FXの注文方法シリーズ第3弾!
早速ですが、今回は指値(さしね)注文について解説していこうと思います!
指値注文とは
指値注文とは、「今よりも安いこの価格で買いたい・・・!」もしくは「今より高いこの価格で売りたい・・・!」と思ったときに予め指定して出す注文方法です。
価格を限定(=limit)することから、“リミット注文”とも呼ばれています。
相場というものは、一方的に上昇や下落をし続けることは、ほとんどありません。
トレンド*が崩れない程度に反発を繰り返し、波のように形成されます。
指値注文は、その反発を狙って発注します。
*トレンド・・・相場の流れのこと。
指値注文は、原則的に指定したレートで約定します。
なので、指定したレートよりも不利なレートで約定することはありません。
そのため、指値注文はスリッページ*が成行注文に比べて発生しづらいです。
*スリッページ・・・実勢レートと注文レートにズレが生じること。
また、指定したレートへ到達したときに、その時点の実勢レートの方が指値注文で指定したレートよりも有利だった場合、実勢レートで約定させてくれる証券会社やFX業者もあります!
指値注文の売買について
買いの指値注文
買いの指値注文は、現在の価格よりも安い価格を指定します。
例えば、図1のように現在の為替レートより安くなり107円から上昇するだろうと判断したとき、
107円の位置に予め指値注文を出すことができます。
売りの指値注文
売りの指値注文は、現在の価格よりも高い価格を指定します。
例えば、図2のように現在の為替レートより高くなり108円から下落するだろうと判断したとき、
108円の位置に予め指値注文を出すことができます。
決済としての指値注文について
指値注文は、決済として使用することも有効です。
例えば、107円で買ったポジションを108円で利益を確定させたい場合、
108円に決済の売り指値注文を出します。
すると、指定した為替レートで約定されます。
OCOに近いやり方ですが、OCOについては後日記事にまとめます。
指値注文は取り消すことができる!
予め為替レートを指定して注文する指値注文ですが、
約定前であれば指値注文を取り消すことができます!
例えば、107円の為替レートの位置に買い指値注文を置いたとします。
107円まで下落すると当時は予想していたけれど、
値動きが足りずに107.500円で反発しそうだから107円の買い指値注文を取り消したい・・・
その場合は、買い指値注文を取り消すことが可能です。
もし、107円に到達してしまい買いのポジションが建ってしまった場合、
すでに約定してしまっているので取り消すことはできません。諦めましょう。
あくまでも、約定前の話です。
思いがけないポジションが建ってしまった場合は、潔く損切りしよう!
悲しみを背負った含み損おじさんになりたくなければ
今すぐにでも損切りをするんだ!!
確かに最初に言った通り、相場は波のように形成されるので、
もしかしたら元の為替レートまで戻ってくるかもしれません。
しかし、予想外の急騰や急落で戻ってこない場合もあります。
不透明な未来に期待を抱くより、傷口が浅い今のうちに損切りをしたほうが楽に取り返せます。
手法にもよりますが、そこまで耐えれる資金が無い場合は損切りをして戦略を立て直しましょう!
指値注文のメリットとデメリット
指値注文のメリット
指値注文のメリットは以下の通りです。
- 予め指定した為替レートで注文が可能!
- チャートを常に見る必要がない!
- 成行注文より約定率が高い!
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指値注文のデメリット
指値注文のデメリットは以下の通りです。
- 指定した為替レートに届かない場合がある
- 約定されてしまった注文は自らの手で損切りする必要がある
- 注文の際に為替レートを指定するので少し手間がかかる
指値注文をマスターして時間を有効活用!
指値注文は、四六時中チャートを見なくていい注文方法です。
予め戦略を立てて発注するので、その分時間に余裕ができるかと思います。
時間に余裕ができたら投資の勉強をするもよし、趣味に時間を充てるもよしです!
好きなことと両立させて、充実した投資ライフを送ってくださいね!
その他の注文方法についてはこちら!
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