初めての!FXの注文方法 〈逆指値注文編〉

FXの注文方法シリーズ第4弾!
今回は、逆指値(ぎゃくさしね)注文編です!

逆指値注文とは

逆指値注文とは、「今よりも高いこの為替レート以上で買いたい・・・」、もしくは「今よりも安いこの為替レート以下で売りたい・・・」というときに、為替レートを指定して出す注文方法です。

予め為替レートを指定して注文するというところは、以前の記事でお伝えした指値注文と同じです。

逆指値だからといって約定率も逆に低くなるということは無いのでご安心を!!


損失をこれ以上食い止める(ストップロス)ということから“ストップ注文”とも呼ばれている!


指値注文が今より有利なレートで注文するのに対し、逆指値注文は今よりも不利なレートで注文を出します。

そのため、主に損失を限定させる“損切り”“利益確保”のために使われることが多いです。

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逆指値注文の売買について

買いの逆指値注文

図1:買いの逆指値注文

買いの逆指値注文の場合現在の価格より高い価格を指定します。

例えば、図1のように現在の価格より高くなり、前回の高値である107円を上回ると判断したとき、
107円の位置に予め逆指値注文を出すことができます。

売りの逆指値注文

図2:売りの逆指値注文

売りの逆指値注文の場合現在の価格より安い価格を指定します。

例えば、図2のように現在の価格より安くなり、前回の安値である109円を下回ると判断したとき、
109円の位置に予め逆指値注文を出すことができます。

損失を限定させる逆指値注文

成行注文でも指値注文でも、相場が予想に反して動く場合があります。
その際、建てたポジションは予想と真逆に動いているので含み損を抱えている状態になります。

そこで損切りをするわけですが、もちろん成行注文で行うこともできます。
しかし、うっかりチャートから目を離して損切りのタイミングを逃してしまうということもあり得るでしょう。

そのうっかりを防ぐためにも逆指値注文は役に立ちます。

図3:損切りの逆指値注文

例えば、図3のように110円まで下落してそこから反発するだろうと判断し110円で買いのポジションを建てたとします。


しかし、予想の110円で反発せずに緩やかに下落してそのまま109円まで下落しそうだと判断した時に、109円に売りの逆指値を設定します。


すると、建てたポジションは1円分の損失で抑えることができます。

利益を確保するための逆指値注文

図4:利益を確保する逆指値注文

逆指値注文では、損切りだけではなく今出ている利益を確保することができます。

例えば、109円で買いのポジションを建てて予想通り110円を超えたとします。
まだ上昇し続けると予想していますが、最低限1円分の差益を確保したいときに110円に売りの逆指値を設定します。


すると、建てたポジションは110円で決済されるので1円分の利益が確定されます。


確かに損切りや今出ている利益を確保するために使われていることは分かる。
でも、普通に逆指値注文で注文したら「現在の為替レートより下がったら売る」もしくは「現在の為替レートより上がったら買う」ことになるから高値を掴んだり安値を掴んだりしちゃうんじゃないの?

 

相場の波に乗れなかったりするとそうなることもある。
詳しくは次の項目で解説するぞ!

相場の波に乗るための逆指値注文

図5:相場の波に乗る逆指値注文

これは手法やテクニカル分析の話にもなりますが、相場の波に乗るために逆指値注文を活用することもあります。

例えば、図5のように上昇が続いている相場の場合、上昇がこれからも続くと判断した場合に前回の高値を上回るだろうと判断した時に、前回の高値と同じ為替レートに逆指値注文を出すこともできます。

レンジブレイクを想定した逆指値注文

図6:レンジブレイクを想定した逆指値注文

またトレンドが発生していないレンジ相場*の場合、高値もしくは安値をいずれは更新するだろうと判断した時に、動きそうな方向に逆指値注文を出すこともできます。

*レンジ相場・・・一定の値幅を行ったり来たりしている相場のこと。

これらのように、相場の波に乗るために逆指値注文を出すこともできますが、
いずれの方法も失敗をすると高値掴みや安値掴みになってしまいます。

予想と違う値動きをすることはよくあることなので、損切りはしっかりと行いましょう。

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逆指値注文のメリットとデメリット

逆指値注文のメリット

逆指値注文のメリットは以下の通りです。

  • 損切りの注文として使える!
  • 利益確定の決済として使える!

逆指値注文のデメリット

逆指値注文のデメリットは以下の通りです。

  • 気を付けないと高値や安値を掴んでしまう

逆指値注文を制する者はトレードを制する!

逆指値注文は、使い方を覚えれば相場の波に乗ることができるで、
FXを制したと言っても過言ではありません。

ただ、何事も油断は禁物です。
いくら使いこなせたからと言って油断していては足元をすくわれます。

上手く相場の波に乗って爆益系FXトレーダーを目指しましょう!

その他の注文方法についてはこちら

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