FXの注文方法シリーズ第5弾!
今回は、指値注文と逆指値注文を応用したOCO(オーシーオー)を紹介するよ
OCOとは
OCOとは、“One Cancels the other Order”の略で、一度に2つの注文を同時に出しておいて、どちらか片方の注文が約定したら、もう一方の注文は自動的にキャンセルされる注文方法です。
つまり、1回の注文で指値注文や逆指値注文を同時に出すことができるという非常に便利な注文方法です。
また、“One Cancels the other Order”の名前の通り、いずれかの注文が約定され、約定されなかったほうの注文は無効になります。
ですので、指値注文や逆指値注文のように
「うわあああ!うっかり指値の注文を取り消し忘れちゃって、約定されちゃったよおおお!」
なんてことにはならないので、とっても優秀な注文方法だと思います!
またOCOは、指値注文や逆指値注文の応用ですので、
「指値注文と逆指値注文の特徴がいまいち分からないかも・・・」
という方は、理解を深めるために以下の記事を読んでみてくださいね!
OCOの売買について
OCOは、大きく分けて新規の注文方法と決済の注文方法の2つに分けられます。
それぞれ特徴が違いますので、注意して読み進めてください!
新規注文でのOCO
新規注文としてOCOを使用する場合は、必ず指値注文同士の組み合わせ、または、逆指値注文同士の組み合わせになります。
指値注文同士の組み合わせの場合
例えば、レンジ相場に限らず為替レートがある値幅で動いている場合、
値幅の上限で売り・値幅の下限で買いという取引をしたいときや、「なんかよく分からないけど過去一番安いところで買い、過去一番高いところで売りを仕込みたいなぁ。」というときに指値同士のOCOが使えます。
この注文方法は、相場がどちらに動いたとしても非常に有利なレートで取引できることが可能です。
逆指値同士の組み合わせの場合
例えば、「この先どちらの方向に動くか分からないけど、上下どちらかのとある為替レートを超えたら大きなトレンド*が発生しそうだからその方向に予め注文を仕込みたい・・・」というときに逆指値同士のOCOが使えます。
*トレンド・・・相場の流れのこと。
この注文方法は、売りと買いの注文を同時に出すことによって、どちらかに相場が動いたとしても大きなトレンドが発生したときにその流れに乗るポジションを建てることが可能です。
決済注文でのOCO
決済注文としてOCOを使用する場合は、必ず指値注文と逆指値注文の組み合わせになります。
例えば、買いポジションを持っている場合、「ここまで上昇したら売りの決済指値注文、ここまで下落したら売りの決済逆指値注文を同時に出したいなぁ。」というときにOCOを使用することができます。
反対に、売りポジションを持っている場合は、「買いの決済指値注文と買いの逆指値注文」を出すことができます。
これらの方法は、利益の確定と損失の限定が行えるので
「OCOの使い方といえばこの方法!」という印象が強いです。(※個人的なイメージですが)
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OCOを活用して淡々としたトレードを!
初心者でなくても、つい熱くなってしまうトレード。
ローソク足の値動きに気持ちを持っていかれ、
結局は利益確定や損失限定の機会を逃してしまう・・・なんてこともあります。
機械的にトレードする癖をつけるためにも、
OCOで設定した注文の通りにトレードしてみるのもありかもしれないですね!
まぁ、僕の場合は気持ちを持っていかれて含み損を抱えていくタイプだけどね。
みんな僕のようにはなってはいけないよ。
その他の注文方法についてはこちら
https://jinfxblog.com/archives/7026
https://jinfxblog.com/archives/7573
https://jinfxblog.com/archives/7626
https://jinfxblog.com/archives/7787
https://jinfxblog.com/archives/7902
初心者からここまで成長したFX YouTuber JINがおすすめする業者は以下の通り
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