で見て、現時点の証拠金の何倍でトレードしているのかが、実効レバレッジです。
あまりピンと来ないかと思いますが、この実効レバレッジは調整すれば安全にFXを運用する目安にもなります。
実効レバレッジによる変動幅
わかりやすく米ドル円が110円の時に証拠金100万円の計算結果は、上記表の通り。
実効レバレッジが1倍は実質ロスカットは起こりませんが、計算上のロスカットラインを載せています。
実効レバレッジが低いほど耐えられる値幅は大きくなり、ロスカットせずに安定した運用ができるようになります。
記憶に新しい2020年のコロナショックでは、米ドル円は111円から100円前後まで大きく下落しました。
もし実効レバレッジが10倍で運用していたら、ロスカットして証拠金の大半を失っていることになります。
こればかりは通貨ペアによりますが、ロスカットラインは常に意識しておいた方が、暴落時に焦らないで済みます。
想定したレンジ幅内でほったらかしにできるくらいが理想的です。
実効レバレッジは何倍まで?
色々な意見があると思いますが、実効レバレッジは高くても5-8倍までがいいのではないかと思います。
安定した運用をしたいなら、実効レバレッジは
3倍程度が安全だぞ!
レバレッジのトレードはポンポン利益が出てしまうので、くせになりやすいんです。
欲張ってトレードすると、暴落した時にあっという間にロスカットして痛い目をみますよ。
僕も暴落して爆損する度に、もっと実効レバレッジを下げておけば良かったと後悔したものです。
FXの利益がくせになっていたんですね。
安定した運用をしたいなら十分な証拠金で、リスクを取りすぎないこと。
実効レバレッジは3倍程度までにしておいてくださいね。
慣れるまで実効レバレッジは上げすぎない
レバレッジがあるトレードはポンポン利益が出ますから、始めての人はついリスクを取り過ぎてしまうんですよ。
年に数回は暴落が起こって、そこでロスカットしてしまう人が多いんですね。
もし実効レバレッジを意識していれば、そんな事態は防げます。
僕も何度も暴落で含み損がヤバいことになって、気が付きました。
何年もFXを経験していると、いざ暴落が起こったときの対処も身につきます。
せめて損切りに慣れるまでは、実効レバレッジは上がりすぎないように気をつけてくださいね。
FXはレバレッジかけまくればちょっと動くだけでめっちゃ利益出るね〜
機会を逃さないように色々ポジションは入れておこっと。楽勝楽勝
ぎゃああ!!!米ドル円が暴落!含み損がヤバい!
実効レバレッジは3倍までが安全だよ。無理にポジションを持つのはやめような?
すでにロスカット寸前だ、利益がすべて吹き飛びそうだよ。オワッタ
実効レバレッジを上げすぎないように、3倍を意識して運用してみてね!
ちなみに動画でも解説しましたので、そちらも是非見てみてくださいね。
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